南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

ハヤテ米品種って?

2011-04-27 | 食べ物 飲み物
スーパーのお米売り場前を通ると


日本語が目にチラリとはいってきました・・・よく見ると、ハヤテ米。それもジャポニカです。
ウルグアイでは、インディカ米が主流です。
ハヤテ米品種、日本の農水省のHPには記載がありません。マイナーな品種? 外来種?でしょうか・・・


実際買って炊いてみると、粒が意外にそろっていて、ほのかに甘いふっくらの日本のごはん
おなじみロチャ県産のジャポニカ米「弥勒米」の競争相手ができました。がんばってください

おまけに気になる、 カピカって何だろうこれは、わかりました。日本の乾式研米処理装置だそうです。
環境にやさしい処理をしているようです。完全に無洗米にしてしまうと表面のでんぷんが変化し、
食味が劣化してしまうそうですが、このカピカの機械で糠層をわずかに除去して軽い洗米のみで
お米がおいしく炊ける処理をしているそうです。節水にも役立ちます
日本の技術がここにも がんばれ日本


今日のお昼 牛肉湯麺

2011-04-23 | 食べ物 飲み物
牛肉、ザー菜をベースに、広東出身のシェフならではの仕上げ、五香粉を欠かすとなく
いれた牛肉湯麺。ウルグアイはアジアンな食材調達に苦労する国。まして五香粉なんぞ独自に仕入れないと
入手困難が、この店は決して切らしたことがない。その努力と、いつきても同じ味が気に入っている。
麺は、昔なつかしいソフト麺タッチで手つくり。



そして点心は、お米のあられに、いつきてもフレッシュ濃厚生クリームをミックスしたお店の
オリジナルデザート。生クリームは注文後にホイップするのでBUENO
シンプルな組み合わせゆえに、また食べたくなるのです。このデザートの名前を知りません
いつも店の奥さんが、最後に「あれでしょ」というので、「そうそうあれね」です



1位 大豆  2位 冷凍肉  3位 生きてる牛 

2011-04-20 | 街 、ラ・プラタ川
2011年4月上半期、ウルグアイの輸出種目別ランキング。

4位  牛乳及びその加工品 
5位  米 
6位  牛精肉 
7位  木材 
8位  チーズ加工品 
9位  羊毛
10位 自動車部品。
(資料 URUGUAY XXIより)




今期、大豆やお肉を買って下さる主要なお客様は中国。そして生きたままの牛は
トルコと中国です。中国人のご近所が最近、里帰りしました。お土産はなんと
「質のいいスキムミルクと濃厚タナ種ワイン」を持参したそうです。5位の米は
世界でも9番目の米輸出国。でもどちらかというとウルグアイは米食民では
ありません。やはり小麦食民で、国内需要は、さほどありません。
ちなみに牛肉輸出では世界で8位。小国がんばってます
年間を通してお肉を買ってくださる国は、ロシアが断トツの1番、次いでアメリカ
英国です。
全体での最大の輸出先は、ブラジル、中国、オランダ、アルゼンチン、トルコ
ロシア ドイツ アメリカの順です。


輸出額は昨年度の同期に比べてなんと68%アップです。食材輸出好調

16日(土)から9連休。ウルグアイのゴールデンウイーク。

2011-04-15 | 街 、ラ・プラタ川
カトリック諸国では、一般的にイースター週間(聖復活祭)と呼ばれています。が、ウルグアイは
当の昔に政教分離かつ無宗教主義者が多いこともあって、イースター週間を、観光週間と呼んで
います。この時期、国内でも多くのイベントが行われ、ガウチョ週間、ビール週間、自転車競技週間
と観光週間の呼び名も多様化してます。

さて、ウルグアイ国外で過ごすことが毎年多くなっている住民ですが、
この時期、主に南米の主要観光地には、少人口のウルグアイ人が目立つようになります。
毎年、観光週間の人気トップ3は、直行便のあるイグアスの滝、ブエノスアイレス、
ブラジルのリゾート地のフロリアノポリスあたりでした。南米の主要航空会社のモンテヴィデオ空港の
乗り入れも相次いで、デスティネーションは多様化。チリ、ペルー、パナマ、コスタリカ、
カリブ海など少しずつ距離が遠のいて、インフレがあるといえども景気の良さもあり、
どの飛行機会社も満席状態。この時期、席ありません

敬虔な信者が多い太平洋側にある某国でタクシーに乗ったとき運転手サンに
「ウルグアイじゃ、イースター週間って言わず、観光週間って言って、教会に行かず、
観光して肉を食べるんだって?」と、意味ありげに言われしまいました。
同じ南米大陸とは言え、習慣や文化の差を大きく感じる時です。

さて、イースターではなく観光週間が終わると、本格的にストライキが増えてくる気配も。
インフレによる賃金値上げ交渉が本格化するでしょう。その前の小休止

モンテヴィデオから成田へ

2011-04-01 | 社会 政治
ウルグアイからも東日本大震災の被災者に宛てた援助が送られることになった。
牧畜国らしい贈り物 コンビーフ。第1送は、1500キロおよそ4600個の缶詰。
ラベルには日本語で「皆様が元気になりますように」とメッセージが印刷されている。



このコンビーフが生産された都市フライベントス市は、1873年にコンビーフの前身である肉エキス缶を
生産開始以来、2度の世界大戦の欧州の台所として知られた都市でもある。

コンビーフは、4月4日 成田空港到着予定。