今朝会社に行く途中信号待ちをしていたら、ふとある名前が頭に浮かん
だ。
クロエ
といっても巨人軍の往年の名選手ではない(古!)。かのボリス・ヴィ
アンの名作「うたかたの日々」のヒロインの名前だ。このクロエ、作品
中では肺から蓮の花が生えてくるという奇病に冒されてしまう。もう随
分前だが俳優・押坂忍の奥さんが肺にキノコが生えるという奇病にか
かっていて話題になったが、蓮とキノコでは「はかなさ/せつなさ指
数」に雲泥の差があると思うのは俺だけではあるまい。
作品イメージもあるのかもしれないが、クロエとはまた、どことなく
キュンとくるような素敵な名前である。
これが漢字で「黒江」だと、
『おーい、黒江くーん、これ20部コピー頼むよー』
みたいにいきなり中小企業のOLさんイメージになってしまうのはなぜ
だろうか?(全国のOL黒江さんごめんなさい。別に悪気があるわけで
はないんです)
The Durutti Columnの曲名にあった、フランチェスカとかジャクリーヌ
なんてのも同様に素敵だなあと思っていたりしました。
だってフランチェスカですよ(意味不明)。
ま、これも曲があまりにも美しいのでその影響が多分にあるわけですが。
さらにいえば、
レティシア
というのはどう? これまた美しいでしょう。これは60年代のフランス
映画『冒険者たち』でジョン・シムカスが演じたヒロインの名前だ。も
のすごい美人なんだけど鉄鋼溶接なんかでアート作品を作って個展を
やったりなんかしちゃうという、当時でいえばかなり最先端な女性だっ
たんだと思う。ひょんなことからアラン・ドロン、リノ・バンチュラと
海底に沈んだ財宝を探しに行くことになるんだが、残念ながら船上で撃
たれて死んでしまう。そして水葬のシーンになるんだが、この美しさっ
たらないです、もう(まだこの映画見ていない人、オススメです。エン
ターテイメントとしてホントにおもしろいし、三人の役者がホントに素
敵です)。
日本の女性の名前ではなんといっても「や行」だね。とくに「ゆ」。
「ゆりこ」とか「ゆみこ」とか「さゆり」とか。「ゆ」という文字が持
つやわらかさが日本的な女性のイメージにかなりマッチしていると思う
わけです。思えば初恋の女の子も「ゆみこ」だったな。
なんだかフェティッシュな雰囲気になってきたけど、もしオススメの素
敵な女性の名前があったらぜひ教えてプリーズ。
だ。
クロエ
といっても巨人軍の往年の名選手ではない(古!)。かのボリス・ヴィ
アンの名作「うたかたの日々」のヒロインの名前だ。このクロエ、作品
中では肺から蓮の花が生えてくるという奇病に冒されてしまう。もう随
分前だが俳優・押坂忍の奥さんが肺にキノコが生えるという奇病にか
かっていて話題になったが、蓮とキノコでは「はかなさ/せつなさ指
数」に雲泥の差があると思うのは俺だけではあるまい。
作品イメージもあるのかもしれないが、クロエとはまた、どことなく
キュンとくるような素敵な名前である。
これが漢字で「黒江」だと、
『おーい、黒江くーん、これ20部コピー頼むよー』
みたいにいきなり中小企業のOLさんイメージになってしまうのはなぜ
だろうか?(全国のOL黒江さんごめんなさい。別に悪気があるわけで
はないんです)
The Durutti Columnの曲名にあった、フランチェスカとかジャクリーヌ
なんてのも同様に素敵だなあと思っていたりしました。
だってフランチェスカですよ(意味不明)。
ま、これも曲があまりにも美しいのでその影響が多分にあるわけですが。
さらにいえば、
レティシア
というのはどう? これまた美しいでしょう。これは60年代のフランス
映画『冒険者たち』でジョン・シムカスが演じたヒロインの名前だ。も
のすごい美人なんだけど鉄鋼溶接なんかでアート作品を作って個展を
やったりなんかしちゃうという、当時でいえばかなり最先端な女性だっ
たんだと思う。ひょんなことからアラン・ドロン、リノ・バンチュラと
海底に沈んだ財宝を探しに行くことになるんだが、残念ながら船上で撃
たれて死んでしまう。そして水葬のシーンになるんだが、この美しさっ
たらないです、もう(まだこの映画見ていない人、オススメです。エン
ターテイメントとしてホントにおもしろいし、三人の役者がホントに素
敵です)。
日本の女性の名前ではなんといっても「や行」だね。とくに「ゆ」。
「ゆりこ」とか「ゆみこ」とか「さゆり」とか。「ゆ」という文字が持
つやわらかさが日本的な女性のイメージにかなりマッチしていると思う
わけです。思えば初恋の女の子も「ゆみこ」だったな。
なんだかフェティッシュな雰囲気になってきたけど、もしオススメの素
敵な女性の名前があったらぜひ教えてプリーズ。
個人的にレイチェルという名前がステキだと思っていた。少女漫画だったか?マンガキャラクターとして認知してたんだと思う。ところが字幕映画で「レイチェル」という名を男性俳優が呼んだときに「レイチェル」がヤケにドスの効いた響きだったことに驚いた。マンガで読んだときの可憐なイメージと余りに違う。決して男優がドスの効いた話し方をしていたわけではない。
ほんで、大体フランス人の名前は現地の人の発音で聞くと「おっかねえ」と思う事が多い。まあ、これは私が現地フランス語に対してビビってるだけなんすけど。ジュヌビエーヌとかさあ、向こうの発音、マジこえーんだよ~。呪文か?と思わせる勢いで怖い。
カタカナ横文字。
それが果たす役割として日本人が西洋文化を受け入れるに当たってワンクッション、「異物」としてのショックを吸収する、というのがあるではないか。
「異物」としての外国語がカタカナという日本語に書き換えられることによって「夢」や「憧れ」に変換されるのだ。
純粋な日本語とはチョッピリ違うんだけど、横文字カタカナは日本語だもんね。ちょっと違う日本語→何か新しい響き→外国への夢や憧れ。
Rachel(外国語~外人~おっかねえ)→レイチェル(吹き替えで日本語を話すTV映画の人。おばさんにも親しみやすい)
と、こういう図式で。
話変わって、外国地名で好きなのは「クワラルンプール」です。もちろんカタカナ語の響きとしてです(笑)。
この尼崎死さんの指摘はけっこう重要なポイントをついているような気がします。気がするだけなんですけどね。
地名で言えば、Myフェイバリット漫画である「マカロニほうれん荘」のなかで、トシちゃんが「バビロニア!」「マダガスカル」と言っていたのを思い出しました。パッと思い出せないですけど、旧ソ連の地名なんかもカタカナ表記するとけっこういい感じですよね。ロシア語も異国情緒度数が高いのかな。
昔、言葉には意味や過去に得た情報をもとにしたイメージと、音感から受けるイメージのがあって、
普段聞きなれないような言葉は特に音感から受けるイメージが強く、そのため印象に残りやすいんじゃないかと考えていたんです。
例えば、「レイチェル」といった名前は過去にインプットされた情報(漫画の主人公とか映画のヒロインとか)からくる女性像と、音そのものがもつ独特のイメージ。それが何なのかなぁと思っていたら。。。
そうか、外国への憧れというのは理解できますね。
ちなみに、私が言葉の音を意識するようになったのは、「カムチャツカ」でした。これもロシアですね。