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空想科学ロケット旅行

Let's Go Swanky Street, Singing The Kids Are Alright!

すっかりmixiからtwitterに移行してしまった

2010-05-26 20:14:36 | 日々のうたかた
ついさきほど、マイミクの日記「mixiはやめどきだろう」みたいなのに下記のような書き込みをしました。

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へー、mixiってそんなに不便になっちゃってたんだー、って思うぐらいmixiから遠ざかってます。

原因はもちろんtwitter。twitterやるようになってから、mixi=狭い/twitter=広い、mixi=日速/twitter=秒速、な感じがして(あくまでも感じなんだけど)、どうにもtwitter一辺倒になっちゃってます。

あれだけmixiにはまってたのになあ、と思うと不思議な気もしますね。
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まあ、新旧友人の中にはmixiしかやってない人もいるし、コミュニティは仲間内でのやりとりや連絡事項には便利だし、ということで別にやめはしないし、2~3日に一度は覗いたりしているんですけど。

あ、でもリアル知人以外とのやりとりはmixiコミュよりも圧倒的にtwitterのほうがおもしろい気がします。僕はtwitterでは好きなバンド名や作家名でリアルタイム検索をかけて引っかかったつぶやきに対して話しかけたりしてるんですけど、
・話題のきっかけが出てきたり返信が来たりのスピード感
・その会話にさらに新たな人が加わってくる広がり感
がmixiとは全然違います。これに慣れちゃった結果、掲示板形式によるコミュニケーションがつまらなくなってしまったんですよね。

あくまでも僕が知る限りですけど、mixiやってた人がtwitter始めると、だんだんtwitterに移行していく人が多いような……。

ただしtwitterをいろいろと楽しもうと思ったら(現時点では)ある程度のIT/ネットリテラシーが必要となるのは事実だし、またtwitterはmixiよりもさらにはまる人とはまらない人がパッキリと分かれるような気がします。なのでなんだかんだいってもtwitterはまだ一部の人たちのものなんじゃないかな。

でもその一方でこんなデータもあります。
「mixi」の訪問者数が1,000万人を突破、Twitterも急成長を維持
図表1にあるようにmixiとtwitterへの訪問数の差が接近しています。もちろんmixiとtwitterでは訪問の気分モードや情報への接触態度が違うので単純な数値比較はちょっと危険なんですけど、それにしてもこのtwitterの伸びはすごいですよね。


……えーと、というわけで、何を話してたんだっけ?(笑)


あ、そういうわけで、mixiは辞めませんけど、活動が非アクティブなのはごめんなさいそういうわけです、ってことでした。

生物と機械の中間にいるもの

2006-11-17 18:42:21 | 日々のうたかた
だいぶ昔に下記の記事を見つけて、なんともいえないゾクゾク感を味わったんだけど、

「自力で歩く生物」を創造するアーティスト

今日ひょんなことから、この素敵な人工生物?と再会した。


すっかり忘れていたので会議中にもかかわらず「おおー!」と声を上げそうになってしまったが、やっぱりとにかくスゴイ!
デスクに戻ってさっそくyoutubeで検索したら、あったあった!

その1
その2

すごいです。やっぱりゾクゾクします。他にも「Theo Jansen」で検索するといろいろ出てきます。


なんていうかなー、こう、例えば人間や動物ってもちろん思考をするところが機械とは違うわけなんだけど、腕や足が動く仕組みっていうのは骨と筋肉があって「それを動かす」っていうインプットがあるから動くわけじゃないですか。

この『海浜動物』(と作者は呼んでいる)たちも、骨があって、筋肉とはちょっと違うけど風によって発生した動力を伝える仕組みがあって、突風とインプットがあって、と、その部分だけ見たら生物とそんなに変わらないんじゃないかな。


…って、そういうことを考え出すと、もうたまらなくゾクゾクするわけです。

しかも、こいつらの歩行ときたら、はっきりいってホンダのアシモよりもなめらかに生物っぽく歩いているように思います。

クー、やっぱりたまらん! はっきり言って「萌え」ます。


-----追記-----

友人はこれをみて「美しい」と表現した。

それを聞いて何で自分がここまでゾクゾクするのかっていう理由のひとつがわかったよ。「生物みたいなのに完璧に制御された調和」ってところにものすごく惹かれるんだな。

例えば馬が走っている姿はとても美しいんだけど、その脚の一歩一歩は完全に同じ動きじゃないよね。その動きやタイミングには少しずつだけど「ゆらぎ」があって、だからこそ(ロボットじゃなくて)動物らしい動きと脳が認識するんだと思う。

