ガールスカウト福井県第1団 

活動報告とお知らせ

海ごみゼロ大作戦!

2020年09月29日 | ガールスカウト活動報告

9月27日(日)

福井市鷹巣海岸のごみ拾いを行いました。

保護者の方も一緒にご参加いただき、全員で100名以上での活動となりました。

 

この活動は「チャレンジチェンジガールスカウト」文部科学省委託事業として実施されました。

 

まずはじめに、シニア・レンジャー(中高生)が、昨年度から取り組んでいるSDGsの

 

ゴール12 つくる責任つかう責任

ゴール13 気候変動に具体的な対策を

ゴール14 海の豊かさを守ろう について調べたことをもとに、

 

なぜ今回、海岸清掃をすることになったのか、説明をしました。

海ごみの中には、マイクロプラスティックという、

魚や亀、海鳥が間違って食べてしまう小さなプラスティックごみがたくさんあることを

ブラウニー(小学低学年)にもわかるような言葉にして話しました。

 

そして今回は、集めたごみの中からプラスティックだけ、

カエルデザインという会社に送ることにしました。

そのカエルデザインさんでは、プラスティックごみをアクセサリーにアップサイクルしています。

どのようにアクセサリーに生まれ変わるのか、説明をしました。

 

 

前日までの大雨で開催が心配されましたが、活動中は一度も雨が降らず、

時間いっぱいゴミ拾いをがんばりました。

 

 

 

 

みなさん、お疲れさまでした!

 

1時間ほどの清掃のあと、スカウトたちは宝探しゲームを楽しみました。

部門に分かれて、宝の番号が書かれた紙を探します。

見つけた人から宝物と交換してもらいます。

宝物は、、、リーダー手作りマスクやクラフトでした!

まだまだマスクが手放せないので、使ってくれたら嬉しいです。

 

集まったゴミはこちら。

大きなものは思ったより少なかったけど、

小さなゴミは拾えないくらいたくさんありました。

 

最初にシニア・レンジャーから、マイクロプラスティックごみについて聞いていなかったら

小さすぎて拾わずにいたかもしれません。

スカウトからも、

「ビニールシートの切れ端みたいな小さいものが多かった」と聞きました。

ポイ捨てされたごみばかりあるのかと思っていましたが、

プラスティック屋根や、ビニールシート、

漁師さんの網に使われるプラスティックが劣化して、風に飛ばされて海に流れつくことを知りました。

 

帰宅後、「プラごみを見るたび鳥や亀が見えました……」と

感想をくれた保護者のかたもいらっしゃいました。

 

参加者全員が、

このプラごみがゼロになるために自分は何をしたらいいのだろう、という意識をもって

日々過ごしてくれるだけでも、この活動の意味があったかな、と思います。

 

そして次週、再来週、と続けて

専門家を招いて、海ごみについてのお話をお聞きします。

体験したことを思い出しながらお話を聞けるのは、とても貴重な学びになると思います。

次はスカウトだけの活動なので、しっかり聞いて、お家の人に伝えてあげましょうね。

 

保護者のみなさま、

海風が吹き荒れる中、ご参加いただきましてありがとうございました。