NPO 法人 Ruban Rose

アロマテラピーやハーブが大好き!!という乳がん体験者のグループです。
植物のパワーで元気な毎日を過ごしましょう!

季節の食についてのアドバイス

2017-03-17 | 栄養士さんのコラム

やわらかい日差しが心地よく、春の訪れを嬉しく感じるこの頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。

3月に入り、ピンクや黄色、グリーンといった
明るい色の洋服を着た方を見かける機会が増えたような気がします。
見ているだけで、こちらの気持ちも明るくなりますね。

さて、今回ご紹介するのは、菜の花を使った料理です。
鮮やかなグリーンと、春を告げる苦味と香りを楽しんでみてください。

菜の花は、βカロテン、ビタミンC、葉酸といったビタミンや、
鉄、カルシウムといったミネラルを豊富に含みます。
このうち、ビタミンC、葉酸、鉄は貧血予防に欠かせない栄養素です。


『菜の花とあさりのスパゲッティ』

(材料)2人分
・スパゲッティ:140g
・あさり(殻つき):200g 
・菜の花:6本 
・にんにく:1かけ 
・赤唐辛子:1本 
・オリーブオイル:大さじ1 
・白ワイン:大さじ1 
・塩、こしょう:適宜

 (作り方)

①あさりは塩水につけて砂出しし、殻をこするようにして洗う。
②菜の花は固い部分を落とし、沸騰した湯でゆでたら冷水にとり、水けを絞っておく。
③にんにくはみじん切り、赤唐辛子は種を取って小口切りにする。
④スパゲッティは表示の時間通りゆでる。
⑤フライパンにオリーブオイルを熱してにんにくと赤唐辛子を入れ、
 香りが出たらあさりを加えて炒める。白ワインを入れ、フタをして蒸し煮にする。
⑥あさりの殻が開いたらスパゲティと菜の花を加えてさっと炒め合わせ、
 塩、こしょうで味をととのえる。

Ruban Rose 管理栄養士 さい


季節の食についてのアドバイス

2017-02-06 | 栄養士さんのコラム

立春を過ぎ、暦の上ではもう春ですね。
梅や水仙の花が、一足早く春の雰囲気を感じさせてくれます。

とはいえ、まだまだ寒い日が続いています。
寒いとなにかとおっくうになりがちですが、
食事は3食きちんととることが大切です。

主食、主菜、副菜がそろった食事をとることを心がけていただければと思います。

今回は冬の代表的な魚、ぶりを使った料理「ぶりの照り焼き」をご紹介します。

魚料理は面倒なイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
ぶりは切り身で売られているので扱いが楽です。
たれにつけて焼くだけで、主菜となる1品が出来上がります。

 

『ぶりの照り焼き』

(材料)1人分
・ぶり:1切れ ・しょうゆ:小さじ1弱 ・みりん:小さじ1/2 ・大根おろし:適宜

(作り方)
➀ぶりはしょうゆとみりんを合わせた中に、30分程つける。
②魚焼きグリルかフライパンで、両面を焼いて中まで火を通す。
  (途中でつけ汁をぶりに回しかけながら焼くとよい)
③器に盛り、大根おろしを添える。

ぶりは、EPA、DHAという脂質に富んでいます。
EPA、DHAは血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らし、
HDLコレステロールを上げる作用があると言われています。

まだまだ、寒い日が続きそうです。
どうど、ご自愛ください。

Ruban Rose 管理栄養士 さい


今年もよろしくお願いいたします。

2017-01-12 | 栄養士さんのコラム

新しい年を迎えました。本年もよろしくお願い申し上げます。

お正月は家族でのんびり過ごされた方、
海外へ旅行に行かれた方、中にはお仕事を頑張られた方など
それぞれの過ごし方があったと思いますが、

ハレの日の空気を肌に感じ、気持ちもあらたになったのではないでしょうか。
2017年も皆様にとって、実りある一年になりますよう、お祈り申し上げます。


今回はおせち料理の定番「黒豆」をご紹介したいと思います。

黒豆は、植物性たんぱく質や脂質が豊富に含まれます。
また、なんといっても黒豆の色素であるアントシアニンを含むのが大きな特徴といえます。
アントシアニンには抗酸化作用や眼精疲労回復作用があるといわれています。