ところがこの「海浜動物」たちは生き物のような動作で歩きながらも、その動作やタイミングが完璧に制御されていて狂いのない調和のもと一連の動きが繰り返されているわけで、そこに生物と機械の中間という違和感というか異化作用というか、そういうなんともいえない不可思議な美しさを脳が感じているんだなあ、と。

こんな記事も見つけて、ますますグッときているわけです。


「砂浜動物 テオ・ヤンセン / 風で歩く“生命体”を創る」



というところで思い出したんだけど、「カラクリン」って知ってますか?

↓コレ。
http://blog.livedoor.jp/toto_ya/archives/cat_195864.html

「海浜動物」とはスケールが違うけど(笑)、これはこれで楽しいんだよね。昔、某ミュージアムで展示会があったときバイトで準備を手伝ったことがあってすっかり魅了されました。



秋晴れ~自転車~うどん~中古CD

2006-10-12 02:47:31 | 日々のうたかた
先週末の3連休は3日とも本当にきれいな秋晴れでなんとも言えないぐらいすがすがしい日々だった。初日の土曜日、どこに行くというわけでもなく自転車を漕ぎ出したのだがあまりの気持ちよさについつい五反田~六本木を通って神保町まで行ってしまった。

とくに途中の皇居周りは道も広く天気もサイコー、ジョギングを楽しむ人たちの間をスイスイと通り抜けていくのがこれまた気持ちいいったらありゃしない(笑)。

それでもって神保町に着いたのが4時前ぐらい。ここには「丸香」といううどん屋さんがあるのだが、讃岐うどんブームの中でもおそらく頂点に位置する何店かのうちのひとつ、山越製麺所(以前のうどん巡礼記にも書きました)で修業した人が開いたお店。

以前は3時過ぎぐらいで売り切れじまいだったので「たぶんダメだろうな」と思いつつ行ってみたらまだやっていた。ラッキー! とばかりに釜玉とゲソ天を注文。ここのゲソ天はかなりカラッとクリスピーに揚がっていておいしい。釜玉も、山越のそれと比べてしまうとやっぱりちょっと…というところはあるんだけど、東京でこれだけの釜玉が食べられるんなら全然オッケーよ(笑)。

あっという間に平らげて、せっかく久しぶりにきたので追加で冷やがけを注文。ダシをひと口ズズッとすすると、うーん、このイリコ加減はたまらん! 麺は川崎の名店「綾」に馴れているせいか、コシにちょっと物足りなさを感じたものの、でも十分に美味い。こんな店、家か会社の近くにあったら週3で通うな、間違いなく。


さて、腹も膨れたしどうしようかなと思ったが、神保町といえば古本か中古CD。大学生の頃は古本屋に入り浸りあの独特の紙魚臭い香りを胸いっぱいに吸い込んでいたわけだが(笑)、なんとなくそういう気分でもなかったので近くにあったディスクユニオンへ。小1時間で以下のCDを購入。


●the mock turtles / turtle soup
(もっとバリバリにマンチェブームなダンサンブルサウンドだったと思ったんだけど、今聴いてみるとわりと普通のPOP)

●switch tourt / thrill with maximum
(MOD~ガレージ系インストバンド。しかしやっぱりこの手のサウンドについてミッシェルの果たした功績は大きい)

●shuntaro okino / electoroika
(こんなアルバムがあるとは知らなんだ。ジャケットがいかにもインディーズっぽい)

●伝説のアクションドラマ音楽全集 「探偵物語」music file
(「工藤ちゃ~ん」by成田三樹夫。やっぱりこの作品はドラマも出演者もサウンドも最高)

●wack wack rhythm band / tokyo session
(そういやこのバンド、「男たちのメロディ」(ドラマ「俺たちは天使じゃない」主題歌 by SHOGUN。上記「探偵物語」もby SHOGUN)をカバーしているんだけど、そっちもかなりいい)

