南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

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街はまるでマラカナッソ

2011-07-17 | スポーツ
コパ・アメリカの準々決勝が行われ、ウルグアイはアルゼンチンに勝利。
試合前は、見事な条件が揃い、街のムードはかなりマイナス志向が・・・・
その条件とは・・・

1.伝統の一戦クラッシコ 対アルゼンチン
2.対主催国戦 コパ・アメリカの開催国アルゼンチン
3.主審 アマリージャ、パラグアイ人。 対ウルグアイ戦 ことごとく不利な展開ばかりで知られる審判+翌日行われる
  ブラジル対パラグアイの試合の主審はなんとアルゼンチン人。交換条件が?行われた1966年のイギリスでのW杯を思い起こ
  させる人も多々。

そもそもコパ・アメリカの前身は、1910年アルゼンチンの5月革命を祝して開催されたことがきっかけ。
サッカー史では世界で一番古いナショナルチームによる大陸選手権。アルゼンチン対ウルグアイは、
世界で一番古い伝統の一戦とも言え、尚且つ両国の優勝記録は全くの同率14回。
1916年亜国で独立宣言100周年を祝して開催されたコパ・アメリカの第1回大会で輝かしい優勝国になるはずの
地元アルゼンチンは、ウルグアイにその名誉を2度奪われていた。1910年、1916年から約100年後、またしてもウルグアイに
その道をとざされてしまった。それ故に伝統の一戦。サッカー史に新たな歴史が生まれた。

PK戦が終わった瞬間、歴史の一部となったこの対戦、近年にない本当に素晴らしい試合内容だった。
ウルグアイ、最多優勝国をめざして更なる挑戦が続く。対戦相手は、ウルグアイ人マルカリアン監督とベンゴエチェア助監督が
率いるペルー。

URUGUAY NOMAS!!!!!!!
今日から3連休のウルグアイ、月曜日7月18日は、1830年が憲法発布されて、今年で181年目になる。
火曜日が準決勝なので世間は4連休