ウルグアイの最北の県、アルティガス。世界的に著名な技師エラディオ ディエステ氏が誕生した地であることは意外と知られていない。
彼の作品の数々を紹介した出版物は主に、欧州やアメリカの会社が作成しているが
この生誕の地アルティガスまでたどり着いた出版社はいないのが残念。そんなことから彼が設計した個人住宅は
モンテヴィデオ市内のプンタ・ゴルダに存在する一軒と思われている。この最北の地に彼が残した数少ない個人住宅が3軒もある
ことを知り、たずねないわけに行かない。
この生誕の地アルティガスまでたどり着いた出版社はいないのが残念。そんなことから彼が設計した個人住宅は
モンテヴィデオ市内のプンタ・ゴルダに存在する一軒と思われている。この最北の地に彼が残した数少ない個人住宅が3軒もある
ことを知り、たずねないわけに行かない。
彼の弟さんのために設計された邸宅は、隅々に渡って愛着を感じ、要所要所にディエス・スタイル
を感じる共に、合理主義者でもあり、詩人でもあった彼の真髄をほんの少し垣間見た気が
を感じる共に、合理主義者でもあり、詩人でもあった彼の真髄をほんの少し垣間見た気が
邸宅内廊下にある個性的な長細い窓からの木漏れ陽が、
対してある奥行きの違う窓とのコントラストが創造力を豊かにさせ、思わず、考え事をしたくなる空間
対してある奥行きの違う窓とのコントラストが創造力を豊かにさせ、思わず、考え事をしたくなる空間
邸宅は他に2軒、いずれも近親者の為に設計されたもの。市内には体育舘ほか数件の公共施設が
残る。かつて、このアルティガス県は、タバコ、砂糖栽培が主産業で生きてきた厳しい土地だった、ゆえにウルグアイの現政権
誕生の原動力ともなった地であり、その環境で育ったエラディオ氏の感性を見出すに訪れるに値する地でもある。
残る。かつて、このアルティガス県は、タバコ、砂糖栽培が主産業で生きてきた厳しい土地だった、ゆえにウルグアイの現政権
誕生の原動力ともなった地であり、その環境で育ったエラディオ氏の感性を見出すに訪れるに値する地でもある。