●フレンチ・フィルムノワールアンソロジー vol.4
(Jazzyサウンド+ダバダバスキャット満載! と思って買ったのだがそれほどでもない)

●jelly fish / spilt milk
(puffyの名付け親であるアメリカの二人組。カラフルサイケポップワールドを展開するが、このテイストはコレクターズの初期にも通じるものがある箱庭的POP。気持ちいい)

●v.a. / prego! '93-the menu of trattoria vol.1
(100円だったのでつい…)

●biff bang pow! / l'amour, demure, stenhousemuir:a compiration 1984-1991
(クリエーション・レーベル主宰、アラン・マッギーのバンド。まだ聞いていないけどGoodな予感)

●r.e.m / document
(「あれ、持ってたっけ? あれ?」と散々悩んだ挙句買ったら、やっぱり持ってた。とほほ。でもこっちのはボーナストラック入っているから良しとするか)


つい物欲に火が付いて買い込んでしまった。それにしても見事に統一性のないラインナップ、というか判る人にしか判らない品揃え。

店の外に出るとすっかり日が暮れていた。ライトを持ってきていなかったので帰りはゆっくりめのスピードでテレテレと帰宅。


まあとにかく、なんとも本当に自転車日和な一日だった。



辛度

2006-08-10 03:13:17 | 日々のうたかた
先日久方ぶりにカレーのココイチ(CoCo壱)に行った。地元の駅前にオープンしてから3回目ぐらいだったんだが、これまではずっと辛さ「普通」にしてたのを、ふと思い立って「1辛」というのにしてみたら、これがけっこう辛くてヒー。

もともと辛い料理自体は好きなんだが、どうやら他の人よりも辛さに弱いみたいで、昔、会社のみんなで六本木の四川飯店にランチに行き麻婆豆腐を注文したらあまりにも辛くて、同じく辛いものに弱いS先輩とふたり、周りのみんなが心配するぐらい黙りこくってしまったという経験の持ち主だったりする。


自分がみんなより辛いものに弱いと最初に気が付いたのは新入社員のとき。先輩たちと行った昼食で全員が注文したカレーがオレにとってはやけに熱くて辛くて、先輩たちはすでに食べ終わっているのに、オレは半分ぐらいしか食べられない。そのとき初めて「あれ、オレってもしかして普通より辛いものダメなの?」と気が付いたワケ。

前述の四川飯店経験以来、麻婆豆腐や坦々麺を注文するときにはお店の人に「これってどのくらい辛いんですか?」などと質問すると「いえ、それほどでもないですよー」なんて言われて安心していると、(おーい、辛いぞー、ヒー)なんてこともあったりしてけっこう苦労する。


そこで最初のココイチに話が戻るわけだが、ココイチの辛さを「辛度」として全国的に辛さの単位にしてくれないかなー。…と言ってピンと来たアナタ! そうです、痛さの単位「ハナゲ」と同じことですね。


(参考文献)やゆよ記念財団「痛みの基準は鼻毛」



ココイチのように全国的にチェーン展開していて、当たり前だけど全国どこでも同じ味を提供できる企業の素晴らしさというのはこういうところに価値を持つわけであって、ココイチの「普通」を「0ココ」、「1辛」を「1ココ」とすれば、オレみたいな者が初めてのお店で麻婆豆腐を注文するときにも、メニューにすでに「本格四川麻婆豆腐(2ココ)」と書いてあれば、「お、アブナイアブナイ…」と自ら地雷を踏まずに済むわけだ。

うーん、考えただけでも素晴らしいし、おそらく全国規模で考えればかなりの数の人たちから賛同を得ることができそうだ。「辛度の単位をココとする!」というのを公約にして国会議員に立候補したら間違いなく当選するだろう。

そうなれば当然、「ハナゲ」と同じように「ココ」を国際標準規格にまで発展させるという運動が国内、いや世界中のいたるところから自然発生的に沸き起こってくるに違いない。辛いものは好きだが、同じように自ら地雷を踏んでしまう人たちは全世界的にいるはずであり、そのような民衆にとって「ココ」は「ハナゲ」以上に切実な問題を解決する手段として熱狂的な称賛を持って迎えられるはずである。不適切な比喩であることを承知で言えば、おそらくそれは 1930年代のドイツにおけるヒトラーの台頭をも想起させるはずだ。


