R569
シーズー虎六(天使)&保護犬3本足のぽち子&オカメの鬼灯隊長ほおちゃん(天使)&アカハラ部長
 



もう5月も下旬
早いですね

という事で、今更ではありますが、3月に読んだ本を紹介します
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽ



 「君の望む死に方」 石持浅海



余命六カ月
ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に、自分を殺させる最期を選んだ
日向には、創業仲間だった梶間の父親を殺した過去があったのだ
梶間を殺人犯にさせない形で殺人を実行させるために、幹部候補を対象にした研修を準備する日向
彼の思惑通りに進むかに見えた時、ゲストに招いた女性・碓氷優佳の恐るべき推理が、計画を狂わせ始めた…
(Amazon内容紹介より)


碓氷優佳シリーズの2作目です
1作目から2年後の設定

今回も優佳さん、冴え渡ってますね~
シリーズ1作目でお金持ちオーラ大披露してくれた安東章吾さんも引き続き登場してます

しかも、優佳さん、彼氏が出来てたっ♪
もしや彼氏って…
あの方?
名前は紹介されなかったけど「彼はカリフォルニア出張」と言ってましたね!
(〃゚∇゚〃)

ラストはどうなったのかなぁ
そこんトコが一番知りたいのに~~
( ;∀;)




 「犬はどこだ」 米澤穂信



開業にあたり調査事務所“紺屋S&R”が想定した業務内容は、ただ一種類
犬だ
犬捜しをするのだ
それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読
しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?
犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件
新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作
(Amazon内容紹介より)


探偵事務所・紺屋S&R
「紺屋」は紺屋長一郎の苗字
「S&R」はサーチ&レスキューの略だそうです

犬探し専門の探偵事務所を開業したはずが、犬とは関係ない依頼をされ渋々…
そのやる気の無さ、好きだわ~
(*´з`)

依頼内容は、行方不明捜索と古文書解読
一見関連無さそうですが~
しかし読み進めるうちにっ

いや~面白かった
桐子さん、頑張ったわ~

紺屋S&Rのシリーズ化の噂は出てますが、第二弾はいまだに書かれていないようです




 「彼女が追ってくる」 石持浅海



旧知の経営者仲間が集う「箱根会」の夜、中条夏子はかつての親友・黒羽姫乃を殺した
愛した男の命を奪った女の抹殺を自らの使命と信じて
証拠隠滅は完璧
さらに、死体が握る“カフスボタン”が予想外の人物へ疑いを向ける
夏子は完全犯罪を確信した
だが、ゲストの火山学者・碓氷優佳は姫乃が残したメッセージの意味を見逃さなかった
最後に笑う「彼女」は誰か…
(Amazon内容紹介より)


碓氷優佳シリーズの3作目!!!
シリーズ2作目に登場した堀江比呂美さんが優佳さんの友人役で再登場~
しかも、優佳さん、婚約中になってました
お相手は…??
名前は出て来ませんでしたが、あの彼で良いんですよね?
「医薬系のベンチャー企業」にお勤めとか…
(゜▽゜)

あ、私がずっと気になっていた2作目のラスト、この3作目でちょこっと触れてます
やっぱり事件になったんだぁ
ふむふむ

今回も優佳さんの推理で犯人がぐいぐい攻撃されてしまいます
でも優佳さんって、犯人が判っても探偵のように自慢げに披露したりしないんですよね
考えてみると今までのシリーズ、ずっとそうだったかも
犯人探しではなく、犯人への挑戦って感じ?




 「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」 石持浅海



横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる
美しく聡明な彼女はいつも、日常の謎に隠された真実を見出し、そっと教えてくれた
赤信号のジンクス、危険な初恋、委員長の飲酒癖、跡継ぎ娘の禁じられた夢、受験直前の怪我、密かな失恋…
教室では少女たちの秘密が生まれては消えてゆく
名探偵誕生の瞬間を描く青春ミステリーの傑作
(Amazon内容紹介より)


碓氷優佳シリーズ4作目
かなりハマってます
ヽ(^o^)丿

優佳さんが高校生なんですよ
ですので内容としては殺人事件が起きる訳ではありません
殺人が起きて、犯人探し…
そんな高校生活、そうないですよね
(;^ω^)

日常のちょっとした謎解きです
でも既に冴えてるんですよ、優佳さんが
素晴らしい~~

優佳さんが同級生たちと、シリーズ1作目「扉は閉ざされたまま」に登場した男性陣の話をしてて興味深かった
優佳さんが高校生の時は、彼らはまだ大学生
その中にステキな人が居て、「パソコン購入しに行く時に誘った」
でも「フラれた~」なんて話を、優佳が友人の小春にしてる~
(´∀`*)ウフフ




 「賛美せよ、と成功は言った」 石持浅海



武田小春は、十五年ぶりに再会したかつての親友・碓氷優佳とともに、予備校時代の仲良しグループが催した祝賀会に参加した
仲間の一人・湯村勝治が、ロボット開発事業で名誉ある賞を受賞したことを祝うためだった
出席者は恩師の真鍋宏典を筆頭に、主賓の湯村、湯村の妻の桜子を始め教え子が九名、総勢十名で宴は和やかに進行する
そんな中、出席者の一人・神山裕樹が突如ワインボトルで真鍋を殴り殺してしまう
旧友の蛮行に皆が動揺する中、優佳は神山の行動に“ある人物”の意志を感じ取る
小春が見守る中、優佳とその人物との息詰まる心理戦が始まった…
(Amazon内容紹介より)


碓氷優佳シリーズ5作目!
今の所これが最後です
早く次回作書いて下さい、石持さんっ!

