JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

開幕2戦などの感想

2009年12月02日 21時27分12秒 | JTマーヴェラス/高木理江選手
【神戸大会】

◆ 久光戦のヨンギョンなんだけど、Kさんが「ここで少し休ませといて一気に使う」みたいなことを仰って、結局その通り、試合後半からテンが集中的にトスを上げて大爆発した。こういう広い視点で見られる方と応援(観戦)できるのは本当に勉強になる。俺なんてよくわかってないから「点」でしか見られないことが多くて。
◆ ヨンギョンがミスった時にケンチャナヨ(=大丈夫、問題ない、気にすんな)コールをしたら、通訳の葉子さん(千野ではなく板垣)がこっちを向いて「GJ!」と親指を立ててくれたらしい。葉子さんナイス。よかった、中指じゃなくて。それにしても同じチームスタッフの中に葉子という名前の方が2人いるのってすごい確率じゃないでしょうか。西宮市某所には「10台しかない駐車スペースにヒュンダイ車が2台停まっている」という駐車場がありますが、それよりも確率低いかもしれない。
◆ あとマーヴェは・・・公式応援団、もっとバシッ!と仕切ってくださいや。頼むで!特にタイムアウト明け直前に1回だけ「ジェーティー!」って叫ぶの、あそこちゃんと仕切らんと、めっちゃマヌケになるよ。それとは別にJTコールもやってほしいし。そして二枚替えのエールは最初の選手だけではなく、2人目にも送ってあげられるようぜひ工夫してください。以上、強く希望。

◆ マーヴェは久光に勝ったけど、やっぱり久光いいわ。なにがいいって守備がいい。ディグはリーグ1だろうね。とにかくボールが落ちない。こういうチームは大崩れしないね。昨年のマーヴェなら長いラリー続くと9割くらいは久光の得点になったと思うけど、だがしかし、今年は決定力があるから逆に7割くらいモノにできたんじゃないかな。ってなわけでやっぱりマーヴェ強い(笑)
◆久光の外国人・エリザンジェラ選手いいですね。同じエリザンジェラでもパウリノとは一味違う。めちゃくちゃいい!というわけじゃないけど、かなりいい。サーブは強烈だしパワーもある。NECのフォフィーをもっと攻撃的にしたというか、久光らしい外国人だと思いました。

◆ 東レはまだチームが固まってないね。こないだの記事で大山加奈選手が入ることによりコマの配置的にどうなるか(=バランス)って書いたけど、マーヴェ戦では大山選手の調子が安定せず、迫田選手を投入。迫田選手はサマーや近畿総合で抜群のスパイクを見せるだけあって、プレミアでも通用していたんじゃないかと思う。東レのサイドは木村選手が固定(ライト/レフト問わず)で、残りの2枠に本来は大山選手とバルボッサ選手が入る予定だったと思うんですが、開幕の2試合でこの2人が揃って良かった時間はなかったね。というわけで迫田選手や芝田選手が入ったわけですが・・・。
◆なんかこのまま行くとボッサ選手(ヘンな略し方すんなや)が「大山選手が不調だった時のバックアッパー」的なポジションに落ち着きかねない。若いからどんどんチームにもマッチしてくると思うんだけど、菅野監督がこの先どういう使い方をするのか、敵ながら見ものではあります。いずれにせよ、どのチームも日本人の大砲タイプが使いにくい理由は、安定性に欠けること。ムラが多いんだよな。怖さ(相手がイヤだと思うかどうか)という点では大山選手より芝田選手のほうが現時点では上だと思う。チームが固まるまではもう少し時間がかかりそう。

