JAZZ from Nishinomiya

V・プレミアリーグのJTマーヴェラスを応援しつつ、日々の出来事や雑感を語ります。ときどき毒づきます。

バレー 最近の話題

2009年07月15日 02時51分45秒 | バレーボール
そういや、先週末はサマーリーグの女子東部予選が開催されたらしい。NECレッドロケッツとKUROBEアクアフェアリーズが勝ち抜けで決勝リーグ進出とのこと。赤ロケは、これはもう当然でしょうけど、KUROBEはビックリしたなぁ。

あんまりこのチームのことはよく知らないんだけど、元リヴァーレの田中選手はおなじみだし、伊藤選手や高崎選手も名前くらいは知っている。チャレンジリーグヲタによると色摩選手が人気があるとも聞きました。あと、位田愛(いだめぐみ)選手はマーヴェヲタにはおなじみなのかもね。でももうやめてよ、京都でやった近畿総合のように「位田対決」とかって騒ぐのは。ヲタヲタしいんだよ、お前ら!ヲタソードで切るぞ!(笑)

それよりも、PFUが全敗だったのには驚きました。各方面の情報を統合すると、チームとして体をなしていなかったとようです。監督が変わり、セッターでキャプテンの古藤選手もいなくなり、プレミアから来た3人(東山選手、松下選手、砂田選手)はユニすら着ていない状態(ユニの完成が間に合わなかった?)とのこと。髪型や練習含め、随分とオールドスタイルになったとも聞きますが、新監督が昔ながらの東レの人?だからそうなっちゃうのかねぇ。いやよく知らんけど。

その「よく知らん俺のような者」にとってありがたいことに、ちばQさんのブログを拝見すると、岸本新監督のことがいろいろ書いてらしたのでじっくり読ませていただきました。ひとことで言うとかなりのやり手で切れ者ということでしょうか。いずれにせよ、あたりまえではありますが、ある程度の時間はかかるということなんでしょうね。今週末には中部総合選手権大会があるので、そこでもう少しまとまりのあるチームが観られるのでしょうか。って俺は会場には行かないんだけど。

ただなんというか、チャレンジ優勝チームが全敗ってのは、ちょっとカッコつかないわなぁ。今回の東部予選はプレミアがNECだけということもあって、チャレンジのチームが残り1枠を狙って気合入りまくりだったと思うんだけど、それはPFUだって同じだろう。個人的には西部予選で四国88が全敗したのと同じくらい「あれ???」ですね。

四国88はフォレストリーヴズ熊本戦の、第2セットの途中まで観たんですが、プレミアから来た選手を試していた、という感じでした。競っているわりには面白くない試合で、一番印象に残ったのはフォレストの#2坂本久美子選手の清楚な美人っぷりでした(なにを見とるんじゃ)。しかし、はるばる熊本から参戦して1勝をあげたフォレストは立派ですよ。昨シーズンはチャレンジリーグ初参戦で3勝15敗のチームですよ。四国も主力メンバーを外していましたし、それが本来サマーリーグの持つ意味ではあるとは思いますが。。。

まあこれで決勝リーグ進出チームは、マーヴェ、久光、NEC、KUROBEの4チームに決定しました。KUROBEは苦戦必死だと思いますが、貴重な経験ですから全力でぶつかっていただきたいと思います。ってかマーヴェ頑張れよ。西部予選の最終戦みたいな試合やってたら、久光にもNECにも勝てねぇぞ!責める気持ちを忘れるな!

そういやブルロケの休部に伴い、チャレンジマッチで敗れて一度は降格となった大分三好のプレミア残留が決まったそうな。プレミアのチーム数を減らさないのであれば、個人的にはプレミアチームであった大分三好が残留するのが筋だと思いますが、しかし最近は正直ジェイテクトSTINGSの方が強そうに見えるんですが・・・?黒鷲にしてもサマーにしても(まあこの2大会は、大分三好の外国人選手がいなかったから、なんとも言えませんけどね)。チーム運営力を認められた結果、なのかな?

