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演目:平手造酒
2~3年前に初めて拝見したこのお芝居は
条件がそろわなければ出来ないお芝居だと。
まず、殺陣師は必ず必要。
舞台が大きくなければ出来ない。
今回は階段が舞台中央にありました。
何でもない時に、いつでもという訳にはいかないそうです。
なので、春陽座ファンでもなかなかみることができない。
前回拝見した時に、かずま座長の座長襲名披露の時のお芝居と聞いた。
なるほど、これだけ本人の演技力を問われるお芝居も少ない。
役者の上手い下手で、全てが決まってしまう。
このハードルを超えることができる者でなければ、座長は
名乗らせないという初代の強い意志を感じた。
それくらい難しいお芝居だと思った。
しかし、今回はそんなことを感じる間もなく、
芝居の中に引き込まれていった。
かずま座長が、いかに自然に平手造酒を演じておられるか。
一人での立ち回りに違和感を感じない。
大芝居に見えないのです。
そのようにご本人に伝えると、座長も今回そう感じたとのこと。
座長と意見の一致が嬉しい。
その年相応のお芝居を演じられるということは、役者さんの
成長なくしては見られないことだと思いました。