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とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

信じてみようと思う気持ち

2009年01月28日 | Weblog
2日前に、下記を書かせて頂きました。

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慶応大学病院系列のO病院(当時は不妊治療でも有名でした、今は不妊に強いとは聞きません)に通っておりました。
待つ事2~3時間は当たり前の時代でした。
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その当時(=約20年弱前の話です)、不妊治療で通い始めた私に、いきなり主治医の先生が「とうきがいいわ、とうきっ。」と仰いました。
「とうきって何???」・・・・・意味不明な私がおりました。
「とうきはいいわよー。あなたにはとうきが効くわ。」と主治医の先生。
「とうき、出しますから、今日からとうきを飲んで下さいね。」と主治医の先生。
「はい、有難う御座いました。」と、次回の予約をとって、会計後にようやく”漢方薬の当帰芍薬散”というものを手にして、「”とうき”って漢方薬の事だったのね。」と納得して帰宅致しました。

その日の深夜に帰宅した夫に「今日、主治医の先生から漢方薬を勧められたのよ。」と話したら「西洋薬の時代に、何で東洋医学なの?漢方薬?本当に効くわけ??」・・・、同じ産婦人科医である夫の第一声でした。
私は’主治医の言葉を信じて頑張る!!’とばかりに、処方されたその日から”当帰芍薬散”を飲み始めました。
次に夫の検査を受けましたら「ほちゅうを出しましょう。今日からほちゅうね。」と主治医の一言。
「ほちう?ほちうって何でしょ??」というような状況のまま、”漢方薬の補中益湯”を手にして帰宅致しました。

約20年前の我が家は、半信半疑というよりも、まず疑いから入った漢方薬・・・でした。
ですが、最終的には、きちんと効きました・・・、私の場合。

漢方薬は西洋薬のように、すぐに効き目があらわれるわけではありません。
ですが、数か月飲んでみると、確かに効果があらわれてくる事を感じます。
私の場合は、まず血液の循環が良くなりました。
冷えがちで、いつも冷たかった手足が冷えなくなりました。
ですので、寝付きが良くなり、良い睡眠がとれるようになりました。
良い意味で食欲も旺盛になりましたし、身体が温かくなった分精神的にも何か安らぎが出てきたような気がします。
産婦人科医は、患者さん(悩める女性)の為に生きているようなものですから、家内(=妻)は365日黒子です。
患者さんの為に誠心誠意尽くす夫、患者さんを第一に考える夫を、影から支えるだけの存在(=黒子)です。
ですので、開業した今は、皆様の喜びの為の底力となりたいと真剣に願う黒子として頑張りたい思いです。
患者さんが熱を出したら駆けつけますが、妻が熱を出したら「なんでこんな時に熱なんか出すわけ?」という存在ですので、隠れた苦労がある訳です。

それが、漢方薬で軽減されました。
たかが漢方薬、されど漢方薬です。
数千年におよぶ何かがあるのだと思います。

結果、何が言いたかったのか・・・というと、その当時「何、それ?」と言っていた夫が、今では「漢方薬は効きますよ。」と言っている事に尽きます。
即効性はありませんが、効きます、経験に基づいた結果論でもあります。

不妊だけではなく、それ以外の病歴にも効きます。
まずは、騙されたと思って、約3か月はトライしてみて下さい。
半信半疑で試してみて、最終的に結果を出した者の感想です。
最終兵器に悩む皆様、騙されたと思って、まずは半年間お試し下さいませ。
保険が効く漢方薬でしたら安価にすみますので、、、まずは、トライする事に意義があり!!だと思います。

本日の添付写真は『子手毬』です。
花言葉は『努力』・・・明るく楽しく無理なく”努力”出来る人でありましょう。

-by事務長ー

コメント
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