| ■ BARCLYS PREMIER LEAGUE 2007/2008 |
| バーミンガム（２－２）リバプール ・前半３４分 フォッセル（バーミンガム） ・後半１０分 ラーション（バーミンガム） ・後半１８分 クラウチ （リバプール） ・後半３１分 ベナユン （リバプール） |
| ■ チェルシーがユナイテッドに勝利して面白くなったプレミアリーグ |
◆ 波乱の予感
すでにプレミアリーグの優勝は、全く関係ないリバプールですので「チェルシー対マンチェスターＵ」の一戦は、観戦しませんでした。一応、録画したんですけどね。（見れたらきちんと見る予定。そして、書けたら書く予定）ふと思ったのですが、来週リバプールはチェルシーとＣＬ準決勝2nd legがあります。そして、この日のチェルシーは、ユナイテッドに勝利して勝ち点では並びました。
現在、欧州でも屈指の強さを誇るマンチェスターＵですが、正直、今シーズンのＣＬの優勝候補筆頭だと思うのです。そのユナイテッドに勝利したチェルシーは、今回の勝利でチームに勢いが出たと思うのです。そして理論上は、チェルシーもユナイテッドも２冠（リーグ・ＣＬ）あり得るわけですが、心理的な部分を考慮すればチェルシーに勢いが出てきたように思えます。
逆にユナイテッドは最低でも引き分けでも良かったと考えた試合だったと思うのです。しかし、敗れた。これで、もし来週のバルセロナ戦にユナイテッドが敗れるようなことがあると２冠の可能性が１冠になります。そして、バルセロナ戦後の残り２試合は、ウェストハムとウィガン。ウェストハムに関しては前回アウェイで敗れた相手、ちょっと嫌な雰囲気かもしれません。
一方のチェルシーは、リバプールとの一戦でＣＬ決勝進出を決めたいところ。しかし、仮にリバプールに敗れたとしても、ユナイテッドの結果次第ですが、リーグ優勝はあり得る。その為には、残り２試合必勝が絶対条件だと思います。リバプール戦後の残り試合は、ニューカッスルとボルトン。いずれも今シーズン勝利しているチェルシー。
個人的には、リバプールはチェルシーにリーグ優勝譲るので、（そもそも譲るも何もリーグ優勝はないんですけどね(笑)）ＣＬの決勝はリバプールに譲ってくれと言いたい。
ただ、チェルシーがこのユナイテッド戦で勝利したことにより勢いは出たかなと・・・そこだけは、2nd legを前に気がかりです。さらに、負けないスタンフォードブリッジですし・・・う～ん。
で、この日のリバプールは、ほぼ来期のＣＬ圏内（４位）を確保したような順位だったので、来週のＣＬに照準を合わせ1.5軍で臨みました。実際にはリバプールが残り２試合を落とし、今日の試合を含め残り３試合を全てエバートンが勝利したとしても、得失点差１５あるので、現実的にはリバプールにとって残り２試合はほぼ消化試合。通常であれば、来期に向けて若手及び出場試合の少ない選手などを試合に出させる方向になると思います。
しかし、リバプールは現在、ベニテス監督の去就に関して噂が出ていますし、そもそもフロント陣も色々とごたごたあるようですので、微妙。来週のチェルシーとの一戦の結果次第で、来期に向けた方針が早まるか多少遅くなるかはあるでしょうけど、どうであれピッチ外のビジネス的な部分は、あっさりと片付けて欲しいものです。
| ■ 最低限の結果を残したリバプール |
◆ リーセスタメン
今回、リーセがスタメンに入っていましたが、これは良かった。アウレリオはどうやら少なくとも３週間離脱らしいので、必然的にシーズン終了まで左ＳＢはリーセがプレーすることになると思うのです。さらに言えば、次のチェルシー戦も当然リーセがスタメンだと思うのです。この日リーセはとりあえずそつなく自分の仕事をこなしたと思います。そして、チェルシー戦では久し振りに強烈なミドルを決めて欲しいなと願っています。
◆ バーミンガム先制
ということで、リーグ戦に関しては、観る側としても気持ちが入りにくい状況。メンバー的にも取り立てて気になることなはく・・・
そんな状況はピッチ上にも多少あるのかもしれないということで、いまいち気合の乗り切れていないリバプールがバーミンガムに先制を許してしまいます。
このバーミンガムの先制点ですが、２トップの動きが非常に良かった。やっていることはシンプルなんですけど、ファーサイドでフォッセルがフリーでゴールを決めたメカニズムをちょとだけクローズアップ。
一度、ニアに入り、その後ファーサイドに大きく動いてリバプールのＤＦのマークを外しています。
◆ 驚きの同点劇
