とあるテレビ番組をつけたら、
「ママカースト」についての特集番組をやっておりました。
最初、
「ママカースト」って、
家庭の中で、パパを出し抜いてママが君臨している構図をいうのかと思いましたが、
ママ友付き合いで生じる構図の事だそうです。
三角形△を描いて、
頂点側が一軍、
広がるすそ野に下がるにつれ、二軍、三軍、四軍、、、となるそうです。
勿論、一軍ママが力を持っているわけですから、
三軍ママや四軍ママにいると、
一軍ママとはランチや〇〇会などままならないようですね。
ランチや〇〇会がままならないだけなら何も問題はないですが、
一軍が力を持ってしきっていたり、下を蔑むような態度をとったりが問題となります。
その上、元二軍で今一軍だとか、元二軍で今四軍だとか、、、移動もあるそうです。
そのような三角形に入り込まないのが一番楽ですね。
あとは、常時、三軍や四軍で平和にやり過ごす方が楽かもしれません。
あれこれ悩む日々であれば、
入り込まずに抜け出る事が楽になれるのだと、早く気付く事が大切なのかもしれません。
無駄なしがらみを減らすという事はとても重要です。
「ママカースト」があると思えば、
「スクールカースト」とか「オフィスカースト」とか、
「女子カースト」とか、
「恋愛カースト」とか「婚活カースト」とか、
「ご近所カースト」とか「マンションカースト」とか、
「SNSカースト」とか、、、いろいろとあるようです。
大元は「スクールカースト」で、
そこから派生しているようですね。
ママ友だけでなく、
自分達を取り巻くところにあれこれ存在するというわけですね。
人間の心の片隅に、
無意識ながら、、、差別したい何かが潜んでいるのでしょうか。
大人になったら、自分の好き嫌いで行動してはいけませんよね。
自分を幸せだと思える人は、人に意地悪したり人と比較しません。
自分の中にある”満たされない何か”があるのかもしれません。
どんな小さな事にも幸せを感じられる人でありたいです。
自分の身の周りにある小さな何かに感謝をして生きていきたいものです。
この夏、
手塚治虫氏の『ブッダ』を読み始めまして、
一気に読めていないので、まだまだ読み途中でいるのですが、
『ブッダ』こそまさに”カースト”の世界のお話です。
あの時代に生まれなくて、本当に良かったと思ったくらいです。
ブッダは、
”自らにたよれ。法にたよれ”と教え、万人平等を訴えました。
最終巻まで読んだら、しっかりと仏教思想を理解出来る事を願っています。
漫画で、とても読みやすいですので、
是非、皆様も、秋の読書のひとつとしてお読みになられてみて下さい。
追伸 - 本日も、クリニックの窓から見た風景です。
今日は、薄曇り。
ほんの少し、夏雲に戻ったような雲の様子です・・・。
ーby事務長ー
とくおかレディースクリニック