霧か濃霧か・・

早朝ベランダに出ると辺り一面濃霧が漂って

一寸先も見えない　急な温度の減少が　原因なのだろうか

幽玄の世界にさ迷ってみたくなった

何処か遠い誰の知らない世界へ・・・

随分とその現象は続いた　見とれているうちに

時は流れ　運動公園行きはかなわず

お陰で家事は　色々できた！

然し心の隅で運動公園へ行かない自分に腹立ちもある

こんな時クローン人間がいれば

両方の事が出来　時間も有意義に使われるのでは

ふと？そんな思いもよぎった

その内太陽が顔を出す頃は　自然と濃霧も消えていた

子供達が登校する頃は　いつもの風景が

刻々と過ぎ行く時・・これからどんな時間を歩んでゆくだろう

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