ガールスカウト福井県第1団 

活動報告とお知らせ

敬老会のお手伝い&救急法を学ぼう! #防災マイスター

2017年09月19日 | ガールスカウト活動報告

9月17日、18日

木田・豊地区の敬老会でお手伝いをしました。

玄関で来場者をお出迎えし、エレベーターまでご案内するのがスカウトの役目です。

一人一人、丁寧にあいさつをして、手を引いてお連れします。

終了後、ご案内する際に気を付けていた点を、スカウトに聞きました。

「お年寄りにあわせて、ゆっくり歩いた。」

「ここに段がありますよ、と声をかけるようにした。」

「大きな声をで話しかけた。」

「杖を持っていない方の手をつないだ。」

「ずっと笑顔でいるようにした。」

2日続けてのお手伝いだったので、1日目をふりかえり、

スカウト自身が考え、工夫して活動していました。

来場者からは、

「手をつないでくれるの?あら嬉しい!ありがとう。」と

喜んでいただき、スカウトも嬉しい気持ちになりました。

 

18日の午後には、電車に乗って中消防署へ行き、救急法を学びました。

 

一人づつ、人工呼吸を練習。

AEDの使い方も教わりました。

 

 

消防署の方から

「小学5年生の子が、実際に人工呼吸でお父さんの命を助けたんだよ。」と

聞いたブラウニー(小1~3年)は、教わったことを熱心にメモしていました。

この日、家に帰ってからもぬいぐるみで練習していたそうです。

いつでも、人の役に立てるように そなえていないとね!

 

講習をしてくださった 中消防署さま、昨年に引き続きお世話になりました。

有難うございました。

 

 


目指せ! #防災マイスター  「濾過実験に挑戦」

2017年09月15日 | ガールスカウト活動報告

9月10日(日)

今回は午前中3時間だけの活動ですが、2つのことに挑戦しました。

まず前半。ジュニア(小学低学年)は、「包丁の扱いを練習しよう!」です。

キャンプではどうしても、得意な子が調理を担当することが多く、

包丁に苦手意識を持つスカウトが、なかなかそれを克服できずにいました。

そこで今回は1人1個、リンゴの皮むきを通して包丁に慣れてもらうことにしました。

 

 

リーダーに教わりながら、ゆっくり丁寧に切っていきました。

 

その頃テンダーフット・ブラウニー(年長・小学低学年)は、

「手作りアイスに挑戦!」していました。

コロコロアイスをジップロックで作ります。

Mサイズの袋に、牛乳と生クリームと砂糖を入れ、

氷と塩を入れたLサイズの袋の中に入れます。

それをタオルでくるんで、シャカシャカ振ったり、揉んだりします。

塩は氷をもっと冷たくするんだな、ということが分かりました。

 

ジュニアが切ったリンゴはジャムにして、

アイスに添えて、みんなで頂きました。

皮はそのまま煮出して、アップルティに!

どれもとてもおいしくできました。

包丁の扱いも、見違えるほど上手になりましたよ。

 

さて後半の活動は、「濾過実験に挑戦!」

テンダーフット・ブラウニーはリーダーといっしょに。

 

ジュニアは、ペットボトルを切って、装置作りから始めます。

装置の中身をどんなものにするか、何を入れたら汚れた水がきれいになるか

パトロールで考えて、外の公園に材料を探しに行きます。

拾ってきた材料を詰めてみて、

 

詰めた順番や内容を書き出します。

 

3パトロール同時に実験開始! 泥水を入れてみます。

 

そして、一番きれいになったパトロールから工夫した点を聞きました。

真っ黒だった泥水が、大きさの違う石や、枯れ葉を通って、

ずいぶんときれいに濾過されました。

今回は防災と言う観点から、特別な材料は用意しませんでしたが、

いつでも身近にあるもので、簡単にろ過装置が作れるということがわかりました。

他に、炭やガーゼがあればもっときれいになることも教わりました。

飲み水にはならなくても、沸騰させれば洗濯には使えます。

知識があれば災害時に役立てることができますね。

 

 

また、石や枯れ葉を使ったろ過は、そのまま自然界にも当てはまります。

森林に降った雨が土に吸い込まれ、蓄えられ、

そして落ち葉や土の層を通る間に浄化されてきれいな水になります。

それが川になり、田畑を潤し、飲み水となります。

環境を守ることがどんなに大切か学ぶことも出来ました。

 

いざという時、人の役に立てるように、地域のリーダーになれるように、

これからも防災知識を学んでいきましょうね。