■ バカバカしい亀田家の話題 |
◆ 喰らいついたTBS
すごい久し振りにサッカー以外の話題を・・・但し、時系列とか詳細なデータは調べていませんので、間違いなどありましたらご了承下さい。たまには好き勝手に書いてみます。
巷では、先日のWBCフライ級のタイトルマッチ「内藤大助vs亀田大毅」の試合での亀田大毅の反則行為をバッシングするような報道が連日されています。私は、それほど詳しくはありませんけど、ボクシングは結構昔から好きでした。
しかし、個人的には、これら一連の報道を「バカバカしい・・・(笑)」と思っています。
そもそも、TBSによって持ち上げられ、作られた亀田一家は、ここ1~2年のものではないでしょうか?格闘技が年末の特番としての力がなくなり、K-1やプライドが落ち目になった頃にこの亀田一家をTBSが別のバラエティ的スポーツコンテンツとして取り上げたように感じがします。
◆ スポーツのバラエティ化と各競技関係者のジレンマ
ちょっと話題を変えますけど、その他の放送局でのスポーツ放送もバラエティ化してきていると思うのです。
例えば、世界バレー(バレーボール)や世界陸上、世界水泳、フィギュア・スケートなど・・・最近のスポーツの地上波での放送の仕方には、うんざりします。
視聴率を取る為だけの手段でしかなく、そのスポーツの本質であったり、本当にそのスポーツを好きな人やその競技をずっとプレーして来た人、またそれぞれの競技の関係者(協会など)にしたら、多少なりとも世間の注目を浴びて嬉しい反面、その放送の仕方に多少なりとも違和感や場合によっては腹立たしい思いをしている人もいると思います。
ボクシングは、サッカーのような団体競技と違い、その言葉通り“拳一つ”で名声と富を得ることが出来ます。(でも、ファイト・マネーは日本ではそれほどでもないのかな?アメリカ辺りでは凄い感じするけど、詳しい数字は分かりませんが)この亀田一家とTBSは、この短期間でそれなりに儲けたんじゃないでしょうかね?
最近、懐かしいオジーを聞いています。 亀田一家とTBS及びマスコミに「Bark At The Moon」捧げます・・・ そう言えば、この曲って空耳あったよね!? ( ̄∇ ̄)ニヤッ |
元々、長男、亀田興毅が出て来た頃から「キャラ作っているだろ」と思っていました。
ボクシングは純粋な格闘技です。しかしながら、ある種、サディスティックなショーの要素も持ち合わせていると思うのです。グローブをつけているとはいえ、人と人が殴り合うのを見て楽しでいるのですから・・・
さらに、その長い歴史の中でそのボクサーの様々なキャラクターがファンを魅了していたのも事実だと思います。ビッグ・マウスもその一種でしょうし。
辰吉丈一郎が王者だった頃を最後にボクシングのブームは下降線を辿っていたと思います。そこに「亀田家、亀田3兄弟」という、だんご三兄弟のようなキャッチーなネーミングで、独特のヒール・キャラが相まって注目を集めました。
そして、それに喰いついたのがTBS。さらに、JBC(日本ボクシング協会)も再びボクシング・ブームのきっかけか?!と思ったはずです。
さらに、あのヒール・キャラが重要で、じゃなきゃ誰も注目しないもんね。
だからこそ反感を買いながらも人々が注目をして亀田一家のキャラクターを最大限に利用するだけ利用していたのがTBS及びスポンサー、マスコミだったと思うのです。
しかし、そのヒール・キャラが行き過ぎて、今回の事件に発展しまったと思うのです。さすがにこればかりは、関係者各位も予期せぬ展開だったでしょうね・・・
◆ ボクシングは純粋な格闘技だからこそ、リングの上の結果が全て
今回の試合は、ちらちらと1~3Rくらいまで見て「実力が違う」と思い、その後は「黄金伝説」を見ていたのですが(笑)
私よりもボクシングが詳しい人であれば、両者の力の差ってのは試合が始まる前に分かっていたと思います。しかし、詳しくない人にすれば、「ヒール亀田vsヒーロー内藤」みたいな図式で楽しみにしていた人もいると思うのです。
ボクシングの場合、WWEのようなプロレスとは異なり純粋な格闘技です。
そこには戦う二人の力量ってのが明確に現れます。なので、リングの外でどれだけビッグ・マウスで相手を挑発しようとも、四角いリングの上での結果が全てです。
もし、反則行為をして負けたのであれば、それも実力のうち。それ以上でもそれ以下でもないわけで、さらに言えば、反則をしなければ太刀打ち出来ないくらいの力の差が存在していたというわけです。
■ マスコミにとって一番怖いのは、「無関心」 |
◆ 黄金伝説を観ていた人
世界タイトルマッチで前代見聞の反則行為を行ったこと、それを指示したとされている親父と兄貴ということは、なんらかの制裁があってしかるべきだと思います。(事実、JBCから制裁は下った)でも、こういう状況を作ったのは、間接的にはTBSをはじめとするマスコミであり、それの乗せられてしまった視聴者であると思うのです。
つまり、マスコミにとって一番怖いのは、「無関心」なのです。
1.亀田が嫌いで「負けちまえ」と思いながらこの試合を観ていた人。
2.亀田が好きで「頑張れ」と観ていた人。
3.亀田に興味がなく「黄金伝説」を観ていた人。
マスコミにとっての対象は1・2番です。そして、私みたいな、3番が一番マスコミにとっては、怖い存在なのです。
今回のことは、マスコミが自分達で作り上げ、そして、世論が「亀田バッシング」の流れが強くなったことにより危機感を感じ、掌を返して、今度は、亀田一家を吊るし上げにしている。そういう状況なのです。たちが悪い・・・
初めから亀田一家をヒールキャラと見てWWEとさほど変わんないだろと思っていた無関心の私にとっては、今回の一連の騒動は、バカバカしいとしか思えないのですが・・・
◆ 謝罪会見は、すべきではなかった
あっ、最後に・・・亀田一家は、公の場に登場して謝罪をすべきではなかったと思います。
つまり、裏で内藤選手への謝罪や関係者への謝罪はあっても、マスコミの前ではすべきではなかった。だって、これでヒール・キャラじゃなくなったじゃないですか・・・?!
