今の朝ドラには寛治(かんじ)という設定年齢がいまいちわからない少年が出ている。
子供のころに、アントニオ猪木の本名が“猪木寛至”と知った時は
当時の僕には“かんじ”がおよそ人の名前と思えずずいぶん笑った記憶がある。
今は違和感を感じていない自分に気づいた。
もちろん、猪木寛至で経験済みなのもあるが、
町支寛二さんで耳なじんでるのも大きいだろう(笑)。
世の中にはまだ出会っていない名前がたくさんある。
まだ若かったころ、コーポで一人住まいしていた時のことだ。
そこの入口に郵便受けが10個ぐらい並んでいたが、
住人が入れ替わっても入れ替わっても僕以外は読めない名字ばっかりだったものだ。
どんなに人が去り人が来てもそろいもそろって読めない名前だったのはいまだに不思議だ(爆)。