伊藤俊也監督、梶芽衣子主演によるバイオレンスアクションシリーズ第3弾。“さそり”こと松島ナミは刑務所を脱獄し、精神に異常をきたした兄と2人で暮らす売春婦・ユキと出会う。彼女の悲惨な状況に同情し、悪辣なヤクザ・鮫島に憎悪を燃え上がらせる。
これこれ倉庫にあったやつ。
今回は女囚と言えども刑務所でのシーンはちょこっとだけしか出てきません。
色々な人のレビューなどを読ませていただいていると
三作目のこのけもの部屋がかなり高くされていました。
陸的には、1、2作目よりかは怨み(復讐)度は落ちた気がするが
冒頭からの自分の手と繋がれた刑事の腕を電車のドアに挟んだ上で
包丁でぶった切ってそれを自分の腕にぶら下げたまま街中を
疾走するナミの姿がショッキングすぎた…!
まじB級スプラッタ映画もびっくりである。
近親相姦・むちゃくちゃな堕胎・下水道・鴉・レイプ…
な内容盛り沢山。
ナミはほんと何しても美しいね。
下水道でずぶ濡れになって逃げていても綺麗やもん。
結局ナミは最後放火の初犯で三か月の刑期で刑務所に入って
わざわざ復讐を果たす。
しかし、あれ入る時によくさそりってばれんかったな。
ナミの指名手配の張り紙がとてつもなくかっこいいです。
1枚欲しい。
★★★★
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『女囚さそり けもの部屋』 1973年 日本
監督:伊藤俊也