ポニョちゃんとキナコちゃん 時々薔薇と猫

ワンコ大好きな母さんが 保護犬ポニョちゃん、キナコちゃんを迎え 彼女達との毎日を綴ります。猫や趣味の薔薇についても。

イチョウの絨毯 と 温羅(うら)👹伝説

2018-12-10 10:07:28 | 人生もろもろ
昨日 週末恒例の 山歩きの途中に

ハッ❗️とした 美しい景色

それが 視界に現れた時 思わず 息を飲んだ。。。





なんて 綺麗な イチョウの絨毯なんでしょう。

そこは 吉備津彦神社の裏山
中山茶臼山古墳の東側の谷間にある 八徳寺の境内
寺といっても 祠の様な 粗末な建物がひとつ。



今は 尾上の天台講中の方が大切にお祀りされております。
この場所には、山岳仏教が盛んであった平安時代末期に
「高麗寺」の金堂があったと考えらています。
(なにやら 朝鮮半島からの文化の様な ネームですね。)

明治四年の 記述によれば
八徳寺は「波津登玖神社」であって 祭神は温羅命となっています。
(明治政府の廃仏毀釈政策により 無理やり寺にされた。)
ところで 温羅(うら)というのは
伝説によると 古代吉備地方の統治者であった 鬼?人物で あり
(鬼神 吉備冠者という異称もある。)
大和朝廷から派遣された吉備津彦命に退治されたそうです。
もっぱら 鬼👹扱いの悪モノですね。
(ここから 桃太郎の話に結びつける人もいる。)
これは 大和朝廷側から見た 温羅の話

きなこママが思うには。。。。
古代 朝鮮半島からの渡来人が吉備に住み着いて
その発達した製鉄文化のためか この地を支配していたところ
大和朝廷に潰された?というところでしょうかね〜

なぁんて 勝手に思っています。
どっちにしろ伝説なんてのは 勝者が作ったモンですからね。

山歩きも 時に 心に響く様な光景に出会う時があります。
急に寒くなって 駆け足でドカドカと落葉したイチョウさんでした。