◆ シーガルズは、ちょっと厳しかったですね。いわゆる「シーガルズらしさ」が薄まっちゃったような印象。初日は岡野選手と森選手が目立ってなかった。福田選手はまだ試行錯誤といった感じだったけど、レシーブが思ってたより堅実でした。サイドに米村選手が入るようになればグッと強くなるんじゃないかと思います。シーガルズは西宮出身のかわいい卜部選手に注目してましたが、たしか2日目はレフトで入ったりもしてませんでしたっけ?ディグはイマイチだった気もしましたが、それでも1年目でコートに立てるってのは素晴らしい。いずれにせよ、ここもチームがまだ固まってないと思う。
◆ シーガルズは誤審に泣かされましたね。初日の「リベロのアタックライン踏み越え」の件はよく知らないんだけど、2日目はホントに酷かった。俺はマーヴェの試合が終わってKさんたちに挨拶してそのまま帰るつもりだったんだけど、みんな第2試合を観るということになって結局観戦。エントランス入ってすぐのエンド席、主審側のサイドラインの延長線上で観てた。第2セットがデュースに突入し、30-29で迎えた場面。木村選手のライトからのアタックがエンドラインを割って31-29でシーガルズが取ったと思ったのですが、判定で東レ側の得点になってしまいました。エンドライン割ってるよ、と思ったんですが、話がヘンな方向に行っちゃって、なんとワンタッチがあったかどうかという審議に。おいおい、それはちょっと違うやろ!で、線審が「ワンチあり」ってかたくなに主張しちゃったんでしょうかね、結局東レの得点になっちゃいました。あれは本当にかわいそう。東レが勝とうがシーガルズが勝とうがどっちでもいいけど、あの誤審は本当にかわいそう。そのあと木村選手の連続ノータッチエースでこのセット取られましたが、これは木村選手が素晴らしい。シーガルズは完全に集中力を削がれていたとはいえ、まだタイスコアだったんですから、そこでアッサリ2つ取られたのは言い訳にはならない。もちろん木村選手のサーブもエンドラインギリギリを狙った素晴らしいものでした(1本目はエンドライン超えていたような気もしますが・・・)。

◆ しかしまあ、主審(田野ブラザーズのどっちか)はなにを見てたんだろうね。自分の目の前の出来事じゃん。なんで線審のジャッジの方を採用するわけ?自信がないなら、せめてノーカウントにすれば良かったんじゃないでしょうか。だからクソ審判って言われるんだよ。もしあれをマーヴェ戦でやられたら、ワシら黙っとらんで。いや、いつもうるさいけど(笑)
◆ ちなみに第1試合のマーヴェ戦をジャッジした北村主審は、この日は良かったw


【その他】

◆ 有明大会は、日曜日の観客が1,300人とお寒い状態に。同じ日のチャレンジリーグ宇土大会(熊本県)では、地元フォレストリーヴズ熊本の応援団が駆けつけ2,000人も入ったのに。。。なお神戸の観客は3,000人と個人的予想を下回る入りでしたが、こないだも書いたとおり年内はこんなものかもしれません。例年だと年明けの2回目はほぼ満員なんでね。久光さんも1,000人以上は動員するでしょ、きっと(笑)
◆ 前期の上位2チームと下位2チームが神戸、真ん中の4チームが有明という具合で分かれたのですが、期せずともチーム本拠地という意味でも東西できれいにわかれましたね。西のチームは神戸、東のチームは東京。

◆ チャレンジリーグで大野石油広島オイラーズがインフル感染につき開幕2試合を棄権。こういうの初めて見ました。当然相手チームが25-0×3セットのストレート勝利。うーん、発症者は2人だけど感染者(潜伏期間中)がいる可能性もあるため、棄権したと聞いたのですが・・・紳士的ではあるものの、残りのメンバーで戦っても良かったのではないかと思います。それになんとなく他のチームにとっては不公平な気がしないでもない・・・勝負の世界だから仕方ないか。まあ得したのが強豪の健祥会とKUROBEだったのでまだ救われた・・・ような気がする。いずれにせよ、大野石油にとってこの2敗ってのは極めて大きなハンデです。頑張れ!
◆ なおチャレンジリーグは、まず全チーム総当りの1回戦をやって、そこで上位6チームと下位6チームが決まります。そのあと1回戦の成績をリセットした上で、上位グループと下位グループでそれぞれ総当り1回戦を行い、1~6位と7~12位を決めます。なんでこんなシステムにしたんでしょうね。下位6チームに入っちゃったら、どんだけ頑張ってもドンだけチームの調子が上がろうともチャレンジマッチ行けなくなるんだよ。目標なくなるじゃん。仮に「6勝5敗」で上位集団に入ったチームと、「5勝6敗」で下位集団に入ったチームがいたとしたら、その差っていったいなんなの。
◆ パイオニアからの大量移籍で注目の上尾メディックス、2試合目にして早くも黒星。細川選手が不出場。


ま、そんなところです。デンソー、NEC、車体、パイオニアについては対戦してから書きたいと思います。


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