R569
シーズー虎六(天使)&保護犬3本足のぽち子&オカメの鬼灯隊長ほおちゃん(天使)&アカハラ部長
 



だいぶご無沙汰企画になってしまいました

6月~9月に読んだ本を紹介したいと思いま~す

(●^o^●)



「星読み島に星は流れた」久住四季



天文学者サラ・ディライト・ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた
ネット上の天文フォーラムで参加者を募り、招待される客は毎年、ほぼ異なる顔ぶれになるという
それほど天文には興味はないものの、家庭訪問医の加藤盤も参加の申し込みをしたところ、凄まじい倍率をくぐり抜け招待客のひとりとなる
この天体観測の集いへの応募が毎回凄まじい倍率になるのには、ある理由があった
孤島に上陸した招待客たちのあいだに静かな緊張が走るなか、滞在三日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ
犯人は、この六人のなかにいる
奇蹟の島で起きた殺人事件を、俊英が満を持して描く快作長編推理
(Amazon内容紹介より)



「隕石がスゴイ確率で落ちる島へご招待!」
これはわたしも行ってみたい!
凄く誘われる内容じゃないですか
閉ざされた空間の孤島で隕石をめぐる殺人事件
招待者のサラ・ディライト・ローウェルはいつまでも若々しく美しい天文学の博士らしいですが、彼女からは何故か物悲しいオーラが漂って来るんですよね~
読み終えた時、加藤盤さんと美宙さんでシリーズ化しても面白いのでは?
いや、むしろサラ博士で何か他のお話を書いてはいただけないか?
サラ博士のファンで~す
(*'ω'*)




「血の季節」小泉喜美子



青山墓地で発生した幼女惨殺事件
その被告人は、独房で奇妙な独白を始めた
事件は40年前の東京にさかのぼる
戦前の公使館で、金髪碧眼の兄妹と交遊した非日常の想い出
戦時下の青年期、浮かび上がる魔性と狂気
そして明らかになる、長い回想と幼女惨殺事件の接点
ミステリーとホラーが巧みに絡み合い、世界は一挙に姿を変える
1982年発表
復刊希望が相次いだ、幻の名作がついに復刊
(Amazon内容紹介より)


30年以上も前の作品という事で、確かに派手さはありませんが、読み終えてからジワジワ来ます
全体的にどんな内容の話なのか?という前知識はなしで読んで頂きたい
「僕」が少年時代に過ごす洋館、フレデリッヒとルルベルとの日常が何だかとっても素敵で、その章を読んでいる時が一番ワクワクしました
(*^^*)




「記憶の食卓」牧野修



「多重債務者」に「高額所得者」「エステ会員」に「かもリスト」…
名簿屋に勤める折原の元には、毎日様々な個人情報が持ち込まれ、高値で取り引きされる
ある日、新しく持ち込まれた名簿に、自分の情報が掲載されていた
いつの間に、どこからこんな情報が漏れたのか?
不気味に思いながらその名簿を持ち帰った折原は、テレビのニュースを見て愕然とする
凄惨な殺人事件の被害者が、その名簿に載っていたのだ
あやふやな記憶と、ダダ漏れの情報に翻弄される男が、連続暴行・殺人事件を追う
息もつかせぬ展開と、二転三転する衝撃のラスト
(Amazon内容紹介より)


リストに載っている人物が順に殺人事件に巻き込まれている事実を掴んだ折原亮が、同僚と真相を突き止めようとする章
そしていきなり折原亮とは関係無さそうな、小学6年生の遠藤悟一くんの章
この二つが交互に登場する訳ですが、これどう繋がるの??
って感じですが、これがまたビックリなんですよ
是非読んで確かめて頂きたいです

でもちょっとヒント言っちゃおうかな~
ヒントは「遠藤さん」と「指」です
(* ̄▽ ̄)




「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信



夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」
夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる
翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が
優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件
甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる
(Amazon内容紹介より)


これはミステリなの?
ホラーなの?
短編5つからなる儚い羊たち
全てのストーリーに共通するのは「バベルの会」です
実際にバベルの会については詳しくは書かれていませんが、すご~く興味ありです
)^o^(




「クリーピー」前川裕



大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす
ある日、刑事・野上から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する
野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体
だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった
「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
(Amazon内容紹介より)


登場人物多めなのでメモ必要!
全く悪い奴がいたもんだって感じです
文学部教授の高倉氏と奥様のキャラ、結構気に入っちゃいました
隣人役は榎木孝明さんはどうでしょうかね?
一見優しそうな眼をしているんですが、その奥にキラリと悪が潜んでいるような~
(*^^*)




「悪寒」伊岡瞬



大手製薬会社「誠南メディシン」に勤める藤井賢一は、会社の不祥事の責任を一方的に取らされ、東京から山形にある小規模な関連会社「東誠薬品」に飛ばされた
それから八か月ほどが経ったある夜、東京で娘・祖母と暮らす妻の倫子から、不可解なメールを受け取る
<<家の中でトラブルがありました。途中まで洗濯はしたのですが、妹に相談したら警察が来るまで掃除をしないほうがいいと言うので、床はそのままにしてあります。申し訳ありませんがラグにシミが残るかもしれません。こちらはなんとかなりますので、お仕事を優先させてください>>
賢一はすぐさま倫子に電話をするが、繋がらない
その数時間後、警察から「藤井倫子を傷害致死の容疑で逮捕しました」という電話を受ける
妻が殺した相手は、賢一にとっては雲の上の存在、「誠南メディシン」の常務、南田隆司だった
(Amazon内容紹介より)


こちらの作品も登場人物やや多め
メモしながら読みました
藤井さん、ちょっと可哀想過ぎますよね
もう何が何だかってテンパっちゃってます
結論から言うと、「もっと早く仕事辞めてればね~」ですね
(´・ω・`)




今回は、この6冊です

6月~9月の4ヶ月間で6冊とは、自分としては少な目でしょうか

ただもう9月はガン宣告されて全く本を読む気にはなりませんでしたからね

これからはまた冬に向けて読書漬けの日々になりそうです
(*^-^*)













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