7月13日(日) 「教育はすべての少女と少年の未来への扉を開く ~夢を叶えるために~ 」
2014年度のシンキングデイ活動パックの中から、
「教育に壁はない ~一歩一歩~」というプログラムに取り組みました。
①9枚の役割カードを配り、書かれている人物になりきります。
②横一列に並び、リーダーが状況文を読み上げます。
③その状況によって、カードに書かれている自分が学校に通えるか、通えないかを考えます。
④通えるなら一歩前進、通えないなら一歩後進。
⑤最後に、周りを見渡し考えます。一番後ろにいる子はどんな理由からあんな遠い所にいるんだろう。一番前にいる子は何を持っているんだろう。
「前に進んだ時、後ろに戻った時、どう感じたか」スカウトに聞いてみました。
・後ろにいった時は、みんなにおいていかれる気がした。自分が進んだ時は、後ろにいる人がかわいそうだと思った。
・後ろにいった時、学校から避けれれているようだった。みんなが行けないのはおかしいと思った。
・自分が前で、友達が後ろに下がった時は、親やお金のせいで行けないのはおかしいと思った。不公平だ。
・後ろと前とで差がありすぎておかしい。差別を感じる。学校に行けない人が悲しんでいることを思うと、平等であることが一番大事だと考えさせられた。
何が原因で学校へ行けないのか、どうしたら克服できるのか、みんなで意見を出し合いました。
最初は、「お金さえあれば学校へ行ける!」と言っていた子も、他の子のカードを見て、考え込みました。
政治や宗教の問題などが関係していると聞いて分からなくなったのです。
世界中の、どんな状況に置かれている子どもでも、教育を受ける権利がある。それを世界中の大人が約束してくれたらこの問題がなくなるのではないでしょうか。
2番目のプログラムは、パトロ-ル対抗の教育のすごろくです。
家の手伝いで1回休んだり、授業料を稼ぐために課題を与えられたりと、中々ゴール出来ません。
パトロールで協力して課題をこなし、なんとかみんな‘卒業‘出来ました。
そして今日は体験入団のお友だちが2人来てくれたので、残りの時間はみんなでゲームをしました。
1つ目は「自己紹介ゲーム」 円になって、リーダーの出すお題に当てはまれば「オー!」と真ん中へ出ます。1団は、色んな小学校のスカウトがいます。
「○○小学校の人!」というお題に答えると、それを見た体験のお友だちが、みんながどこの小学校から来ているのか一目でわかります。
2つ目は「スタンドアップ」 ペアになり、つま先をあわせしゃがんだり立ったりします。つま先を合わせたまま、というのは思ったより難しいんですよ。
相手と息を合わせ、協力しなければ必ず失敗します。人数を3人、4人と増やして挑戦。最後は全員でやってみたい!とのリクエストに答えましたが、楽しすぎて?なぜかみんなでぐるぐる回り始め…
次は円になっていたので、恒例の「ちょちょぎ」に。
前の人の肩に手を置き1列になって進みます。先頭の人が、誰かに‘ちょちょぎ‘とあだ名を付けます。誰がちょちょぎかは、先頭の人しか知りません。
先頭は、‘ちょちょぎ、いないか いないか ちょちょぎ‘ ‘ちょちょぎ髪が短い 髪が短い ちょちょぎ‘と掛け声をかけながら、誰がちょちょぎ‘なのかヒントを出していきます。わかったらその子に突撃!
最後は「ブラックボックス」
パトロール対抗で、代表1人が箱の中に手を入れ、特徴をメンバーに伝えます。メンバーが当ててくれれば合格。他のパトロールが当ててしまったら罰ゲーム。特徴を伝えるのは難しいですね。
友情の輪をして解散になりましたが、他の部屋ではブラウニーさんが活動をしていたので、その報告はまた後日。