R569
シーズー虎六(天使)&保護犬3本足のぽち子&オカメの鬼灯隊長ほおちゃん(天使)&アカハラ部長
 



連日オリンピック競技で日本人選手が頑張っていますね!

羽生選手、宇野選手のフィギュアスケートもリアルタイムで観る事が出来ました
心臓飛び出そうに緊張してしまった、わたし
(*^▽^*)

本当におめでとう~~



さて、1月に読んだ本を紹介しま~す


「扉は閉ざされたまま」 石持浅海



大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった
“あそこなら完璧な密室をつくることができる…”
伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした
自殺説も浮上し、犯行は成功したかにみえた
しかし、碓氷優佳だけは疑問を抱く
開かない扉を前に、息詰まる頭脳戦が始まった…
(Amazon内容紹介より)



石持浅海さんの作品は初めてです

「扉は閉ざされたまま」は、最初に犯人が誰なのか判っている状態から始まります
ですので、読者は、犯人へ近づく碓氷優佳さんの推理に注目するいう事ですな

わたしは、探偵役が女性って言うのはあまり好きではないのですが、何故か碓氷優佳は気に入っちゃった~
周りの空気は全く読まない、ズンズン進む、容赦ない推理なんですよ
追いつめられる犯人が徐々に可哀想になって来ると言う…ね~

もう犯人のドキドキが自分に移って来る=
え~、どうする、どうしようって、妙に焦ってしまいましたよ

で、あのラスト?
粋だわ~

碓氷ファンになってしまったわたしは、なんと図書館で碓氷優佳シリーズ全部借りて来ましたぜ~
楽しみ
(* ̄▽ ̄)フフフッ




「99%の誘拐」 岡嶋二人



末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた
そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた
そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる
その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける
第10回吉川英治文学新人賞受賞作
(Amazon内容紹介より)



岡嶋二人は安定した面白さがありますね

コンピューターを駆使した誘拐事件モノです
1988年の作品ですが、現在読んでも全く色褪せず、当時この内容で書くにはそうとうコンピューターに精通しているんだな~と驚きです

まずは、この物語は前半後半の二部構成と言っても良いでしょう

前半は、息子を誘拐された父親の手記をもとに話が進みます
過去にどのような事があったのか、いかにして身代金が犯人の手に渡ったのか
当時誘拐された息子本人が手記を発見し、事実を知る所となります

後半は、新たな誘拐事件が発生
果たして、過去の事件とどのように繋がっているのか!

内容がスピード感溢れ、飽きる事無く一気に読めます

なんだか読み進むうちに犯人に感情移入してしまって…
応援しちゃったです
(*´σー`)


再度言いますが、30年前の作品でも古くなく斬新!
しかし、この表紙は…?
思いっきり30年前だな
(;´∀`)




「屍鬼<上>」 小野不由美



死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう
人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村
猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく
増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それとも、ある一家が越してきたからなのか
(Amazon内容紹介より)



いや~、すごい作品に出会ってしまいました

内容はもちろんの事、この重量(そこかい?)
なんか最近ずっと左腕が痛いな~って思ってたんだけど、ある日気づいた
屍鬼だよ
呪いだ、呪い!

ステョーヴン・キングの「呪われた町」を元ネタにしています
呪われた町は既読なので、内容は大体想像出来ましたが、それでも大満足
面白かったー
あの厚さの本、どれだけ時間が掛かるだろうという不安も何のその、数日で読破しました♪

とりあえずこれだけは言っておきたい
登場人物がすっごく多いです
今はとっても便利ですね~
誰かがすごく判りやすく一覧表にまとめてくれていたので、それをプリントアウトし、照らし合わせながら読みましたよ
分厚い参考書&レポートを小脇に抱えた学生気分っす
(;'∀')


あ、あと、一番最初につまづいた事
「三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村」

え?
樅って何の木?
はい、読めませんでした
(^▽^;)すまぬ

早く、早く、下巻が読みたいわぁ~


(もみのきだよ、もみのきっ!)




