印度嫁入り日記

徒然なるままに日々をレポートします

さよなら山田先生

2017-05-02 | 療育の話@ロンドン
加配の山田先生(仮名)が来てくれてから早1年。

学校外の言語療法に研修を兼ねて一緒に来てくれたり
仕事だからというだけではなく
テレタビ氏の親身になって
面倒を見てくれているのが伝わる良い先生。

保護者の私達ではなかなかわからない
学校内の様子を教えてくれたり
テレタビ氏に良いと思うことを提案して実行してくれたり
とても頼もしく安心感が持てる先生。

肩書きは臨時の教員補佐(アシスタントティーチャー)
職員の中で唯一のアジア人ということや
臨時職員でしかも教員補佐ということで
肩身の狭い思いをしたんじゃないかと思うけど

実は児童心理学の大学院に行ってるとかで
担任の先生達より
はるかに発達障害の子供に理解があり
その分野に興味がある人に担当してもらえて
とてもラッキーでした。

でも他にいい仕事が決まったと言うことでの退職。
テレタビ氏の環境が変わることは
望ましいことではないけど
変わることが世の常なのだから仕方がない。

「山田先生にお手紙書く?」と聞くと
「山田先生へ、
寂しくなるよ。
先生が1番!
僕を助けてくれてありがとう。」
と前から考えていたようで
スラスラ書き上げました。

実は山田先生の新しい仕事は
お役所の特別支援課のマネージャー
私達が全然支援してもらえなかったところ。
テレタビ氏の特別支援は認可されたので
これ以上お役所のお世話になる必要はないと思うけど
山田先生がいるということは心強い。
(ウチの管轄のお役所ではないらしいけど)

先生も後ろ髪引かれる思いがあるらしく
「月一でテレタビ氏の家庭教師やります」と申し出てくれたらしい。
家庭教師は必要ないけど
テレタビ氏を思ってくれる気持ちは嬉しい。

いい先生に出会えてよかったなー。

実は新しい加配の先生の名前も「山田先生」
テレタビ氏は「もう1人の山田先生」と呼んでいるのですが
いつまでそう呼ぶのかしら?
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特別支援のプロセスの続きの続き

2017-03-30 | 療育の話@ロンドン
前回の特別支援プロセスの続きから3ヶ月

加配の先生もいるし
自費だけど言語療法も作業療法もできているので
どーでもええかと思い始めた
特別支援の申請プロセス

ようやく申請書が完成し
申請するというところまでになりました。

イギリスに来て1年半
予定駐在期間3年の半分経って
ようやくここまで来ました。

申請内容は
加配の先生
学校での言語療法、週一、30分
作業療法

今は言語療法は週一、45分。
短くなるけど
学校生活に必要な内容になるのと
お友達などにも入ってもらったり
担任の先生へアドバイスやトレーニングなどもしてもらえるので
いいと思いますよと
今の言語療法士のお姉さんに言われました。

これから申請して
承認されると晴れて特別支援を正式に受けられるようになります。

前々から思ってるのですが
転勤族なもので
毎回の転勤で環境が変わるだけでなく
支援の必要性を学校に訴え
テレタビ氏が落ち着いて学校生活を送れるように整えるのに時間がかかるのと
支援自体がない国は避けるつもりですが
本国のインドはどうしても避けられないということもあり

落ち着いて(インドじゃないところで)一箇所で生活できたらいいなと
思う今日この頃。

あくまでテレタビ氏のためだからね〜(笑)


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MR.タンブ〜〜〜ル

2017-01-29 | 療育の話@ロンドン
マカトンとタンブルの続き

最近テレビの内容がわかってきたらしいジナン坊

映画だと
脱走し始めるのに

子供向け番組だと楽しそうに見る。

どうせテレビをつけるなら
教育上良いものをと

録画予約してるのに全然モチベーションが上がらず溜まっていた
天下のBBCの教育番組、「MR.タンブル(原題:something special)」再生。

ジナン坊は気に入ったようで
番組ではお決まりの
鼻を触る仕草ができるようになりました。
(ちなみに設定上は魔法のおまじないの仕草)

