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「何がやりたいの?」
と、よく聞かれます。
私はただ、話していたいんです。
話すことが仕事ですから、話す場がないこの1年半は、正直とても辛いです。
そして緊急事態が明けて1ヶ月、結局 私に仕事は戻って来ませんでした。
仕事がほぼなくなったこの1年半は、人から「必要ない」と言われ続けているような1年半で、気持ち的にはかなりキツいです。
人に必要とされない人生に生きている意味を見出すのは難しくて、ひどい時には朝起きる理由も見つけられず、寝るのすら怖い、そんな苦しい時期がとても長く続きました。
「コロナが明けたら大丈夫」と自分を励ませる時と「明けたところで」と思う気持ちの波に溺れ、私の心は蝕まれました。
いまだに入って来てはキャンセルを繰り返す仮スケジュール。
消す度に落ち込むのも疲れるので、もう仕事の仮スケジュールを手帳に書くのはやめました。
ひとつひとつの出来事に落ち込むことにも疲れたし、心が折れることも傷つくことも人を羨むことも、今はだいぶ減ったように思います。
振り返れば、結果的に何もしなかった1年半。
それだけの時間があれば、何か出来たのではないか。
そう思うと、また自分が苦しくなって息が出来なくなるので、なるべく考えないようにしています。
大丈夫。
きっと大丈夫。
変わらない現実の中、気持ちを切り替えるのは正直なかなか難しいけど、それでも私は私らしくあり続ける努力だけをして、いつでも笑っていられる自分でありたいと思います。