1月の中頃から風邪をこじらせ気管支炎を患っていた。熱はないものの薬のせいか体は怠く前向きな気持ちになれずにいた。3週間目に入り大分回復してきたので、リハビリを兼ねて多摩川の土手を散策してきた。六郷土手で電車を降りて多摩川駅まで歩いてみた。
まず驚いたのは昨年の台風の傷跡。河原敷きに泥やゴミが蓄積されているところがそこかしこにあり、かなり背の高い木の枝に藁くずやビニール袋などが沢山ぶら下がっていた。こんなところまで水嵩が上がってきたんだとビックリ。土手沿いの住民の方たちはどんなにか怖い思いをされただろうと改めて感じた。やはり現場に足を運ぶということはこういうことかと納得した。ニュースで聞いているだけではここまでの実感は湧かなかった。
あれから4か月近くがたち、今日の多摩川はいたって平和に流れていた。
そんな多摩川を眺めているご老人がいた。沢山のカモメを友人にして何を語っていたのだろう。何を見つめていたのだろうか。
今日は晴天を期待していたが、生憎空は厚い雲に覆われてきた。広く市民に開放された河川敷では、ゴルフやテニスを楽しんでいる人の姿が見られた。土手沿いの道では、たくさんの人がジョギングや散歩を楽しんでいる。気管支炎で仕事以外は外出を控え、ほとんど引きこもり状態だった私にとっては、多摩川の広々とした景色は久しぶりに気持ちをリフレッシュしてくれた。
ゴールの多摩川駅の傍に浅間神社があったので寄ってみた。境内から河原を眺めることができ、もう少し天候が良ければ富士山の雄姿も拝めるらしい。こんなところにも小さなビュースポットがあったなんて、ちょっと嬉しくなった。多摩川のお陰で気持ちが少し前向きに変わった一日だった。
昨年の台風はそれは本当にすごいものでしたね。
こちらの被害はもとより、ですが、まだ母がいたころは、アクアラインを渡り川崎を抜けて多摩川道路を東京に向けて走りましたから、右側に見える、丸子橋や、二子橋を懐かしく思っていました。
でも、先年、近くに住む友人から写真が送られて、あの大きな川の氾濫には驚きました。
こちらも、まだブルーシートの屋根がありますが、川でも傷跡はあるんですね。
大きな川も、海も自然のままで、ゆったりとしてるときは心も癒されますが、一旦、怒ると・・半分は人災でもあるのかと・・
インフルエンザや巷では、コロナウィルスとか・・かいくぐって、頑張って生きてまいりましょう♪
何はともあれ健康第一とつくづく思います。友人から大根を送っていただいたので、kinshiro さんをまねてキンピラを作ってみようかな。