他にも「もっと」とか「痛い、危ない」とか
「ごちそうさま」など
何か仕草をすると意思疎通がしやすい
という事に気付き始めているようです

1日引きこもっていると
「テレビを観たい」とアピールすることがあり
そういう時には
「MR.タンブル」

テレタビ氏がパソコンしてる時に
ジナン坊が邪魔しに行って
兄弟喧嘩になるときも
「MR.タンブ〜〜ル」

そうこうしていると
テレタビ氏も一緒に観るようになり
手話を真似するようになりました。

先日公園に行った時、
「わー池が凍ってル〜〜」
「じゃ、手話してみよう!イケ、コオッテル〜〜」

とか「手話してみよう、オオキナ木」

などMR.タンブルの真似をして
思いつきのデラため手話をうれしそうにしたりして
手話に興味を持ったようです。

モチベーション上がらない〜〜
覚えられない〜〜と
言ってましたが

それどころではなくなりました。(笑)
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食わず嫌い克服トレーニング

2017-01-10 | 療育の話@ロンドン
国営の作業療法の診断では
「ご家庭で食わず嫌いをこのように克服してください。
期日までに連絡がない場合は、克服できたものとみなします」

と、つれないことを言われ

通ってる言語療法のセンターで
作業療法もやってると聞き
早速行ってきました。

診断の後、

「とにかく最優先は食事ですね」
「まず集中的にやりましょう」

とのことで、食わず嫌い克服トレーニング。

週一で4回の集中レッスンをすることになりました。

初回レッスンでは
マンゴーやパイナップルも食べたらしい。

先生の話では
前歯でしか噛まないので
丸呑みになり
オエっとなってる、とのこと。

ジャングルで得体の知れない巨大イモムシを
食べろって言われたら
やっぱり前歯でちょっとかじってみるのが
精一杯っていうのと
同じイメージかな。

食わず嫌い集中講座では
いろんなものを恐れずしっかり奥歯で噛めるよう練習します。

とにかく一回出してもまた口に入れて
小さく噛み砕いて飲み込むことを覚えるそうです。

うちでも並行で少しずつ練習



弟のを分けてもらう(笑)
柔らかく茹でたニンジンとブロッコリー
ジナン坊は手づかみで口に入れては出したり
豪快ですが

長男はお上品なフレンチ的な盛り付け。

先生の指示にはおとなしく従っていたらしいのに
うちでは「マズイ〜食べたくない」とゴネたりしつつ

初めてのブロッコリー。
オエっとなりつつ頑張って飲み込めました。

食べたらご褒美。
チョコクッキー。
ご褒美の方が大きいけど。

いい記憶として刷り込む(笑)

やっぱり苦手な食べ物克服は
無理矢理食べさせてトラウマになったりするのも怖いし
専門家の指導のもとできるほうが安心です。

これでいろいろ食べられるようになるといいなぁ
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特別支援のプロセスの続き

2016-12-20 | 療育の話@ロンドン
特別支援のプロセスを区の担当者が説明にきて早1ヶ月。

昨日学校でテレタビ氏のアセスメント(評価)があるというので
旦那様が行ってきました。

次のプロセスである
関係者が集まり支援内容の話し合いをするもの

だと思ったら、

自閉症サポートグループの担当者が来て
テレタビ氏の評価レポートを書くために
関係者にヒアリングと
テレタビ氏の様子を観察に来たらしい。

区の担当者の
レポート集めの一環として
提出するように言われて来たらしい。

ってことはまだレポート集めしてるの?
先生と保護者にヒアリングして書くわけだから
同じ内容よね?

