説明するまでもなくあの野犬である・・・
救出されたのは嬉しいことだが、できれば仲間の野犬のところに
帰してあげたいと思うのは露地者だけだろうか・・・
野犬どうしの間に生まれた犬だろうか、
飼い犬が野犬になったのだろうか、
学生の頃田舎の墓参りに行ったとき野犬の集団に遭遇したことがある。
10頭以上の野犬が群れをなして走り去って行ったのだが
あの時は小さないとこを脇に抱えて急な山を恐怖で走っておりた記憶が
残っている。
しかし、今おもえばみごとな統率力である。
案外、野生のオオカミと同レベルの意思の疎通による集団形成が
なされているのではないか。
あの野犬にも仲間がいたようだ、
幼い子供などに害や恐怖を与えるのではマズイが、そうでなければ
仲間と野山をかけめぐりイケメンの野犬と恋に落ち、子供を産み
家族を形成して自然の中で暮らす方がいいのではないか・・・
もし、あのワンコが飼い犬の間に生まれた犬ならば、
人間に捨てられて野犬になり、また人間との生活に戻されるならば
あのワンコの生涯ってなんだろう・・・・
人間って何様なんだろう・・・・・・