ところで今のご時勢、こういった状況で昇格を打診されたら、「はい喜んで!」と言えるチャレンジリーグのチームってどれくらいいるもんなんだろうか。活動費は間違いなく1桁上がるよ。場合によっては10倍くらい必要になるかもしれないよ。それだけの覚悟があるチャレンジリーグのチーム(の運営母体)は、果たしてどれくらいあるんだろうか。全部が全部、プレミアに上がることを諸手を挙げて喜ぶんでしょうかねぇ。

「なにがなんでもプレミアに残留したいチーム」が8チームいるとして、かたや「なにがなんでもプレミアに昇格したいチーム」はどれくらいいるのかなぁ、ってこと。選手の気持ちはともかく、企業の本音としては、経費がかかるプレミアに昇格したくはない、というところだってあるかもしれないよなあ。広告宣伝としての費用対効果がどれほど認められるか怪しいものですしね。上尾メディックスはパイオニアから庄司選手も移籍したし、例年外国人選手も加わってるし、その気はあるんだろうなぁ。PFUも意欲を感じる。四国88なども「昇格に向けて準備中」という感じではあるけど、最終目標はあくまでもプレミアなんだろう。

でも他はどうなんだろうなあ。そこまでプレミアリーグに価値を見出しているかなぁ、企業チームとして。失礼な話、「入れ替え戦でプレミアに勝って昇格してしまわないレベルでの戦力」に抑えてしまってないだろうか。極端な話をすれば、今プレミアのチームが一気に2つ3つ廃部になったとして、昇格を打診された場合、何チームが積極的に応じるだろうか、という疑問は常にあります。選手のやる気ではなく運営母体の覚悟といいますかね。実際のところどうなんでしょうか。

・・・まあ、あくまでも単純な疑問ですけどね。これ以上書くとキツイ話になるんでこのへんで。もちろん、運営目的は各チームそれぞれでしょうし、そこは第三者がどうこう言うものでもないということはわかっておりますが。。。

いずれにせよ、Vリーグ特にその最高位にあるプレミアリーグは、企業サイドにとってもファンにとっても、本当に魅力あるものでなければならないと思う。じゃないと存続そのものに関わることだからね。いうまでもなくファンはみな、なんらかの不安を感じています。武富士廃部、ブルロケ休部、女子のチーム数削減、パイオニアの現況・・・。1ヶ月ほど前のVリーグのメルマガでアンケート依頼があったので覗いてみたら、ファイナルのあり方についてのアンケートでした。俺は場違い筋違いとは思いながらも「ファイナルよりもレギュラーラウンドをもっと魅力のあるように運営してください、危機感抱いて下さい」って書いて出したよ。ファイナルにどんな催しをすれば盛り上がるかなんて二の次三の次だろーよ!そんなもん、広告代理店に頼めばなんとでもなるっつーの!それよりもそこに行くまでの135試合(来シーズンから何試合になるのか知らないけど)が重要やろ!各地域の協会ごとにバラバラの運営クオリティを上げて、その上で独自色を出して、バレーに興味のない人でも会場に足を運んでみようかと思わせる努力をしやがれ!

と俺は思いますよ。

なんだか取りとめもない話になりましたが、ファンはみな危機感を持っている。ブログで発信するもよし、チームに要望を伝えるもよし、協会にメールを送るもよし。景気や業績と連動してしまうのが企業スポーツの常(※)とはいえ、ファンが危機感を持っているということが協会のお偉方に伝わらないことには、この先、本気で危ないと思う。新規参入の企業が見込まれる確率は高くないですからね。

※)シーガルズのようなクラブチームであっても、スポンサーのほとんどは民間企業。当然景気と無関係ではいられないですよね。


【余談というかつぶやき】
何年か前に「証券化アイドル」って試みがあったけど、バレーの場合はチームの「収益」がないに等しいから、「証券化バレーチーム」ってのは無理な話だろうなぁ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。