その後、後半にＦＫを直接決められて２－０と点差を広げられたリバプール。多分、この時点で、「今日はしょうがね～な」なんて思ったリバプールファンも多かったでしょう。
ところが、ペナントがドリブルでボールを運びヴォロニンへパス。トラップミスしながらもクラウチに繋ぎクラウチがゴールを決めて２－１と追いかける。そして、もやしっ子コンビが同点のゴールを演出。ルーカスのクロスをベナユンが頭で決めて２－２の同点。
多少、迫力に欠けるリバプールの1.5軍ですが、しっかりと最低限の結果を残したのは良かった。ペナント、ベナユン、クラウチこの３人はなかなか良かったように思えましたね。特にペナントは、今シーズン怪我で離脱していた時期もあり不本意なシーズンだったでしょうから、よくやったと思います。ところで、キューエルは最近全く試合に出ていませんけど、多分来シーズンは移籍でしょうかね・・・。いっそのことリーズに戻ることをお勧めしたいと思います(笑)
◆ エミリアーノ・インスーア
前述の通り、現在のリバプールのリーグでの状況（順位及びクラブのフロントを含めたごだごだ）を考えれば、「来期に向けて」という明確な方向性が取り難い。その中、インスーアが登場しました。多分、リーグ戦は初めてではないでしょうか？
リバプールのオフィシャルサイトによると2007年１月から１８ヶ月のローン移籍ということなので、今シーズンいっぱいです。あとプレッシーは個人的には、巨神兵みたいで微妙に使えない。なんというかプレミアのスピードにまだ付いて来れない所がちらほらと。さらに、ポジショニングをもっと勉強しないとって感じがしましたね。
ちなみに、インスーアはアルゼンチンの五輪代表だったと思います。残念ですが、もしかしたら、「思い出」ということでベニテスが出してあげた可能性もなきにしもあらず。短い時間でしたが、攻撃的な感じはしたので、経験つませてあげればなぁという感じはしましたね。
つまり、本当は、チームがこういう将来クラブの主軸になりえるだろう若手を起用するくらいチームとして余裕がないとだめだと思うのですが・・・
さぁ、次はチェルシー戦です！スタンフォードブリッジで３－１で勝利と予想してみます(笑)
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でも今シーズンは、アーセナル戦でだいぶ運を使っているはずで、たぶん負けると予想します。オウンゴールはその兆候かも。まあ、本当はアーセナル戦で負けるべきだったと思いますが。サッカーの質が違いすぎて嘆きましたよ。
とまあ、ゆるーい一リバプールファンの意見でした。気を悪くされたらお許しを！
よく試合に負けて審判や相手のせいにしたくなりますよね、私自信そうでした。
そりゃ目にあまる反則や不可解な判定が続けば「何かあるぞ」ってなります。しかし今期のレッズに限ってはそう言う前に
「チームはこの試合に十分な準備と、勝利への意欲をもって臨んだだろうか？」
と疑問を持ってしまいます。お金払って見てるから言うのではありませんが、なんかもろ消化試合見せられちゃってる感じで欧州の決勝戦狙うチームにしてはさみしい内容でした。
来期はこういった割り切りをして試合を見る機会が減ってほしいですね。
あと質とはなんなんでしょう？いいサッカーをしたら勝ち抜けにふさわしく、カウンター狙いで相手の良さを消すリバプールのようなサッカーは勝ち抜けにふさわしくないんでしょうか？
自分はそうはおもいません。まして自分の応援してるチームにたいして負けるべきとは絶対におもいません
こんばんは。
そうでしょうか？アーセナル戦は言うほど運的要素が強かったとも思いませんし、そもそもサッカーの質でも両チーム共にそれぞれの持ち味（カラー）は出ていたと思いますけどね。
それと、運も実力の内っていいますけどね。
ゆるーいリバプールファンというよりは、ゆるーいアンチ・リバプールファンもしくは、「ピィー（自粛）」(笑)
こんばんは。
私は、消化試合であってもいいと思います。
ただ、理想は優勝を決めての消化試合。
しかし、リバプールはすでに優勝戦線からは離脱していたので、現在の「ＣＬ圏内」という最低限の目標はクリアしているので、残りのリーグ戦２試合は、来期を見据えたもの、また、ＣＬを見据えた戦略で戦うべきだと思います。
それと
>>「チームはこの試合に十分な準備と、勝利への意欲をもって臨んだだろうか？」
私もとても大事なことだと思います。しかし、長丁場、この辺のモチベーションやフィジカルコンディションなどを鑑みると常に100％は難しいと思うのです。この辺は選手個々の意識及び監督の意識付け（持って行き方）に大きく影響するのかな？とも思います。また、リバプールはそれほど悪くないとも思います。
