ひとせのとびとび日記

仁瀬由深の個人ページです。

ワークショップいたしました。

2009年05月24日 22時10分30秒 | Weblog
昨日、約半年振りの稽古でした。
ジャイアントキリングさんとこでワークショップです。

稽古が久しぶりだと見るほうもドキドキします。
自分もカンが鈍っていないか、相当「観心」します。
俳優さんが伸びるかどうか、なかなかのプレッシャーなのです。

こちらのアドバイスに微動だにしない俳優さんは心配ありません。
そういう俳優さんは時間はかかりますが、こちらの出方も修正がききます。

心配なのはいわゆる「のびしろ」をたくさん持ってる俳優さん。
そして感性が敏感な俳優さん。
もっと心配なのは、自覚症状無く敏感な俳優さん。

こちらの言葉一つで、伸びるか、芽が千切れてしまうかが決まってしまいます。

そして困るのは、他で芽を千切られてる俳優さん。
いわゆる「手垢がついた」状態ともいえます。(俳優育成機関だけでなく、普段の実生活・育った環境においてもこの状況に陥る事があります)
クセがついていて、しかも自分の感性に従う事に抵抗や恐怖があります。

まあ、教えるって難しいですね(^^;)

でも、普通の舞台用の稽古と違ってワークショップがやりやすいのは、みんなが学ぶ姿勢で臨んでくれる事です。
舞台用だと、臨戦態勢でやってくる俳優さんも居たりして、ダメ出しやアドバイスに思わぬ抵抗を食らったりします。
またそれを理解してもらうのに莫大な時間が消費されたり・・・・

どんな稽古でもリラックスして楽しんだ人が一番良い物を創れるな、とつくづく。

ワークショップはまだ始まったばかり。
あと3回という短い回数ですが、みんなの変身が楽しみです。

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