十六夜の SORA から 夢が降ってくる

いつも全快で 愛と笑い 届けます
 ☆You'll never walk alone☆
~ RYO,IWAI ~

久しぶりに・・・息子

2012-09-14 01:34:07 | SORAからの贈り物☆日記☆

昨日のタイトルと被るんですけど・・・

今日恵比寿ガーデンプレースで 3年ぶりに親父に逢った

親父と言っても本当の親父ではなく 世話になった社長さんです

私は小さい頃から実の親父を知らないし その親父も既にこの世にはいない

子供の頃は“お父さん”と言う存在と言うか響きに憧れた時期もあったね

社会に出て 色んな上司や世話になった先輩は沢山いたけど

今日逢った小倉社長は 私だけではなく私の様な生き方をしている仲間の間で

“実の親父より尊敬出来る親父”

そう言われている存在であり それだけの魅力を持った人である

6月くらいに 小倉社長の会社で私が働いていた時の部下から

『一緒に海外に行った際 いつもの社長ではなかったんです』

と心配なメッセージを貰い ずっと逢ってなかったから心配になってメールした

その返事が7月の中旬にあり“今リハビリ中 8月に連絡する”だった

8月が終わっても連絡がなく“リハビリ”と言う言葉が気になっていた

やっと先日連絡があり 今日3年ぶりの再会となったのだ



この数年で糖尿病を患い 心筋梗塞で手術 そして今年脳梗塞で倒れていた

いつも常に強気で 発想力たるや他の追随を許さない程の頭脳

次から次へと世の中のブームを作り 手掛けた企画は誰もが知るものばかり

そんな彼が テーブルを挟んだ椅子に とても小さく座っていた

杖をつき 右手右足がまだ麻痺していて やっと言葉が出る状態

そんな小倉社長が私に 開口一番言ったのが

『しっかりやってるのか?儲けてるか?面白い企画がある お前がやれ』

沢山の彼を尊敬する部下と言う子供達の中で 私の事を“長男”と呼ぶ

“親父さんも歳だから そろそろ後継考えないとやばいすね”

冗談めかして私が言うと“バカ野郎”と笑っていた

あれだけ体調が悪くても 息子たちにはまだまだ負けないらしいです

本当の家族のない人だから“俺たちが墓守しますから”って良く言って怒られたな

何だか 本当の親父を知らない私には 彼が本当の親父に見えてね

『次会う時は 美味い飯食わせて下さいよ』

そう言う私に わかったよと笑う親父 やっぱり格好良いね

私もいつか 自分の後輩たちにこんな風に言われる生き方したいな

そんな風に思いながら 秋風の恵比寿を後にした・・・