しかし外食産業界をその立脚点として成立した「ココ」に対して、思わぬところから異議が唱えられることになるとは誰が予想しただろうか。

なんとそれは、スナック菓子業界において辛さの代名詞としてすでにその地位を確立していた小池屋カラムーチョを支持する勢力が唱えた単位「ムーチョ」であった。

「ムーチョ」はその語感がシンプルに体現するメキシカンテイストが、「辛さ」を構成する要素として非常に重要な「辛度」+「熱さ度」という<明喩としての意味性の二重構造>をその思想的バックボーンとして急速に勢力を拡大していく。

そして「ココ」「ムーチョ」両勢力の国際標準規格奪取に向けた闘争はもはや武力行使をも辞さないという危機的状況が誰の目にも明らかとなり、世界中がその動向を固唾を飲んで見守るなか、なんとここで歴史的大転換が起きることとなる。


それはルーマニアの世界的経済学者、ピリカラーニャ・スパイスキー博士(1927~2004)が長年の研究の末体系化を確立した「辛度変換係数理論」に基づく「辛度為替方式」による、「ココ」と「ムーチョ」の「単位完全等価交換制」の提唱であった。

後世の歴史学者たちにより「神の視座と中世ギルド的結束力の発露」と称えられたスパイスキー博士の超人的尽力により、「1ココ=0.846ムーチョ」という歴史的な辛度交換係数が設定され、世界はキューバ危機以来の超緊張状態を脱することができたわけである。

ちなみにこの係数は博士の提案に対して両陣営の首脳陣が応える形で実現した「ブカレスト会議」(2002年10月24日)において国際標準規格として批准された。会談の会場となったルーマニア国立美術館第三展示室(通称「沈黙の間」)は、批准の瞬間割れんばかりの拍手と足踏みで満たされ、両陣営首脳は互いの肩を抱き合いながら涙に咽びつつ、カラムーチョがトッピングされたカレーを頬張ったと言われている。


こうして世界は(辛度の点においては)穏やかさを取り戻したかに見えたが、この事態を苦々しく思う勢力がいないわけではなかった。


そのひとつは超大国アメリカの特に中~南部を中心基盤とし、その歴史も非常に長いタバスコ陣営による単位「バスコ」である。

また激動の中南米史上最も民衆を震え上がらせたと言われる暴君ハバネロ家も、先祖代々伝わる単位「ネロ」が他の後塵を拝すような地位に甘んじている状況を放っておくはずもなかった。

とくに「ネロ」陣営はその指導者ハバネロの激しすぎる気性を反映してか、テロリズムをも辞さない過激な活動で「ココ=ムーチョ」陣営へのゲリラ行為を活発化させていく。皇帝ハバネロの意思を最も忠実に受け継いだ先鋭実行部隊である親衛隊「炎の旅団」は、ニューヨーク、ロンドン、東京のコーヒーショップに備えられてあるガムシロップをハバネロ絞り原液にすり替えるという同時多発テロにより世界中を恐怖に陥れた。


この二大勢力の台頭に呼応するかのように、「ココ=ムーチョ」陣営の中にも『辛さには辛さを、痛みには痛みを』を合言葉に極右化する派閥があらわれ、とくに青年部を中心とした圧倒的な支持のもとその勢力を拡大し、それはやがて「ココ=ムーチョ」陣営の崩壊へと繋がっていく。

スパイスキー博士主導による歴史的なブカレスト会議からここまでわずか6年のことであった。しかもこの極右化派閥の実質的トップがなんとスパイスキー博士の甥であったという事実は、運命が仕組んだ皮肉という言葉で片付けられるものではないだろう。


こうして世界は再び激動の渦中へと否応なく舵を切り、「赤く熱い戦争」(=Red Hot War)の時代へと突き進んでいくことになるのである。

写真でつながるサイト <Flickr>

2006-03-02 03:39:59 | 日々のうたかた
写真好きな方々のあいだではすでに結構有名なサイト「Flickr」。

久しぶりに覗いたら「Flckr badge」という機能が追加されていました。これはFlickrにアップしてある自分の写真を、Flashを使ったちょっと洒落たレイアウトのバナー(みたいなもの)にして、Flickr以外のWebサイトに貼り付けられるというもの。

