今日「風立ちぬ」を見てきました。
風立ちぬ 劇場予告編4分
事前の情報から、ゼロ戦設計者の夢とエゴ・・・
みたいなテーマの映画だろうと思っていましたが
そんなことよりも絵の美しさに、ただ見とれました。
水の透明感とか
メガネのレンズ越しに見える風景とか
草を渡る風とか
なんでこんなすごい描写ができるのだろうか。
作画作業は相当大変だったはずだけど。
ジブリはやはり天才集団なんだろうか。
主人公の堀越二郎は、技術者らしく
自分の夢に生きている人でした。
そして現実に対してはそっけなく冷淡。
上司に話しかけられても
自分に集中していて
一言目は必ず聞き逃すところとか
片手で妻の菜穂子の手を握りながら
片手で設計図を引く場面とか
「ああ、技術者ってこうだよなあ」って
思いながら見ました。
そこにおそらく宮崎監督は自分自身を投影していると思うのですが
「自分は天才なんだから世間に冷淡なのは許してくれ」と言ってるのではなく
「天才であることの罪も罰も背負って、それでも自分は生きていく」と
言ってるのだと僕は解釈しました。
それがキャッチコピーの「生きねば」につながってるのではないかと思います。
ゼロ戦のメカニズムに関して
深い話はほとんど無いです。
沈頭鋲がでてくるくらい。
それよりも堀越二郎と菜穂子の恋愛がメインの話です。
メカ好きのオタクが美少女に無条件に愛される、というのは
宮崎映画らしいといえばらしいですが。
しかし、美しい恋愛物語です。
話題の庵野秀明の起用ですが
朴訥な感じが役柄にマッチしてて
僕はいいと思いました。
印象に残ったセリフ。
「創造的人生の寿命は10年だ」
「大好きな人に一番綺麗な姿を見てもらいたかったのよ」
風立ちぬ 劇場予告編4分
事前の情報から、ゼロ戦設計者の夢とエゴ・・・
みたいなテーマの映画だろうと思っていましたが
そんなことよりも絵の美しさに、ただ見とれました。
水の透明感とか
メガネのレンズ越しに見える風景とか
草を渡る風とか
なんでこんなすごい描写ができるのだろうか。
作画作業は相当大変だったはずだけど。
ジブリはやはり天才集団なんだろうか。
主人公の堀越二郎は、技術者らしく
自分の夢に生きている人でした。
そして現実に対してはそっけなく冷淡。
上司に話しかけられても
自分に集中していて
一言目は必ず聞き逃すところとか
片手で妻の菜穂子の手を握りながら
片手で設計図を引く場面とか
「ああ、技術者ってこうだよなあ」って
思いながら見ました。
そこにおそらく宮崎監督は自分自身を投影していると思うのですが
「自分は天才なんだから世間に冷淡なのは許してくれ」と言ってるのではなく
「天才であることの罪も罰も背負って、それでも自分は生きていく」と
言ってるのだと僕は解釈しました。
それがキャッチコピーの「生きねば」につながってるのではないかと思います。
ゼロ戦のメカニズムに関して
深い話はほとんど無いです。
沈頭鋲がでてくるくらい。
それよりも堀越二郎と菜穂子の恋愛がメインの話です。
メカ好きのオタクが美少女に無条件に愛される、というのは
宮崎映画らしいといえばらしいですが。
しかし、美しい恋愛物語です。
話題の庵野秀明の起用ですが
朴訥な感じが役柄にマッチしてて
僕はいいと思いました。
印象に残ったセリフ。
「創造的人生の寿命は10年だ」
「大好きな人に一番綺麗な姿を見てもらいたかったのよ」