南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

南アフリカW杯前の お祭り気分?

2010-05-27 | スポーツ

サッカー・ウルグアイ代表とイスラエル代表との親善試合が
センテナリオスタジアムで行われた今日、大統領までおでましになったかと
思ったらサッカー好きの副大統領まで!
代表が使用する国旗が主将ルガノに手渡された。
”マラカナノ悲劇”を作った、ジッギア・アルシーデス元代表にメダル贈与、
ミニコンサート、スポンサーが用意した横断幕の数々、花火・・・・
W杯出発前の緊張感はいずこへ?

対戦国イスラエル FIFAランキング26位に対してウルグアイ16位。
強化試合にしては力不足であるが、フォーメションの効力を試すには
いいのかも、と納得しつつ。それにしも、監督自身も「応援してくれる
ファンも喜んでくれて、我々も南アに向けて出発できる」なんて言ってるし。
ウルグアイ・ファンのお気に入りのFW・ロコ・アブレウ、フォーランの
ゴールが続いた。結果4対1。


肝心の試合の中身、ファンも監督も認識できたのは、ウルグアイの弱点、
中盤の強化に "ナチョ”ゴンサレス(写真左)の起用が奏して FWへ
とつなぐきっかけを創出。また、サイドからのしぶといチャルーア(注★)
らしい攻撃を充分発揮した”パリート”ペレイラ(写真右)の活躍も目だった・・・

6月5日に現地到着予定。

(注★)チャルーア・・・ウルグアイ代表のニックネーム。今は存在しないがウルグアイ領土に先住していた原住民名。非常に粘り強く、勇敢に最後まで征服者に抵抗し続けたことで知られている。


サッカー・ウルグアイ代表 2010 新ユニフォーム

2010-05-21 | スポーツ
モンテヴィデオ市内の店頭に新ユニフォームが販売されてから、
売り上げは絶好調!
水色に透かしの太陽のユニフォームは、対フランス戦で、白色は対メキシコ、
南アフリカ戦で使用されるそうで。1枚90ドル。







肝心の代表は、まだ全員集合してません。土曜、日曜日あたりに揃う予定。
先週あたりから、代表の合宿所には、フランスとメキシコから
お越しになっているTVスタッフ(地元ではスパイと呼ばれています)が、  ”へばりついて”練習の模様を撮影してます。
彼らたちは、「代表の90%以上国外でプレーしてるんだよね」と
心配してくれます。ウルグアイリーグが終了しても、リベルタドーレスや
欧州リーグが終わらない選手もいて解放されません。
敵チームは既に親善試合も済ませているのに・・・

新ユニフォームの売り上げのように代表も絶好調になりますように
セレステがんばれ!

ウルグアイ サッカーチャンピオンリーグ 都市機能一時停止

2010-05-18 | スポーツ
ウルグアイ・サッカーチャンピオンリーグ、最終戦

ウルグアイリーグ前期優勝のナショナル後期優勝のぺニャロールが競い、年間チャンピオンを決める、第三戦目の当日、5月18日、最終日。
警察によっ徹底したスタジアム周辺の警備プランが発表され、両チームのファンがおよそ周囲数キロメート合流しないよう、分離作戦を展開する。
試合開始およそ1時間前は、軍隊のヘリまで上空に飛び、まるでゲリラ戦



第一試合ではナショナルが勝利し、ぺニャロールのファンによって負試合の腹いせで、路線バスを乗っ取り車内を壊した。、バス会社が抗議の為、事件翌日市内全線運行停止。モンテヴィデオ市民の交通手段はバスの為、この処置は市民生活に影響を及ぼした。

スタジアムには何十台ものカメラが導入され、麻薬の売買、ロケット花火の発射、ケンカ・なぐりあい諸々のコントロールをする。決戦の第一試合で試合終了後、唯一両ファンが混じるスタジアムのセクターでケンカが始まりしっかりビデオに撮影されていた為、ぺニャロールのファンが拘留された。第二試合からは、2重のバリケードを作り一切の接触ポイントを絶った。
そして最終戦の当日は、優勝を祝うファンがダウンタウンになだれ込み、便乗して商店を略奪する可能性があることから、メインストリートは、1時間切り上げて閉店した。無論、バスも走行しない。

最終試合は、20時開始を予定されていたが、一般市民・警察当局らの強い反対によって16時に切り上げ開始。クラブ側は20時からの方が、入場料の売り上げがあがるが、治安維持の面から、当然夕方の方が良いのはわかりきっている。



・・・無論これらは、心無い一部のフリガン達が行う行為。自家用車を持っているファンは、モンテヴィデオ市民自慢の海岸通りにでて(箱乗りはしますが)クラブチームの旗を持って喜び合いますが、なんといっても数万人のファンは、スタジアムに近いメインストリートへ。

ここのところ一段とエスカレートしているサッカーにまつわる治安。大きな社会現象です。自宅やスポーツバーでケーブルTVで中継をみるのが一番


(Photo/Observador)

試合は、同点で終了。ただし勝ち点でぺニャロールが7年ぶりに優勝。長年タイトルがなかったファンの喜びも過剰になり、ダウンタウンに数万人が大通りを占拠。警官隊がゴム銃で威嚇し、大挙するフルガンを分散させながら一般人も拡散していく戦法をとった。300人以上の拘留者が出た模様。


(Photo/EL PAIS)

サッカーによって多くの市民が振り回された一日だった




大型量販店の誘惑

2010-05-17 | 社会 政治
             
ここは何処 倉庫のようですが・・・




 
モンテヴィデオ市郊外にある大型量販店。徹底したコストダウンで有名なお店。
陳列商品の上には在庫商品を積み上げ、最大限にお店のスペースを活用。
商品の数も他店を圧倒するほど





ハインツのケチャップ(397g)。1点買っても他店より断然安いのに、買えば買うほど値段が安くなるしくみ
ちなみに1個だけ購入すると67.12ペソ(=US$3.51)、6個だと60.41ペソ(=US$3.15)、12個だと55.72ペソ(=US$2.9)。




お馴染みのヤクルト。1パック6本入りではなく4本いりです。1パックのみは、38.22ペソ(=US$1.99)、6パックで$33.64(=US$1.75)です。

ウルグアイは、南米で物価の高さは最上位。消費税も22%で最高!ペソ高ドル安で、少しでもお安いところで買い物が出来ればうれしい限りです

お葬式 棺とお墓

2010-05-13 | 街 、ラ・プラタ川
ウルグアイ、モンテヴィデオには、たくさんの葬儀屋があります。
お葬式は、教会葬ではなく、一般的に葬式専門業者のサロンで執り行われます。
日本風に言うなら、"人種・宗教・宗派問わず、どなたにでも葬儀屋は24時間サービスをしています"

宗教関係者の立会いはほとんどみられません。家族、友人達が集い、今生での別れをします。人前葬が一般的。



臨終後、ご遺体を、葬儀社で納棺しますが、その棺も色々。
まずは一般向き。十字架は取り外せます。好きな紋章に入れ替えれます。




ちょっと贅沢な材質の特別仕立て
  



そしてお墓。
一般向けのお墓は、最近アパートタイプが多くなってきました。いわゆる風葬です。墓地によっては土葬も、まだたくさんあります。
 
そして、埋葬後およそ2年以降に、棺からお骨上げをし、骨壷に収め、再度埋葬します。お骨上げしないでそのまま安置するところもあります。
最近では、火葬も少しずつ増えてきたとか。死後の選択ができます。




こんな立派なお墓も。