さっそくこのBlogにと思って試してみたところ、どうもgooブログでは使えないHTMLタグが含まれているのか(HTMLには疎いのでよくわからない…)、うまくいきませんでした。うーん、残念。

ふと思い起こせば、これまでこのBlogに写真を貼ったこと自体がなかったので、ためしに1枚貼ってみました。

これはずいぶん昔におもちゃデジカメ(35万画素ぐらい)で撮った写真をモノクロ変換して、さらにもとの画像とは別にソフトフォーカス加工をした写真を二重露出のように重ね合わせたというものです。個人的にはこういうソフトフォーカスに芯が入ったような(?)写真が好きなので。

他にも何枚かモノクロPhotoをあげているので、お暇な方はどうぞ見てやってくださいませ。
http://www.flickr.com/photos/rocketman3/

しかしこのFlickr、写真を楽しむ、写真でつながるための機能がどんどん追加されてきていて楽しいです。去年米ヤフーに買収されましたが、日本でもぜひサービス開始してほしいものです。



[三十六月夜物語] その1

2005-07-09 15:20:40 | 日々のうたかた

“A TWILIGHT DE JA VU”= 夕暮幻燈


(おや、前にもこんなことがありましたね
 あのときも確か
 空は水色と朱色の二重構造で
 空の鯨達の腹を 全くうっとりするような桃色に
 染めていましたっけ)


(いえいえ そんなことはございません
 恐らくそれは
 夜でもなく昼でもない そんな微かな時間の
 まるで橙色に滲んだ町が
 あなたのスクリインに投影した幻像に
 ちがいありません)


(なるほど きっとそうかもしれませんね)


(ええ きっとそうです)




19860715


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この[三十六月夜物語]というのは、浪人~大学時代につけていたメモのタイトル。ある日見た夢の中で自分が読んでいた本のタイトルで、目が覚めたときその本の中身は全然覚えていなかったけど、タイトルだけはくっきり残っていてなかなかかっこよかったのでそのまま使ったというもの。

今読むと、当時入れ込んでいた(今でももちろん好きだけど)作家が手に取るようにわかるというなんとも気恥ずかしいものだが、一方ではものすごく純粋に文学好きだったよな、と思わなくもない。

メモのほとんどは断片的なもので自分以外の人にはなんだかわからないものだけど、いくつかはこんなふうにまとまっているものもある。

15~20年近く前のメモだったりするけれど、若かりし頃(笑)の僕がせっかく書いたものなので、ときどきアップしていこうと思う(ネタが尽きたとき対策?)。




世界の終わり

2005-03-12 00:32:18 | 日々のうたかた
↓こんな夢を見た




世界の終わりをじっと待っていた毎日
ひっそり隠れていたのに
廃工場の奥の僕らの庵は
子ネズミを助けるために
ずる賢い彼女たちに取られてしまった


瓦礫の城をあとにした僕は
パーカーと毛布を持って
雨上がりの透きとおった空の下
海までのかげろうのような一本道を
とぼとぼと歩く
少し前を一緒に歩く二人の友達(いや 三人かな)


誰もいない海辺に着いた僕らは
砂浜に潜って潮が満ちてくるのを待っている


ゆっくりと波がせまってくる
世界の終わりと一緒に
泣きたくなるほどの透きとおった青い空
遠くまで凪いだおだやかな海


陽の光はすべてにあたたかく降りそそぐ
すべての色がだんだん薄れていく
ゆっくりとハレーションする世界
ゆっくりと終わる僕ら


歓声とも悲鳴ともつかない最後の声
海鳥たちは聴いてくれたかな


素敵な女性の名前

2005-03-11 23:18:33 | 日々のうたかた
今朝会社に行く途中信号待ちをしていたら、ふとある名前が頭に浮かん
だ。


クロエ


といっても巨人軍の往年の名選手ではない(古!)。かのボリス・ヴィ
アンの名作「うたかたの日々」のヒロインの名前だ。このクロエ、作品
中では肺から蓮の花が生えてくるという奇病に冒されてしまう。もう随
分前だが俳優・押坂忍の奥さんが肺にキノコが生えるという奇病にか
かっていて話題になったが、蓮とキノコでは「はかなさ/せつなさ指
数」に雲泥の差があると思うのは俺だけではあるまい。