特別支援プロセス担当の先生も
さすがにイラっとしてたらしい。

医者の診断書
学校のレポート
言語療法士のレポート(自己負担)
作業療法士の診断書

はすでに提出済み。

これで必要な情報は十分カバーされてると思うけど
ほとんど関係ないところにレポート提出させるなんて
時間稼ぎとしか思えない。
これこそ金と人材の無駄遣いやな。

お役所仕事なのか
駐在外人に金は一銭も出さんぞという嫌がらせなのか。

帰任前にようやく承認されるって感じになるんじゃないかと思わずにいられない今日この頃。

あ、作業療法のレポートでは
「ご家庭で食わず嫌いをこのように克服してください。
それでも問題がある場合は何月何日までにご連絡ください。
期日までに連絡がない場合は、克服できたものとみなします」
やってさ。

うちでできたら警察いらんわー!

国営の無料サービスはこんな感じよ。
無料サービスじゃなくて
無サービス!!!!

イギリスには(お金を出せば)いい療育があるし
そのために来て
目的は果たせてるわけだから
まぁいいのかなー

国営サービスに期待する方が間違ってたと悟る
イギリス生活2年目
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行き場のない気持ち

2016-11-23 | 療育の話@ロンドン
うちは重度という診断書を貰い
学校に対して積極的に働きかけて
学校も協力的に対応してくれて
このスピード感。

親が気づいてない子の場合、
よほどひどい問題行動があったとしても
学校側が教育心理士を呼んで診断することはほぼゼロ。

問題児というレッテルを貼られ
厳しく注意ばかり受け育てば
自尊心も育たない。
勉強だってやる気にもならないし
支援や配慮がなければできることだってできない。

バイオリンのクラスを見学していて
毎回とても厳しく叱られてる子がいる。
うちの子も注意散漫だけど
周りの理解があるので
注意はされても
厳しく叱られることはない。

診断があるかないかの差は大きい。

診断の予約を入れてから
実際に診断を受けるまで6ヶ月。

それから加配の先生なりの最低限のサポートを受けられるまでまた何ヶ月もかかり

長期的な特別支援が受けられるまでに一年以上かかる。

小さな子の発達において
一年はとても長くて貴重な時間。

療育を始めるのは早ければ早いほど効果があると医学的に言われている中での
このスピード感というかスピード感のなさ。

診断を受けるのをもし迷ってる人がいるなら
とにかく予約だけはした方がいいよと言いたい。

心の準備は予約の後に十分過ぎるほどできる。

診断を受けて
なんでもなかったならそれはそれでいいし
診断名がつけば必要な療育が受けられる。
診断名がつけば、「躾が甘い親」と言う外野の声も気にならなくなるし
どうしたらよいのか道が見えてくる。
問題児という扱いを受けずに済む。

ベトナムの直球先生には
4歳から始めるのは遅すぎと怒られたけど、
イギリスで4歳から発達障害の療育を始められるのは
よほど重度かレアケースじゃないかと感じる。

インクルージョン教育かなんか知らんけど
放置体質じゃ意味ないんだよ!

と行き場のない憤り。
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特別支援申請のプロセス

2016-11-23 | 療育の話@ロンドン
7月末の学年度末に提出した特別支援申請書

音沙汰なく間も無く4ヶ月。

役所の担当者がうちにやってきました。
今後のすべてのやり取りの窓口になるとのこと。
今後のプロセスを説明をしてもらいました。

まだプロセスがあるんかい。。。汗

一、これから学校の報告書や医師の診断書を集め書類作成。

二、校長、担任教員、医師、言語療法士、保護者など関係者を集め書類内容の確認。
必要なサポートについて検討しまとめる。

三、特別支援決定会議に提出し承認されるのをひたすら待つ。

学校の報告書や医師の診断書って
もう提出してるやん〜
二度手間!!

旦那様が
質問:プロセスの2番はいつ頃の予定になりますか?

と聞くと

答え:書類集めは今から3週間ほどかかります。
運が良ければクリスマス前に開催出来ると良いですが
学校が冬休みに入るので
1月になると思ってもらった方がいいかもしれません。

質問:特別支援申請書を提出してから
20週間以内に決定されるとのことですが
1月には支援が得られといことで良いですが?

