
テレビではバラエティ番組も復活して
日常モードの生活が戻ったように錯覚するけど。
被災地ではまだ行方不明者の捜索や遺体の収容が連日行われている。
自衛隊、警察、消防の方々のご苦労には頭の下がる思いだ。
日本人はできるだけ考えないようにしているが
2万人以上の「失われた命」が紛れもなくそこにある。
海外のメディアはビニールシートに覆われた遺体や
自衛隊員が埋葬する棺の写真を掲載している。
日本よりも海外のメディア方が震災の真実を伝えているように思う。
例えばTIME
→The Calamity of Japan's 9.0-Magnitude Quake
それから福島原発では
政府がもたもたしている間に相当ひどいことになっている。
東京電力は放射性物質を含む汚染水を海に流した(低濃度と言ってるが嘘)。
これによって日本は、意図的に海を放射性物質で汚染した世界最初の国として
今後、国際社会から非難を浴び続けるだろう。
日本が「海洋汚染テロ国家」になる日――放射能汚染水の海洋投棄に向けられる世界の厳しい視線
ネットで話題になっていたが
ドイツの気象庁が放射性物質の拡散予測をWebで発信している。
なぜドイツが?と思うけれど、一方日本の気象庁はといえば
同じように拡散予測を行いながら、公表はしていなかった。
影響診断に温度差 ドイツ気象庁、拡散予想図
日本人が日本政府の情報を信じられず
海外の情報に頼るようになったら終わりだ。
中国や北朝鮮と何が違うんだ・・・もう、そこまで来てるように感じる。
福島原発は炉心溶融している可能性がある。
炉心溶融してしまった福島原発の現状と今後
2号炉の近くは「即死」レベルの放射能だという。
政府、東電の初動対応が悪かったせいで
現場の作業員の方は、命を危険にさらして作業している。
一方、民主党が今国会で最も熱心に通した法案は「子ども手当」である。
東京電力はいたずらを恐れて寮の看板を消したそうである。
東電の会長は震災当日、マスコミ連れて接待旅行してたとか。
何なんだろう、これは。
兵隊は優秀だが将校は馬鹿という日本の伝統は
いつまで続くのだろうか。