http://www.nichinichimovie.jp/
樹木希林さんの遺作ということで話題になり、鑑賞したいと思いながらそのままになっていました。そして、日常の忙しさに紛れていつしか心のひだに埋もれてしまっていましたが、最近、禅語に興味を持ち始め、「日日是好日」という言葉に再度出会いました。黄檗宗少林山達磨寺の副住職広瀬大輔さんによれば、「好日」の「好」は「好悪」の好ではないとのこと。「『嵐か、よし、嵐なにするものぞ!』、『失ってしまったか、よし、どうにかこれを改善しよう!』と、積極的に生きる決意 "よし" がこの "好" なのです。」とのこと。
http://www.daruma.or.jp/zen/detail.html?zen_id=11
楽しい日でも苦しい日でも、そのままを受け入れ清々しく生きていけばそれが、日日是好日なのだとか。
樹木希林さん、黒木華さんの主演の「日日是好日」は、まさにこの禅の哲学を具現したような映画でした。冬至、小寒、大寒、立春、雨水など、二十四節気をモチーフにして、その季節季節のお茶のしきたりを横糸にし、主人公がひとりの女性として成長していく見事な作品でした。そして、最後に観客も「日日是好日」の深い意味を体得できるような仕掛けになっています。
数ヵ月後に定年退職を控え、今後の生き方を模索している私にとって、「日日是好日」は、座右の銘になりそうです。
なるほどねぇ・・そういうことね・・とまた納得がいく・・
人生、本当に色々あります。
明日はどうなるか分からない・・何が有るか・・起きるか分からない・・だからこそ・・・日々是好日ということですね。
> 人生、本当に色々あります。
同感です。是非、作品にふれてみてください。私も今度は本を読んでみたいと思っています。(^^)