伯父の死

癌で入院中だった京都の伯父が亡くなりました。今日の夕方15:40頃だったそうです。昼過ぎに従兄弟から兵庫の叔父宛に「今夜が峠らしい」と連絡が入り、その叔父から実家の母宛に「もう意識もあれへんし行っても判れへんやろけど、息してるうちに顔見てくるわ」と電話が入ったのだそうです。
兵庫の叔父が大阪の病院に到着した15分後に伯父が息を引き取ったそうで、再び実家に連絡が入った時に「兄貴、わしが行くのん待ってたみたいやで」と話していたのだとか。直ぐに親類に連絡が回り、明日の朝一番に長兄の家に集まり、何台かの車に分乗して現地に向かう段取りになったそうです。母に「あんたらは遠いけん、わざわざ行かんでもええわ」と云われたので、遠くからお線香をあげる事にしました。
伯父はダンディでユーモアがあって、いつもオシャレな人でした。私が子供の頃、この伯父が大好きで、伯父のお嫁さんになりたい、と思っていました。最期まで苦痛を口にせず、医師が「相当辛いはずですよ」と驚く程精神力の強い人でしたが、やっと痛みも苦しみもない所へと旅立ちました。彼岸には先に逝った祖父母や伯母・叔父もいます。これからは皆で大好きなお酒を飲んで語らってくれれば、と思います。ご冥福をお祈りします。