憔悴報告

All about 映画関係、妄想関係、日々の出来事。

ビフォア・ミュータント

2006年09月19日 | 今後の映画
予告編など何本か観たのでそれについて。

①『STAY ステイ』
もうDVDが出てるのに劇場でもやるという。
これは、何かのイベントなどではない。
名画座の古典上映では断じてない。
バリバリの新作を、だ。
すごーく悪寒。
こういう事態が「当たり前のこと」になってしまったら、映画館は潰れるしかないじゃん。
誰か何とかせい、とほざいても無駄なのだが、しかし、割とメジャーな作品がこういう扱いでいいのか。

それはそれとして、この予告のもろネタばらし精神にはどう対応していいものか。
『シックス・センス』の最初に出てきた「ブルース・ウィリスからのお願い」とまったく逆のことをやっているのである。
すなわち、「この映画には、こういうネタバレがあります。ご承知の上で、ご鑑賞ください。―宣伝部一同」ってこと。
これは、「もうネタバレ恐怖症なんて古いゼ。ネタがバレてもおもしろいものこそ名画っしょ?」という意思表明なのか。
それにしても、これではただのやけっぱちだ。
ネタがないのは予告編製作スタッフの方ではあるまいか。
やり方がエレガントではない。

ただ、作品自体、いわゆる「クイズのような謎解き映画」を指向してもいない気はする。
おもしろいかどうかはもちろん分からない。
DVDで観るかも。


②『ただ、君を愛してる』
にゃんにゃん&メガネモードの宮崎あおい「キスできたら、死んでもいい」とか言うのだ。
卒倒するかと思った。
これ、ヤバくね?
絶対観よう。


③『エラゴン』
エラゴンの「ラゴン」の部分って、ドラゴンの「ラゴン」のことだったのか!!(我ながらコメントがアホっぽい)
つーわけで、ドラゴンライダーの映画らしいです。
しかし、ジェレミー・アイアンズがたまらなく愛おしい映画な気がするのだが。
『キングダム・オブ・ヘブン』からさらに格上げか。
なにやらまた「ファンタジー」をウリにしてるくせに、この野蛮臭はなんだ。
おれには『13ウォリアーズ』+『サラマンダー』に見えるのだが。
つまり、その中心がジェレミー・アイアンズか。
だとしたら大変すばらしい。
若い奴はどうでもいいとしても、ドラゴンもカッコよさそうだし、これも観ることにきーめた。


④『海賊版撲滅キャンペーン』
悪名轟き過ぎ。
もう何もコメントできない。
が、あえて言おう。
美月ちゃんは何も悪くない!
悪いのはエラい(かつバカな)おじさん(orおばば)たちなんです!
みなさん、美月ちゃんを攻めないでください!


業務報告
●おれは予告編観るの大好きだけど、「はやく始まれよ!」って態度取る人もいるよね。
だから何ってわけではない。


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