10月6日(日)
今年の保護者参加の活動は、南越前町今庄の、今庄宿を旅してきました。
たくさんの保護者の方が参加してくれて、70名近くでの列車の旅です。
そして、下見の時にお会いした今庄の方が、私たちが到着するのを待っていてくださいました。
今から案内してくれます!
今庄宿は、3つの険しい峠を背にした、越前南端に位置します。
北陸から、京や江戸に向かう旅人が必ず通るのがこの地です。
旅人が疲れた体を休めるため、ここには茶店や宿屋がたくさんできて、繁栄しました。
国登録有形文化財の「旅籠 若狭屋」
旅籠とは、一般旅行者を泊める宿のことです。
国登録有形文化財「明治殿と公徳園」
今庄の経済発展に尽力した偉人、田中和吉さんが建設。
明治天皇が宿泊された本殿の居室を移築しました。
お昼ご飯は、その田中和吉さんが私財を投じて建設した「昭和会館」をお借りしました。
県指定有形文化財「京藤甚五郎家」
県内最古級の町屋。屋根には卯健(うだつ)があがっています。
室内の柱には、幕末 “水戸天狗党”の刀傷が残っています。
初代福井藩主・結城秀康は北陸道を整備するとき、まちの防御に配慮して
街道を矩折(かねおり)にしました。
矩折とは、道を急に屈折して遠くを見通せないようにした作りのことです。
町指定遺跡「燧ケ城(ひうちがじょう)跡」
標高270mの愛宕山山頂にある燧ケ城は、木曽義仲が平家を迎え撃つために建てられました。
今回は、ふもとにある新羅(しんら)神社までお参りに行きました。
「高野由平商店」さん
一子相伝、梅一筋にこだわり、江戸時代から評判の甘露梅肉屋さん。
全員に梅肉と梅ジュースを試飲させてくれました。
とっても美味しい!また買いに来ます!
駅の裏側にはD51も展示されていました。
今庄駅の前にある井戸。
お休みの店の中をのぞいていたら…お店の方が特別に入れてくれました。
懐かしい昭和のおもちゃがいっぱい!
親子で、クイズに答えながら、今庄の歴史を学びました。
全問正解者には、リーダー手作りの特別ビーズを進呈。
地元の方に、元気にごあいさつする!というミッションも守りながら、
1日活動を楽しみました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今庄で出会った皆さま、また帰ってきます!