作品イメージもあるのかもしれないが、クロエとはまた、どことなく
キュンとくるような素敵な名前である。

これが漢字で「黒江」だと、


『おーい、黒江くーん、これ20部コピー頼むよー』


みたいにいきなり中小企業のOLさんイメージになってしまうのはなぜ
だろうか?(全国のOL黒江さんごめんなさい。別に悪気があるわけで
はないんです)


The Durutti Columnの曲名にあった、フランチェスカとかジャクリーヌ
なんてのも同様に素敵だなあと思っていたりしました。

だってフランチェスカですよ(意味不明)。

ま、これも曲があまりにも美しいのでその影響が多分にあるわけですが。


さらにいえば、


レティシア


というのはどう? これまた美しいでしょう。これは60年代のフランス
映画『冒険者たち』でジョン・シムカスが演じたヒロインの名前だ。も
のすごい美人なんだけど鉄鋼溶接なんかでアート作品を作って個展を
やったりなんかしちゃうという、当時でいえばかなり最先端な女性だっ
たんだと思う。ひょんなことからアラン・ドロン、リノ・バンチュラと
海底に沈んだ財宝を探しに行くことになるんだが、残念ながら船上で撃
たれて死んでしまう。そして水葬のシーンになるんだが、この美しさっ
たらないです、もう(まだこの映画見ていない人、オススメです。エン
ターテイメントとしてホントにおもしろいし、三人の役者がホントに素
敵です)。


日本の女性の名前ではなんといっても「や行」だね。とくに「ゆ」。
「ゆりこ」とか「ゆみこ」とか「さゆり」とか。「ゆ」という文字が持
つやわらかさが日本的な女性のイメージにかなりマッチしていると思う
わけです。思えば初恋の女の子も「ゆみこ」だったな。


なんだかフェティッシュな雰囲気になってきたけど、もしオススメの素
敵な女性の名前があったらぜひ教えてプリーズ。

ブログタイトル候補

2005-02-05 01:41:38 | 日々のうたかた
一昨日の夜中にこれを立ち上げたもののそのあと2日とも飲みに行って
しまったのでいきなりあいだが空いてしまったよ。

というわけで今も酔っているんだけど、やっぱり物事始めが肝心だし、
このまま三日坊主(というかまだ一日しか書いてないけど)になっては
元も子もないので、いきおいで書いておこう。


今週の火曜日、いよいよブログを書き始めようと決心した僕がまずやっ
たことはブログのタイトルを決めることだった(なんか違う気もしたけ
ど)。そこで元ネタを探すためにお気に入りのThe Collectors、the
pillows、そしてThe JamのCDを引っ張り出してあれこれ考えてみたん
だ。でも始めたのがすでに夜中の1時すぎ。

おまけにヘッドホンでCDを聴いて焼酎を飲みながらやっていたら、そ
のうちだんだんそっちのほうがメインになってきちゃって、気がついた
ら酔っ払ってCDにあわせて歌っている始末。

ま、そんなヘロヘロ状態の末このタイトルに決まったわけだけど、せっ
かくなので(なにが?)候補となったものも記しておこう。


・夢見る君と僕
・音よりもずっと速く 光よりもまっすぐに
・ジェットパイロットの夢
・真夜中この星止めて
・狂った預言者みたいに地下鉄の壁にメッセージを書いたのは誰だい?
・夜明けと未来と未来のカタチ
・夜明けの瞬間をそっと
・Blues Drive Monster
・僕らは気づかずに同じ夢を見た
・Happy Bivouac
・Ride On Shooting Star
・Get Yourself Together
・Solid Bond In Your Heart
・Beat Surrender


とまあ、見る人が見れば「なんとまあベタなタイトル」、というわけだ
けど。でも結局文字ヅラの収まりのよさとgooIDとの兼ね合い(もちろ
んこれもコレクターズの曲から)でこのタイトルに決定したんだ。

そうそう、タイトルそばのサブタイトルみたいなところもホントは

Let's go swanky street, singing "The Kids Are Alright" together.

って入れようと思ったら全角文字しか使えなくって、これまた今の「そ
のまんま」のにしたよ。


ああ、だめだ。酔いが回ってきた。眠い…。
誰かこの酔っ払い通信をキャッチしているかい?