答え:そうなるいいですね。

いい人そうなんだけど歯切れわる〜。

ロンドンに来てから一年半で支援が始まるかどうかと言ったところです。

しかも支援を受けるのに一年以上かかるのに
予算の見直しは毎年あるそうな。

気が遠くなりそう。



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マカトンとタンブル

2016-11-20 | 療育の話@ロンドン
先日テレタビ氏の言語療法に着いて行き
先月から新しく来た言語療法士のお姉さんに質問してみた。

言語療法士の方はなぜ手話を使うのですか?

イギリスに来て
初めてちゃんとした言語療法士さんの療育の様子を見ての一番初めの感想だったのですが

聞こうと思いつつ
なかなか着いて行く機会がなく聞けずにいました。

耳で入る情報に加えて
視覚的な情報を与えた方が理解しやすい。
ということはなんとなくわかるけど
プロの説明を聞いてみたい。

そして家庭でもやった方がいいかどうか。

言語療法士のお姉さんの答えは
テレタビ氏は手話による視覚的サポートは
必要ないくらい言語理解ができているので
手話は特に必要ありませんが、
理解するのが難しそうな時や
取り乱している時などに
「(落ち着いて)聞きなさい」など指示をする時に使うといいかもしれません。

ということでした。

もう1つの質問、

手話にもイギリス式、アメリカ式とありますが
何式の手話を使われているのですか?

同じ手話でも国や言語によって違うし
英語でもイギリス式とアメリカ式では違うということは確認済み。
もしするなら私も同じ方式の手話を勉強したいと思って。

実はなかなかできていないけど
ベビーサインに興味がありつつ
全然定着できていないので
テレタビ氏と合わせてベビーサインも一緒にすれば
私のモチベーションも上がるかなと。汗。。。

すると「私はマカトンを使ってます」

あのカラフルで甘いやつねー?

‥マカロンじゃなくてね。。。(笑)

手話との違いは単語が手話よりも少なく、
動作も簡略化されているので、
身体に不自由が有る場合や知能が低い場合でも動作を行いやすいという特徴が有ります。

こちらから抜粋

だそうで、コミュニケーションが苦手な人のために使われる手話らしい。

イギリス版NHKのBBCでは
マカトンをとりいれた子供向け教育番組があり
一般の子供にも人気のようです。

ということで早速
マカトンの本も購入。
でもやっぱり見たほうがわかりやすいけど
DVDを買うのはもったいないので
BBC録画!!
ミスタータンブル〜!!


今日は子供向けの教育番組を
真剣に歌いながら手話を必死に真似してみました。

覚えらんない〜
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バイオリンレッスン

2016-09-27 | 療育の話@ロンドン
火曜日の放課後はバイオリンのグループレッスン。

これが1週間の中で一番の難関。

テレタビ君はいつもの時間に下校できないことや
いつもの正門から下校できないことという
ルーチン変更が耐えられない。

典型的なケース。

放課後のレッスンは特別に免除してもらえないかという話が
加配の先生や担任の先生からもあったけど
校長先生が却下。
バイオリンレッスンはあくまで全員必須で特例なしの一点張り。

放課後のバイオリンのレッスンを
泣かずに受けられるようにする。
というのが
テレタビ君の三大目標の1つというくらい大きな問題になっており

大人たちが知恵を絞って
バイオリン対策にあたり

先週から旦那様がバイオリンレッスンに同席
(もともと放課後のレッスンは保護者見学が推奨されています)

先週、
加配の先生が
ソーシャルストーリーを用意して
今週は準備万端。

ソーシャルストーリーという言葉は
聞いたことあったけど
実際どんなものかは見たのは今回初めて。
こういう場合はこうしましょうと具体的に提示すると読んだことがありましたが

もらってきたソーシャルストーリーはこんな感じ。
*******
僕はテレタビ。
僕は2年生。
2年生は放課後残ってレッスンがある。
火曜日は放課後バイオリンレッスンがある。

火曜日はいつもの正門ではなく
緑のドアから下校する。
火曜日はバイオリンのレッスンにクラスメイトの保護者が見学に来る時がある。
火曜日はダディやマミーがバイオリンのレッスンを見学に来る時がある。