「死呪の島」 雪富千晶紀



伊豆諸島の東端の須栄島
高校生の打保椰々子は島民たちからなぜか“呪われた美少女”として避けられていた
彼女はある日、「災いが来る」という不穏な預言を聞く
それを皮切りに島では謎の怪異が続発することに
客船の沈没、頭部の欠けた死体、老婦夫刺殺事件、人喰い鮫、海から這い出してくる大量の死者…
次々と死人が出る事態に恐れ慄く島民たち
そんななか、椰々子に好意を寄せる同級生の杜弥は、被害者すべてが彼女の関係者だと気づき…
立ちはだかる苛烈な運命を椰々子と杜弥は乗り越えることができるのか!?
第21回日本ホラー小説大賞受賞作
(Amazon内容紹介より)



「屍鬼」の続き読みたかったけど、ちょっと内容が重かったので、ここらで別な作品を読もうとチョイスしたのが今作品だったのですが、なんか漂う雰囲気が…
屍鬼とキャラ被ってるじゃないか!
「死呪」なんて付くタイトルの時点で、怪しいもんね

でも読む…(*^-^*)

伊豆諸島のぽかぽか陽気~♪
南国の楽園~♪
って雰囲気のはずが、こんな恐ろしい事が起こっているなんてっ
ホラーです

どんなホラーかと言うと、「屍鬼はメーキャップに時間が掛かりそう」で「死呪の島はCGに時間が掛かりそう」な感じ(判りづらい)

閉鎖的な島の因習、予言…
わたし好みのステキ要素がちりばめられています♪
どうか、このまま行ってほしい~

ん?
あら、変身…?
(何がどう変身するのかは、是非みなさんご自身でご確認下さい)

食人族か?いや人魚姫?
ジョーズかトリトンか?
タイタニック?
どこでもドア?
スケールが広がって広がってー
このままどこまで行っちゃうんだぁ~~~
と不安に思っていると、最後はなんだかとってもほのぼのほんわか系でまとめる!

終わり良ければ総て良し!




「屍鬼<下>」 小野不由美



尋常でないなにかが起こっている
忍び寄る死者の群
息を潜め、闇を窺う村人たち
恐怖と疑心が頂点に達した時、血と炎に染められた凄惨な夜の幕が開く



下巻読み終わりましたー
やった…
(ノ_ _)ノ パタリ

読み始めは、あまりに長いので、最後まで読めるんだろうか…とちょっと不安が過りましたが、大満足の内容でした

情報量がすごいですよね
小野不由美さんの頭の中ってどうなっているんだろう

何と言うか自分の中で「女性作家はやはり女性的だなー」と言う印象が拭えません
差別意見では全くないです
女性的な繊細さってあるような気がするんです
しかし、この作品は女性的な印象を残しつつ、ここまでのスケール感ボリューム感が表現できるなんて、あまりに斬新で感動を覚えました
小野不由美さんすごい
(≧◇≦)


屍鬼上巻は、村人の人物紹介などに費やされ、じわじわと死者が増え、一体何が起きているのか?が中心に描かれていますが、下巻になり一気に加速しますね
自分だったら、やはり尾崎医師側の考えに賛同するんだろうなぁ
とはいえ、室井静信の決意も判らないではない…

尾崎医師と室井静信、力を合わせて原因究明に力を注いでいたはずが、いつからか尾崎医師は村人を守るために、静信は己の心の声に導かれるように、徐々に二人に距離が出来、自ずとそれぞれ結末が違って来てしまいます

どちらが正解か、どちらが幸せかは、判りませんがねー


いや、しかし重い本だった~~

あ…
今は、上下巻じゃなくて、1~5巻になったんだ
それが良いかも
このままじゃ、日本全国で腱鞘炎多発しちゃうものね~




「月の扉」 石持浅海



週明けに国際会議を控え、厳重な警戒下にあった那覇空港で、ハイジャック事件が発生した
3人の犯行グループが、乳幼児を人質にとって乗客の自由を奪ったのだ
彼らの要求はただひとつ、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」石嶺孝志を、空港滑走路まで「連れてくること」だった
緊迫した状況の中、機内のトイレで、乗客の死体が発見された
誰が、なぜ、どのようにして?
(Amazon内容紹介より)



