ガールスカウト福井県第1団 

活動報告とお知らせ

鯖江 昔の街並み散策

2019年04月22日 | ガールスカウト活動報告

4月21日(日)

福井市のおとなり、鯖江市へまちなか散策に出かけました。

 

鯖江といえばメガネが有名ですが、JR鯖江駅周辺には昔ながらの街並みが残り、

歴史散策をするのも楽しい街となっています。

 

部門ごとに分かれて、違うコースをたどりました。

毎月、骨董市が開かれる「本山誠照寺」

親鸞聖人ゆかりの寺。左甚五郎作の彫刻があります。

 

シニア・レンジャー(中高生)も6名来て、歴史クイズのお手伝いをしてくれました。

 

「地蔵橋」

安土桃山時代の戦いで、石地蔵を川に投げ込んで、その上を人馬が通りました。

今も、お地蔵さまが横になっています。

 

「願掛け地蔵」

清らかな水を三度、お地蔵さまにかけると願いが叶う、と言い伝えられています。

 

 

「恵美写真館」

登録有形文化財の、洋風建築物。

 

「植田家長屋門」

鯖江藩家老の家柄で、この長い門は鯖江市文化財になっています。

 

 

「あめや呉服店」

黒漆喰塗りの建物は、国の登録有形文化財。

呉服、と書かれた大看板は、北大路魯山人作だそうです。

 

「旧鯖江地方織物検査所」

明治時代、鯖江は繊維王国といわれました。

 

「松阜(まつおか)神社」

鯖江藩の間部あきふさ・あきときを祀っています。

受福堂御門、という門は鯖江市指定文化財です。

 

7か所を2時間かけて回りました。

1団の中にも、鯖江市に住んでいるスカウトやリーダーがいますが

歴史を調べながらじっくり訪ねたのは初めて。

身近にこんな良い街があったのですね。

まだまだ行きたいところがたくさん!

そうそう、今度は「めがねストリート」を回ってみたいな。

 

保護者の方もたくさん参加してくださいました。

それから体験のお友だちも2名来てくれて、嬉しい活動となりました。

有難うございました。

 

 

 


「ばいばい差別」年長部門集会に参加しました。

2019年04月06日 | ガールスカウト活動報告

3月30日~31日 丸岡町西瓜屋ふれあい会館にて、

県連盟ばいさべ委員会主催の

「パジャマで100パー学べるパーティ」が開催されました。

この活動は、北陸東海地区事業に参加したスカウトが、

「ジェンダーを知ってもらおう」として立ち上げたものです。

(1団スカウトも実行委員として関わりましたが、当日は部活動の都合で参加できず。)

 

夕方5時半からの集合で、実行委員によるアイスブレイクや交流会のあと、

夕食をいただき、

「VAV(VOICES AGAINST VIOLENCE )みんなでつくる 差別と暴力のない世界」

プログラムのアクティビティを受けました。

 

学校や職業からみるジェンダー問題や、

学生服のポスターを使ったディベートなど、4つのアクティビティを体験。

身近に潜むジェンダーによる差別を認識しました。

 

平成生まれのスカウトたちは、男女の区別なく「さん」で呼ばれていたり、

ランドセルの色も様々になっています。

生徒会長も、女の子が選ばれることに違和感のない時代。

自分たちはジェンダーによる差別を受けていない、と思っているようでした。

ですが、ディベートやアクティビティに参加する様子を見ていると、

スカウトたちは気付いていないだけかもしれない、と感じることが度々。

 

今年の夏には、VAVプログラムをメインとした北陸東海地区事業が福井で開催されます。

この問題は、何度も繰り返し取り組むことがとても重要だと実感しました。

 

天候に恵まれず、何度も延期や中止にあってきた、このばいさべ委員会。

やっと事業を開催することが出来ました。

実行委員スカウトのねらい通り、

参加者たちはジェンダーに関心を持ったようです。

今後に繋がる、すばらしい活動になりました。お疲れさまでした!