要は、今シーズンの引き分けの多さが現在の順位に比例していると思うので、意識の部分で改善出来た試合、そして、プレー内容などで改善出来た試合は、きっとあったと思うのです。この辺は、来シーズン最大の課題でしょうね。
あと、この辺のチーム・選手のマネージメント関しては、ファーガソンはピカイチだと思っています。
こんばんは、はじめまして。
そうそう怒らないで・・・^^;
余談ですが、「パッシング・サッカー ＞ カウンター」とは、個人的には思わないんですよね。要は、カウンターであれポゼッションであれ、ケースバイケースで使い分けれることが重要で・・・まぁ、各チームその比重が異なり、それが特性としてはあるでしょうけど、どういう戦いが良いとか悪いとかってないと思います。
さらに、一般的に言われる「美しいサッカー」ってやつも同様だと思います。イタリアのスタイルもブラジルのスタイルも結局は、好き好きですからね。私の友人は、イタリア的サッカーが好きな奴ですけど。
追伸
コメント欄での他の方への意見の場合は、アンカーって言うのかな？ 「＞××さんへ」というのを付けて下さいね。（初め私への意見かと思った・・・）
ただ、当ブログでは、あまり他の方へのネガティブなコメントは差し控えて欲しいと思っています。
管理人さんの意見はあくまでリバプールファンとしての意見です。私も試合が終わった後は同じように思っていましたが、周りの友人たちからは白い目で見られましたよ。おそらくこの準決勝、リバプールを応援している人は少ないはずです。それぐらいリバプールは実は嫌われているのです。すくなくとも私の周りではそうです。
管理人さんのあの試合の記事に対するコメントで、クリシーの発言を取り上げられていますが、それならばジェラードの発言をどう考えられるのですか？ジェラードはベストチームが勝ちあがったとはいいがたいと言っています。つまり、本人でさえも試合には勝ったけどもアーセナルのほうが上だったと認めているのです。自分にとって都合のいい発言だけを取り上げるのはアンフェアです。そうは思いませんか？
あと、みなさんはいまのリバプールに満足しているのですか？わたしはそうは思いません。リバプールならもっとましなサッカーができるはずです。今の勝つだけで、後には何も残してくれない退屈なサッカーで満足したくないのです。ファンとして、内容を求めることが間違っていますか？そして一度負けることで、自分達の姿勢を見直して欲しいと思うことがダメなことですか？ただ試合に勝てばいい、勝利至上主義の考えを持つのならサッカーの多面性から目を背けているとしか思えません。多くの人にとって、サッカーは趣味のはずです。それならば内容を求めて何が悪いのですか。
それに、運も実力のうちといいながら、リーグ戦でのあの順位は何ですか？実力があるのなら優勝争いができるはずでしょう。特に今年は優勝候補にも挙げられながら、このザマでしょう。
リバプールファンでない人からは、リバプールはCLでは運よく勝ち上がっているクラブ、そう見られているのがわたしは悔しくて仕方がないのです。
私は80年代からのリバプールファンですが、ベニテスが非常に嫌いな人間です。ファンでない人々からも応援してもらえるようなチームになってもらいたい。だからこそわたしは苦言を呈します。
こんばんは。
むしろ、初めからこのような内容のコメントを頂けたらと思いました。基本的に当ブログでは長いコメントも内容があれば一向に構いません。そもそも私の文章が長いので(笑)
それにゆるーい事なかったですね。失礼しましたm(__)m
短くても内容がなければこちらとしても返事しようがないという問題があるんですよね。
>>リバプールならもっとましなサッカーができるはずです。
私もそう思っています。だから、一度はベニテス解任論という内容を書きました。ただ、あと１年だけはベニテス体制でいいのかな？とも思っています。ジェラードのコメントも知っています。
（ちょっと長くなってしまうので、この辺の内容に関しては、シーズンオフに総括って感じで書きます）
ただ、私は、嫌われていようとなんだろうと、今のリバプールには「勝利」が必要だと思っています。その理由は、フロントの問題、近年のリーグでの成績不振（優勝出来ないという事実）などなど・・・
週末のユナイテッドに勝利したチェルシーには勝って欲しいと思います（あの勝利で難しくなったと思っていますけど）そして、決勝では、バルサになるかユナイテッドになるか分からないけど、優勝目指して欲しいと思っています。