小さな春の兆しの中で・・

季節が来る春を知らせるかのように

１歩ずつ前に進んでいるのを感じるこの頃

のんびりと日溜り受けながら　取り入れた洗濯物を整理している中に

息子の制服のポッケのはしが外れているのを見つけ手縫いをして終わるや

休日の息子が観ている「風林火山」を共に見る

今川・甲斐等々の歴史物語 一国一城の主を目指しての戦い

時たま見るが実に面白い　世は　戦乱時代・・

それが終わると自分の部屋へ戻った息子

そのまま何気なくテレビを　見ていると

明治天皇の皇后の話　その道に詳しい数人の方々が紹介された皇后

旧姓「一条美子（いちじょうはるこ）」

とにかく小さい方だったらしい・・

病弱だが本が好き知的で　いろいろな新聞を読み女官にも勧めた

だから日本で起きる色んな事が分かり

懸命に尽力されたようである明治37年の日露戦争８０万人の死者に

子供を思う母の気持ちなど歌われて

実子はいなかったが側室の子を我が子として　大事に育て

明治と言えば日本の夜明け　外交にも積極的に取り組んで

皇后様が諸外国の貴婦人の訪問を受け洋装を取り入れられるなど

その反対に天皇は日本古来の在り様が好ましかったらしい

近代国家にするため　伊藤博文が天皇に謁見して洋装を進めるが

頑として請けいてなかった天皇　それを知った皇后が

自ら伊藤博文宅を訪れ　早速洋装を取り入れると

日本女性らも洋装に　社会事業の発展等々尽力された・・

そして１９１４年（大正３年）崩御された・・

観ていて皇后様の＜日本の母として私は生きるのです＞の言葉が

強く心に残り　人に寄せる思いやりの心を忘れず

励んでいきたいそう思った事でした

・・・・・・・小さな　春の兆しの中で・・

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