ハナミズキ

情報と云うのは、フィルターがかけられて、無意識のうちに取捨選択が成されている、と云うのはよく聞く話です。だから、何かの情報が欲しいと思った瞬間に、次々とアンテナに引っ掛かるようになると…。
「ハナミズキ」なる植物。一青窈の歌が流行るまで、名前すらうろ覚えだったのに、昨年、母が上京して一緒に散歩中「これが、ハナミズキ」と教えられた途端、やたら目に入るようになりました。「こんなにポピュラーな木だったのか！」と驚くくらい、あちらにもこちらにも植わってるんですね。歌詞にあるような「薄紅色」や「真っ白」や「微妙にオレンジ掛かったの」や…。誰かのお家の庭だったり、街路だったり、木の大きさや枝の張り方で花の付き方も違っていて、華やかさはないけれど可愛いお花だと思います。
ブログを書くようになってから、やたら街中のお花に目が行くようになりました。意識して見ると、ほんの少しのスペースでも利用して、園芸を楽しんでいるお家がいっぱいあるんですよ。道端の野草も可憐なお花を付けて侮れない存在ですし、いつか使おうと撮り貯めた写真が携帯のメモリーを圧迫しています。植物事典が欲しいなって感じですね。写真は標題の「ハナミズキ」。結構大きな木です。