バイオリンのレッスンが終わったら
ダディかマミーかドライバーのおじさんが迎えに来る。

*******

洗脳?
自己暗示?
起こりうるすべての出来事をできるだけ網羅しためちゃくどい火曜日の放課後のスケジュール(笑)
これで何が起こっても心の準備オッケーというわけ(笑)

月曜日の夜から
「明日はマミーとベビーがバイオリンのレッスンに行くから泣いたらダメだよ」と念押しし
火曜日の朝は
このソーシャルストーリーを一読させ
準備万端。

その甲斐あってか
今日のバイオリンのレッスンは
驚くほどご機嫌でスムーズに始まりました。
そんなに問題だったのかと思うほど。

先生の指示には
頑張って従おうとしてるけど
やっぱり耳に入ってないことも多々あり。

それを全部注意されてたら嫌になるかな。

見ていると
他の子供達もそんなにみんなちゃんとしてるわけでもなく
やたら関係ない質問をする子がいたり
先生の話を聞いてない子がいたり。
まーこの年の子はこんなもんかー

見学に来ていた保護者は
今日は私だけ。

テレタビ君は嬉しそうにこちらをチラチラ見ながら
頑張っていました。



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特別支援申請書

2016-07-19 | 療育の話@ロンドン
入学して10ヶ月。
明日で学年度末。

入学してからずっとお願いしてきた
特別支援の申請書をようやく提出してもらう手はずが整いました。

提出前に内容をご確認くださいと
申請書のコピーをもらってきました。

保護者の方にはショックな内容かもしれませんが、
支援が必要と認めてもらうためですので
ご了承くださいとのこと。

申請書には
テレタビ君の学校生活で
困っていること
できないこと
支援が必要なことが書いてあり

例えば
ランチに一対一のサポートが必要だとか

足し算引き算はできるけど
文章問題は全く理解できてないとか
指示が長いと全部は覚えてられないとか

I やyouなどの代名詞が誰のことかわからない。
What whyなどの疑問詞がきちんと理解できていない。

感情をうまくコントロールできず
泣き始めたら
自分で気持ちの切り替えができない。
泣いている理由が説明できない。

一つのことを始めたら
それが終わらないとパニックになる。
朝礼など学校生活の中のポイントとなる行事が
予定変更されるとパニックになる。

などなど。

内容自体は驚くような新しい情報ではないけど

学校生活でこんなに問題があって
学校として認識しているのに
今まで保護者の私達にあまり報告や相談がなかったこと。
こんなに問題があると認識しておきながら
私達が押して押して押しまくって
お尻を叩きまくらないと
特別支援の申請をしなかったこと

それに怒りというか憤りを感じるというか。

私達が集めた
医師の診断書や
言語療法士の報告書と共に提出するので
必要書類はバッチリなはず
これで特別支援の予算は承認される見込み。

早ければ(早くはないけど)
新学期かその次の学期には
ようやく学校での療育ができるようになるでしょう。

テレタビ君のクラスには
もう1人似たようなコミュニケーションが苦手な子がいるらしいけど
その子はまったくサポートがついていないらしい。
これも加配の先生からの情報。

学校が保護者に相談や報告をしなければ
それなりにやってるんだと思うし
特別支援なんて必要ないと言われたら
そうなのかなと思う親だっている。
そう思いたいという気持ちだってある。

そういう学校の姿勢はどうなのかなと。
うちの学校の先生が特別悪いわけではなく
むしろ教育システム全体の問題。

建前は教育機会の平等とかいいながら
結局のところは予算がないと何もできない
予算をとるのに莫大な時間と労力かかり
できれば申請したくないと
学校が思ってしまう仕組み。

一方、病院でいくら診断を受けても
治る病気とは違うので管轄外。
学校に対応してもらってくださいと言われ
たらい回し。
期待外れのイギリスの教育と医療システムだけど

ようやく申請してもらえるし
テレタビ君はこの一年で飛躍的に伸びたと思うし
なんだかんだ言って学校で学んでるようなので
イギリスに来て良かったのかも。

明日で学年度末。
7週間の夏休み。
ノープラン。。。。

ホラーやわ。
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