最初に読んだ石持さんの「扉は閉ざされたまま」の碓氷優佳シリーズがあまりに面白かったので、早速「月の扉」をチョイス
なんだか、なかなか碓氷さん出て来ないな~と思って調べてみたら…

座間味くんシリーズだった===
間違えたっ

_| ̄|○

なんか疲れてるのかしら、わたし…

でも読む!

一応、座間味くんシリーズ第一作目だったようで、良かった♪


あるイベントを予定通りに実施するために何としても師匠を空港滑走路へ連れて来てもらわねばならない
その為に、我々はハイジャック犯になる!

そんな~、わたしだったら、ハイジャック犯になんかならないよ~
と最初は思ったけど、なんか、判るような気がしてきました

どうしてもその時間にその場所に師匠が居なければならないと、ただそれだけなんですよ
一途だな…

で、探偵役を無理やり押し付けられた座間味くん
ただたんに座間味の観光Tシャツを着ていただけで、座間味くん
飄々とした感じは現代の若者風
あだ名をつけられ、その名でずっと呼ばれ続けても別に気にしない~
座間味くん、気に入っちゃったです

これから碓氷優佳シリーズと共に座間味くんシリーズも読んでみたくなりました


彼らがそこまで信じ切っていたイベントは、その時間に始まる皆既月食が鍵なんですね~

偶然にも、この小説を読み終えた翌日の1月31日には、皆既月食スーパーブルーブラッドムーンが見られる日で、ワクワクして空を見上げました
月の扉は開かれたのでしょうか
(*^-^*)


つーか、結局、座間味くんの本当の名前は何なの??




********



1月もとても素晴らしい本に出合えました!

2月はどんな本に出合えるでしょうか♪




  






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今年も、近所の川に白鳥さんが飛来してくれました♪

遠くから本当にお疲れ様です
m(__)m


食パンを握りしめ、早速会いに行って来ましたよ~
(((((((((((っ・ω・)っ




すいすいすい~

あまり警戒心はありません!




今年は飛来数が多いような気がしますねー
ヽ(^o^)丿




エサは食パン♪




歩いて来たよ…
(ノ´∀`*)




手を伸ばせば届きそう~
近くで見ると、白鳥ってすっごく大きいんですよ



その後は、虎六ぽち子のお散歩です

ちょっと肌寒い気温でしたが、元気いっぱいの二人♪






















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もう2月になっちゃいましたね

本当に早いわぁ
(;゚Д゚)


最近、虎六の調子が良くて食欲もありありなので、いろんなおやつを作っています♪

こちらは卵ボーロ

一応人間用ですが、砂糖抜きにしてワンコ用としても美味しいですよ
(*^-^*)


♡レシピ♡



ふわふわスフレケーキ





虎六ちゃま、うまうま
(*´з`)


おベロが変な所に出てるよ…
(;'∀')




「マテ!」


『あたち、いくらでも食べられるわぁ~』




1月31日の皆既月食は見ましたか?

我が福島県は、21時半過ぎくらいまでは見えましたが、赤銅色になると言われていた22時半頃は、雲に隠れてしまいました

肉眼では、微かに「赤いかな~」程度

カメラに収める事は出来なかったー
残念…


欠け始めた21時半のお月さまで~す



とっても素敵でしたぁ
(*´▽`*)




虎六とほおちゃんの動画、ツイッターにアップしてます
是非、動く姿を見て下さい♪
(ぽち子ちゃんの動画はまだ撮れてない…すまぬ)

★Windows7の場合、Internet Explorerは動画再生が出来ませんでしたが、Google Chromeだと再生できました
★スマートフォンは再生可能でした










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