兼業役者の猫とバイクとヴァナ・ディールな日常

舞台中心、TV.映画.CM等を少々。そんな無名役者の仕事とバイト。猫とゲームのぐうたらな日々と云いたい放題。

符号

2008年09月22日 17時40分21秒 | よもやま話
第23代の自民党党首が誕生しましたね。ライバル4人を見事に押さえて「アキバのタロウちゃん」こと麻生太郎氏の圧倒的勝利でした。事実上、内閣総理大臣に就任と云う事ですね。しかし、偉い方のご子孫だとは知っていましたが、吉田茂元総理のお孫さんだと云う事を、今回初めて知りました。与謝野馨氏は、かの与謝野鉄幹・晶子夫妻のお孫さんだとか…。当たり前と云えば当たり前の話なのですが、あのオジサン達が、私達が教科書で知っている偉人・有名人の子孫だと思うと、何とも不思議な感じがします。何となく、ああ云う偉い方々は想像上の人物のような錯覚があって、現実に生きて生活していた人だと云う実感がないんですよ。
織田信長の子孫だと云うアイススケーターもいますが、顔を見てちょっとがっかりしたり…。確か直系ではなかったはずですし、あそこまで遡ると血が混じり過ぎて「似る・似ない」以前の問題だとは思うのですが、信長のカリスマ的存在感は想像力をかき立て、写真が残っていないだけに期待と願望が入り混じりますからね。
話が横に逸れてしまいました。歴代総理の中に名を連ねた事で、晴れてタロウちゃんも歴史上に名を残す人物となった訳です。ただ名のみを残すのか、実を伴い逸話を残す人物となるかは本人次第、と云う事ですよね。少なくとも平成以降、かろうじて残りそうなのは、郵政民営化を行った「行動する人」小泉元総理くらいでしょうか? 他の方々は在任中にさえ何を行ったかが判らず、スキャンダル以外の何も産まなかったのですから、歴代総理名の暗記勉強の段階に登場する「符号としての名前」で終わりそうな気がします。
福田元総理は、就任以前はあのキャラクターが結構好きだったのですが、不完全燃焼で終わってしまい、大いなる期待ハズレでした。「麻生太郎」の名が、単なる符号で終わるのか否か、期待を込めて見守りたいと思います。

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