おせち料理の黒豆が余ったら、ヨーグルトにトッピングして楽しんでみてください。
意外に相性が良く、日常的にも取り入れたい一品です。

 

『黒豆ヨーグルト』

(材料)1人分

・プレーンヨーグルト:1/2カップ 
・黒豆の甘煮(市販品でも可)
  :適量 ・きな粉:小さじ1/2

(作り方)

➀器にヨーグルトを盛り、黒豆をのせ、上からきな粉をふる。

      一緒にバナナを加えてもおいしいです。

 

今年もどうぞ よろしくお願いいたします。

 


季節の食についてのアドバイス

2016-12-10 | 栄養士さんのコラム

イルミネーションで街が華やかに彩られる12月。
ワクワクしながらも慌ただしい毎日を送られている方が多いのではないでしょうか。
忙しさが続くと体調を崩しがちになりますので、皆様お気をつけてお過ごしください。


さて、今回ご紹介する食材は「しょうが」です。



しょうがは、新陳代謝を高める効果があるので、お腹を温めたり、
胃の調子を整えたり、食欲を増進させたりするほか、
風邪の初期症状によいと言われています。

忘年会やクリスマス、お正月と行事が続くこの時期は、
普段とは違う食事をとる機会が多くなると思います。
また、風邪にも気をつけたい時期ですので、意識して取り入れたい食材です。

一度に多くは食べられませんが、薬味としての利用や、
炒め物やスープにアクセントとして加えてみてはいかがでしょう。

また、ハチミツと生姜をカップに入れてお湯で割ったお手軽生姜湯もおすすめです。


『大根と豚肉のしょうが汁』
(材料)1人分
・大根:90g
・豚もも薄切り肉1枚 
・片栗粉:小さじ1/2 
・塩:少々 
・こしょう:少々 
・おろし生姜:小さじ1 
・黒こしょう(お好みで):少々

A(・鶏がらスープの素:小さじ1/3 
    ・薄口しょうゆ:小さじ1 ・水:250ml)

(作り方)
➀皮をむいた大根、豚肉はひと口大に切る。
②鍋にA、大根を入れて火にかける。
③3〜4分煮て、大根がやわらかくなったら、片栗粉を薄くまぶした豚肉を加える。
④アクをとって、塩、こしょうで味をととのえ、おろししょうがを加える。
⑤器に盛り付けお好みで黒こしょうをふる。

※しょうがをすりおろすのが大変な場合は、チューブ入りのしょうがを使っても。

是非、お寒い冬に試してください。

Ruban Rose 管理栄養士 さい


季節の食についてのアドバイス

2016-11-19 | 栄養士さんのコラム

先週木枯らし1号が吹き、冬が近づいてくるのを肌で感じるこの頃です。
冬支度を整え、寒さに負けずに過ごしたいですね。

さて、Ruban Roseでは健康管理をするうえで欠かせない「食」の
情報も発信していきた いと思っております。
旬の食材や、季節にあったお料理の情報などをお伝えできればと思 いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、今回ご紹介したい食材は「りんご」です。




 「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるように、
りんごは健康によい果物とし て知られています。

カリウムや食物繊維が多く含まれるほか、リンゴ酸やりんごポリフェノールも含まれます 。
リンゴ酸は炎症をおさえる作用が、ポリフェノールは抗酸化作用が期待されています。
10~12月はりんごがおいしい時期ですので、ぜひ味わってください。

りんごはそのまま食べる以外にも、アップルパイや焼きりんごなど、
いろいろな楽しみ方 がありますが、寒い時期はアップルティーにするのもいいですね

紅茶に少し手を加えた簡単アップルティーで、ほっと一息つきませんか?

(材料) ・りんご:1/2個 ・紅茶ティーバッグ:2つ
(作り方)①りんごは1㎝の厚さのいちょう切りにする。
     ②鍋にリンゴと水350mlを入れ火にかけ、10分ほど中火で煮る。
       ③ティーポットに熱々の②とティーバッグを入れ、3〜5分蒸らしてからカップにそそぐ 。
                          ※ティーポットとカップはあらかじめ温めておくとよい

紅茶に移ったリンゴの甘みと風味を楽しんでください。

                                            Ruban Rose 管理栄養士 さい