敬語も使えて、謝れる・・・どんなヒールやねん!キャラが壊れた瞬間、ある意味マスコミにとっては必要のない存在になってしまったかもしれません。
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≪P.S.≫
ちなみに、長男の亀田興毅は、WBAライトフライ級世界王者になりましたし(1回くらい防衛してベルト返上したよね)、WBCでも世界ランキング上位でしょうから、それなりに実力はあると思っています。
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そのスポーツを初めて見るきっかけ作りにはいいかもしれませんが。
そうでもしないと日本人は見ないのかな~??
TVプロヂューサーが監督やれば??
ジャ○ーズが踊ったりww
渇だ!!とか朝から言われたくね~よww
スポーツというものがまだまだ舐められている感じがします。
p.s.
イングランド死にましたねww個人的にはアンチイングランドなんで嬉しいです。
ロシアに負けたよりヒディングに負けたって感じですww
>こういう状況を作ったのは、間接的にはTBSをはじめとするマスコミであり、それの乗せられてしまった視聴者であると思うのです。
で結局マスコミは「リスク」を取らないわけですよ
ね。馬鹿を見るのはその競技やその関係者というわけ
で、マスコミはさっさと次のネタへ移るのでしょう。
「リスクを取らずにリターン"だけ"を求める」心根が
問題なのではないでしょうか。
ただ皮肉にも謝罪会見の部分は「敬語も使えず」「謝罪もしなかった」ように思います(笑)
中途半端な敬語ではしてましたけど。
反則指示もしなかったということで、あの行為はすべて次男の独断ということになりましたしね。
「世界○○」はもちろんですし、「○○王子」も優等生キャラを押しつけただけで本質は同じですよね。
民放地上波のスポーツ放送は救いようがないとこまで来ちゃってますし、日本人の多くはスポーツというものに興味がないんだなあ・・・とちょっと諦念を覚えつつあり・・・。
フライ上げたら相手倒れないしパンチはないよね
スポーツのバラエティ化は、スポーツ文化が根付いていない証拠ですよ。
観る側にも多いに問題があるわけで・・・
細かいことは割愛しますけど、社会におけるスポーツの地位ってのは、低いと思いますね。
わりと昔になりますけど、社会人チームが不況の影響で廃部になったりしたのは、分かり易い例だと思いますけどね。
P.S.
私は、イングランド代表好きです^^;
こんにちは。
リスクは最低限に抑える。
スポンサーから文句が出れば、放送を取りやめる。
そこにはなんのポリシーも存在しない。
現代の大量消費資本主義経済の一つの形でしょうけど。
吸い取るだけ吸い取って投げ捨てる・・・
だから、放送も亀田寄りだったりするわけで。
そこには、放送の客観性への意識が低いというわけです。
こんにちは、はじめまして。
「反則を指示しなかった」
親父が次男をかばえよとか思ったけど(苦笑)
でも、どうであれ、あんな会見はすべきじゃなかった・・・
多分、次のTBSのターゲットは内藤でしょう。
でも、王者から陥落したら相手にしない。理由は、キャラの問題。
こんにちは、お久し振りです。
そっちかよ!って思いました(笑)
おっしゃる通り興味がないってのが、悲しいかな正しい言い方かもしれませんね。結局、需要と供給なので、需要がなければ放送しないし、そこにスポンサーも付かない。
その内、スポーツは、スカパーのような専門チャンネルで観るような時代に遠くない将来になると思います。
だって、その方が本当にスポーツ好きの人にとっては、良いって思うでしょうから。