南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

モンテヴィデオ住民 メディア リサーチャー・コ-ディネ-ションしながらつぶやいてます・・・

ウルグアイ モンテヴィデオ版 ホップオン・オフ

2013-08-30 | 社会 政治

市内一周2時間30分ほどでクルリと周遊できる観光バス
25ドルで24時間以内なら市内にある観光ポイント10箇所で乗降自由なお得なチケット
このピンクのバス停に時間通りに乗車、車内でチケットを販売していて、ドル、ペソ、レアル、ユーロ、主要クレジットカードでも支払い



お席はダブルデッカーなので1階席か2階でチョイス。着席後はイヤホンガイドを設定、日本語は7番。



さてここまでは順調、観光客気分で楽しむはずでしたが
意味難解な説明の数々で疲れ始め、思わずイヤホンをとって景色だけ楽しもうかと。が、
話の種に右耳日本語左耳スペイン語でエンジョイ

スペイン語訳をウルグアイ国外で翻訳・直訳をして補足説明無しで話しているので
摩訶不思議な解説の連続。例えば 独立広場にある  Torre Ejectiva、そのまま直訳すれば行政タワーとかなのでしょう。
テープ説明では、「政府の要人が集まる役所」と始まり結局よくわからず通過。ウルグアイでは「大統領府」のことで
この単語一言あれば誰でもよくわかるはずです。
街並み説明で「モンテヴィデオは多くの種類の街路樹があり、バナナの木や・・・」と始まり、えモンテヴィデオにバナナの木が
多いんだ!まさか状態。そうですスペイン語の原文はプラタナス。辞書をみれば最初はバナナ、
ここプラタナスは何番目かあたりにでてくる、すすかけの木のこと。
ウルグアイで一般化されている表現を知らないで翻訳時に迷宮に陥った表現の数々に限らず、基本的な名称も英語化してから
日本語にしているのでかなりずれている。

地球の**き方のガイドブックと似たような、ウルグアイではバスのことを決してコレクティーボとはいいません。これは隣国でよく
つかわれ、生粋のウルグアイ表現はオム二ブスといいます。その地球の**き方には、平気で何年も前から表記されている。
さてこのガイドブック同様、この観光バスの日本語ガイド説明は近隣国?の方のお仕事、これからどれ位先使われ続けるか
見ものです。


バスの説明を期待して観光するのであれば「安物買いの銭失い」、ガイディングとしては失格。
が、景色を見るだけならエンジョイできます、世界でホップオン・オフを愛用している住民としては残念な体験談となりました貴重な時間を有効に使うなら2人集まればハイヤーのほうが

裏世界遺産 ウルグアイの国会議事堂

2013-08-21 | 歴史・世界遺産・国家遺産


かつてユネスコ世界遺産委員会から
世界の5指に入ると言われたというウルグアイの国会議事堂
残念ながら完全に欧州文化の建築物で土着文化との融合性にかけるという視点のみで落選。
そもそもウルグアイ文化は他の南米諸国と大きく異なり、先住民文化は殆どというより皆無に等しい。
わずかばかりに地方残る言い伝えや遺跡、そして「チャル-ア」という代名詞、あえて言うならマテ茶と国名。
しかしマテは、グアラニー文化であってチャル-アではなく(いずれも先住民族名)、
ウルグアイ人はガウチョ文化としての位置付けをする。
このことがウルグアイという国を理解するにわかりやすいのかもしれない。

さてこの国会に使用されている大理石を始めとする石材はすべて100%ウルグアイで産出されたもの。
数十種類の石を巧みに使い、デザインされたメインホールのサロン、まるでペルシャ絨毯のよう




国会議事堂の完成は、1925年。

1825年8月25日ウルグアイはブラジルに対して独立宣言を行う。

その100周年を記念して建設された国会。
建物内部は、ウルグアイ政治史を物語る多くの絵画や彫刻作品も展示されている。
国会図書室は、全てイタリアで作られ一旦解体して船でウルグアイへ輸送された。細部に渡って美しい
贅沢な調度品をみることができる。修復が決定した建物中庭壁面のレリーフも見もの。
外観だけでなく、ウルグアイへ来たなら内部も見学すべき


今 PSGのカバー二

2013-08-12 | スポーツ
ウルグアイ代表カバー二、仏・PSG首脳陣に箱に入れられリボンまでかけられた。
ナポリでの実力もさることながら移籍金84億、歴代5位報道でスター選手として再飛躍。その移籍金1.5%の配当の恩恵を
受けている彼のデビューチーム・ダヌビオ。今は、自身のサッカーを楽しんでいるレコバが生まれ育ち、家族まで作ったクラブでもある。
そのレコバが「インテルに居るとき、どこにたってプレーしてるか認識できていなかった」と振り返った頃、ダヌビオに
選手用のトレーニング・ジムを一式寄付した。世界で活躍するウルグアイ代表選手が地元に戻ってくるときに見せる間近の素顔は
今の秘めた心境を垣間見ることができる瞬間。彼の清んだ瞳の奥に隠された心境は今・・・・



今日のお昼 溥儀さんの餃子

2013-08-09 | 社会 政治
ウルグアイは移民の国。主流はスペイン、イタリアだが、その他無数の国籍者が存在する。
モンテヴィデオ市民の台所、フェリアと呼ばれる青空市は、まさにその一部を垣間見る現場。
最近は、冬でもサンダルで買い物しているインド人が目立つ。

そのフェリアに
何年も前から顔を合わせてはしっかり立ち止まり、丁寧に会釈をして通り過ぎるラスト・ラストエンペラー似で、
品格のある知的な中国人の方とほとんど挨拶だけの知り合いがいた。
名前も知らない彼を勝手に溥儀さんと命名していた。


あるとき、ご年配の娘さんを連れて新鮮な青菜を見ている姿を最後にみかけなくなった。
しばらくして、娘さんからお亡くなりになったことを聞かされた。




娘さんは、英語しか話さないめずらしい中国人。彼女からお父さんが好きだった
という水餃子を頂いた。東北出身の一族らしく熟成された唐辛子のソースもついていた。


本当に品格をお持ちだった彼女のお父さんの事を少しおききしたくて尋ねてみた、
「北京大学や中国人民解放軍から追われて、1945年香港をかわきりに流転の日々を送り、1948年にウルグアイにたどり着いたのよ」
と簡単にドライに話した彼女。まるで流転の王妃などの映画を思い出した。きっと出自もラスト皇帝溥儀のような
歴史があったに違いないと想像してしまう。あの時、もう少し話しかけてみればと後悔。餃子の味は、深みのある上品な香辛料がきき、
細かく刻んだ野菜とお肉が半々、最後に少し熟成唐辛子をつけるとなんともいえない深みが口に中に残った。
上品な綺麗な手をして、色白のお顔に丸い眼鏡をかけていた溥儀さん、「餃子おいしく頂きました、ありがとうございました」。

キリンカップ・ウルグアイ代表 お出迎え  

2013-08-08 | スポーツ
日本には非国民な方がたくさんいらっしゃるようで、
セレステのおっかけをしたい方が多勢。リクエストにお答えして、
AUFプレスから今度は公式にご連絡をいただきました。〔現地8月7日時点〕
しっかりウルグアイの旗とセレステ〔水色〕のグッズを持ってお出迎えしてください。


到着予定フライト 8月10日土曜日 成田空港 英国航空 005便 09時05分


注意・追加事項 現地8月8日時点 AUFプレスより最終調整の結果、主力の選手は8月12日月曜日または13日火曜日別れて到着予定


8月12日 カバーニはAF2706便08時
、フォルラン、スアレスBA005便0905予定