でもな~
この作品のラスト読んだ時、まさか、これ、最後じゃないよね?
って気になってしまいました
私のカン…

今回は、高校の同級生や同じ予備校に通っていた友人たちが集まります
彼らは15年ぶりの33歳

みんな結婚してますねー
で、優佳さんはと言うと?
「結婚してる~~~」
でも苗字は碓氷のまま…
研究員の仕事をしている彼女はずっと旧姓のままで活動してるらしいです
旦那様がだれなのか、ついに!判明!!!
「彼は今アメリカ出張中」という事でした
(*^-^*)

登場人物がみんな頭の良い方たちばかりで、犯人と優佳さんの駆け引きが特にすごいっ!!




 「仮面病棟」 知念実希人



療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した
事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る
閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦
そして迎える衝撃の結末とは
現役医師が描く、一気読み必至の“本格ミステリー×医療サスペンス”
(Amazon内容紹介より)


石持浅海さんの碓氷優佳さんシリーズも終わっちゃったしな~
と思い、色々探し回って出会った作品

これも良いよー
好きだわぁ、この閉ざされた空間、なぜ自分はここに?
(゜▽゜)

田所病院の当直バイト速水さんはツイてなかった訳ですね

そう、気になるのは川崎愛美さん!
体力的には可能なのでしょうか
切られて撃たれて?

犯人側の計画を遂行する執念、感服いたします




 「時限病棟」 知念実希人



目覚めると、彼女は病院のベッドで点滴を受けていた
なぜこんな場所にいるのか?
監禁された男女5人が、拉致された理由を探る…
ピエロからのミッション、手術室の男、ふたつの死の謎、事件に迫る刑事
タイムリミットは6時間
謎の死の真相を掴み、廃病院から脱出できるのか!?
大ヒット作『仮面病棟』を凌ぐスリルとサスペンス
圧倒的なスピード感
衝撃の結末とは
(Amazon内容紹介より)


仮面病棟の直接的な続編ではないけれど、やはり「仮面病棟」→「時限病棟」の順で読み進めていただきたい!
同じ田所病院が舞台になっておりますので…
(*^-^*)

閉ざされた病院内でホラーアトラクション!
面白い発想ですね
知念さん、医師なのに小説まで書いちゃって、天は二物を与えてしまいましたね
これでイケメンなら怖いものなしですね
何の話?
(=´・∀・`=)エヘ

もう~桜庭和子さん、喋り過ぎじゃ
ちょっと静かにして下さい!

あ、わたし一つ気づいちゃったんですけど…
文庫版328ページ、「HLA」の話をしてるんですが、一ヶ所だけ「HAL」ってなってたのは誤植じゃないでしょうか?




 「147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官」 川瀬七緒



全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された
遺体は焼け焦げ炭化して、解剖に回されることに
その過程で、意外な事実が判明する
被害者の腹腔から大量の蠅の幼虫が発見されたのだ
しかも一部は生きた状態で
混乱する現場の署員たちの間に、さらに衝撃が走る
手がかりに「虫」が発見されたせいか、法医昆虫学が捜査に導入されることになる
法医昆虫学はアメリカでは導入済みだが、日本では始めての試み
赤堀涼子という学者が早速紹介され、一課の岩楯警部補と鰐川は昆虫学の力を存分に知らされるのだった
蠅の幼虫は赤堀に何を語ったのか!
(Amazon内容紹介より)


虫好きの私にはピッタリ~
法医昆虫学者のお話、興味津々で読ませていただきました

でも、遺体腹部からソフトボール大の球体が出て来るんですよっ
何、これは…
上記「Amazon内容紹介より」にも書いてあるんですが、ハエの幼虫ですよ
なんで、ハエの幼虫って書き方なの?
ハッキリ言っちゃって~
ウジです、ウジボール

あぁぁぁぁ、さすがの虫好きのわたしでも、ちょっと酸っぱいものが込み上げて来ましたわ
( ̄ロ ̄川)

奥多摩ニートの拓也くんはちょっと可哀想だったなぁ




 「虚ろな十字架」 東野圭吾



娘を殺されたら、あなたは犯人に何を望みますか
別れた妻が殺された
もし、あのとき離婚していなければ、私はまた、遺族になるところだった
(Amazon内容紹介より)


ミステリ界の帝王、東野圭吾登場~!!!
って、あまり彼の作品読んでない…
1990年代の彼の初期作品は結構読んでいたんですがね
「東野圭吾」ネームバリューでガンガン売れちゃう最近のはあまり手に取ってません
どうしてかしら

さて、「虚ろな十字架」
なんかモヤモヤする
パズルのピースが上手く合わさってないような、10巻まであるのに途中1つだけ抜けているような…

もう~言っちゃって良いですか
彼女を嫁として家に入れるべきではなかった
良からぬ血がじわじわと仁科家を蝕んでいく印象です
(´;ω;`)




 「ジェリーフィッシュは凍らない」 市川憂人



特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船“ジェリーフィッシュ”
その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー六人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた
ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される
さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう
脱出する術もない中、次々と犠牲者が…
(Amazon内容紹介より)


これもある意味、閉ざされた空間、密室系ですね
現代版「そして誰もいなくなった」と言われてるようですが、確かに
だって、みんな死んじゃったよ?
犯人誰?
(。´・ω・)??アレ~

とにかくですね「インタールード」で語ってる「私」が一体誰なのか!?
それが糸口でしょう

登場人物が外人で…
どうもカタカナの名前、フィリップとかクリストファーとか、頭に入って来なくてメモ取りながら読み進めました
一郎とか和夫とかだとすぐに判るんだけどなぁ
(;^ω^)
名前が昭和風?

ラストは良い
(*´з`)




  






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