さて、いつまでもショックに打ちひしがれているわけには行かない。早くしないと昼時のベストタイムが終わってしまう。というわけで気を取り直して山越に向けてスタート。
これがまた、道幅はそれなりにあるが、「ああ、いま山を越えているなー(別に山越とかけているわけではない)」と実感できるようなものすごいクネクネワインディングロード。それを抜けてしばらく走り、目的地に近づいてきたなーと思っているといきなり路上駐車の長蛇の列。もしやこれが!? と思ったらやっぱりそうだった。おお、なんと警備員が交通整理している。いったん通り過ぎてからUターン、Yを先に降ろして列に並んでもらってから路駐の列に車を停めた。
製麺所の前からズラッーと伸びた行列は交差点で曲がって狭い駐車場みたいなところをクネクネと。見れば交差点のところでみんなが行列をバックに記念撮影をしている。製麺所のそばまで来ると「初めての方へ」みたいなパンフレットまであるではないか。
40分ほど並んでようやく製麺所の中へ。吟味に吟味を重ねてやはりここは釜玉の中とかけ中を注文。かけは冷たいダシをかけて縁台みたいのに座って、いざ一口…。
正直言ってかなりドキドキしていた。いくら巷の評価No.1のさぬきうどんとはいえ、車をレンタルして山の中を走って40分も待って、いざ食べてみたら「うおー!さすがは山越! 噂どおりのうまさだー!!」と自分を無理やり納得させなければいけないようなことになったらどうしようか…と思っていたのだ。
しかーし! そんな心配はまっっったくの杞憂に過ぎなかった。
うまひー! うますぎる。
コシ、ツヤ、太さ、スッキリしたダシ。すべてがベスト。まさにベストofベスト。30ン年間生きてきて食べた麺類の中で一番うまかったといっても全然過言ではない。さらにYの釜玉をもらうとこれがまたうーまーい! 釜揚げながらもモチッとしたコシがあり、そこに卵がからんでなんともいえない。 思わず写真を撮るのも忘れてあっという間に全部食べてしまった。
うー、もっと食べたい。このうどんだけ食べていればいいのではないか? と思わずに入られなかったが、限られた時間と再びあの行列に並んでいる場合でもなかったので、後ろ髪を首がムチ打ちになるぐらい引かれつつも車に戻った。
さて次は…とうまひゃひゃの地図を見て、わりと近くにある「木村」に決定。Yは満腹で次はパスするかもとのこと。走り出してしばらくすると寝てしまった。途中ちょっと道を間違えながらもシャルロットのナビで近くまでは来たものの、なんだかおかしなところでナビが終了してしまい、全店制覇の地図とナビを見比べてなんとかたどり着いた(すぐ近くの交差点を通過してしまっていた)。店の向かいに駐車してYを起こしてどうするかと聞いたら食べられそうだというので一緒に店に入る。
わりと広い店内にテーブルが並んでいる。左手のカウンターでどんぶりに玉を入れてもらって席につくと、あれ? ダシはどこだ? テーブルの上に土瓶が置いてあるがこれはお茶だろう、と思ったら温かいダシだった。冷たいダシをかけて食べたかったのだがどこだ? Yが店の人に聞いたら冷たいダシはないとのことで、それではと醤油をササッとかける。
麺はけっこう弾力系のコシがありおいしかったが、ダシはイリコの臭みが出てしまっていてちょっとイマイチ。生醤油も麺がちょっとぬるめだったのでもう少しきりっと冷えていたらもっとおいしかっただろうな。ちなみに事前の情報が何もなかったこの店、後日「恐るべき」を読んでいたらちゃんと載ってるじゃん。おまけにダシを探すところまでまったく同じ。うーむ、やはり予習は大事だなあと実感(遅いって)。
(次回はいよいよフィナーレ)
これがまた、道幅はそれなりにあるが、「ああ、いま山を越えているなー(別に山越とかけているわけではない)」と実感できるようなものすごいクネクネワインディングロード。それを抜けてしばらく走り、目的地に近づいてきたなーと思っているといきなり路上駐車の長蛇の列。もしやこれが!? と思ったらやっぱりそうだった。おお、なんと警備員が交通整理している。いったん通り過ぎてからUターン、Yを先に降ろして列に並んでもらってから路駐の列に車を停めた。
製麺所の前からズラッーと伸びた行列は交差点で曲がって狭い駐車場みたいなところをクネクネと。見れば交差点のところでみんなが行列をバックに記念撮影をしている。製麺所のそばまで来ると「初めての方へ」みたいなパンフレットまであるではないか。
40分ほど並んでようやく製麺所の中へ。吟味に吟味を重ねてやはりここは釜玉の中とかけ中を注文。かけは冷たいダシをかけて縁台みたいのに座って、いざ一口…。
正直言ってかなりドキドキしていた。いくら巷の評価No.1のさぬきうどんとはいえ、車をレンタルして山の中を走って40分も待って、いざ食べてみたら「うおー!さすがは山越! 噂どおりのうまさだー!!」と自分を無理やり納得させなければいけないようなことになったらどうしようか…と思っていたのだ。
しかーし! そんな心配はまっっったくの杞憂に過ぎなかった。
うまひー! うますぎる。
コシ、ツヤ、太さ、スッキリしたダシ。すべてがベスト。まさにベストofベスト。30ン年間生きてきて食べた麺類の中で一番うまかったといっても全然過言ではない。さらにYの釜玉をもらうとこれがまたうーまーい! 釜揚げながらもモチッとしたコシがあり、そこに卵がからんでなんともいえない。 思わず写真を撮るのも忘れてあっという間に全部食べてしまった。
うー、もっと食べたい。このうどんだけ食べていればいいのではないか? と思わずに入られなかったが、限られた時間と再びあの行列に並んでいる場合でもなかったので、後ろ髪を首がムチ打ちになるぐらい引かれつつも車に戻った。
さて次は…とうまひゃひゃの地図を見て、わりと近くにある「木村」に決定。Yは満腹で次はパスするかもとのこと。走り出してしばらくすると寝てしまった。途中ちょっと道を間違えながらもシャルロットのナビで近くまでは来たものの、なんだかおかしなところでナビが終了してしまい、全店制覇の地図とナビを見比べてなんとかたどり着いた(すぐ近くの交差点を通過してしまっていた)。店の向かいに駐車してYを起こしてどうするかと聞いたら食べられそうだというので一緒に店に入る。
わりと広い店内にテーブルが並んでいる。左手のカウンターでどんぶりに玉を入れてもらって席につくと、あれ? ダシはどこだ? テーブルの上に土瓶が置いてあるがこれはお茶だろう、と思ったら温かいダシだった。冷たいダシをかけて食べたかったのだがどこだ? Yが店の人に聞いたら冷たいダシはないとのことで、それではと醤油をササッとかける。
麺はけっこう弾力系のコシがありおいしかったが、ダシはイリコの臭みが出てしまっていてちょっとイマイチ。生醤油も麺がちょっとぬるめだったのでもう少しきりっと冷えていたらもっとおいしかっただろうな。ちなみに事前の情報が何もなかったこの店、後日「恐るべき」を読んでいたらちゃんと載ってるじゃん。おまけにダシを探すところまでまったく同じ。うーむ、やはり予習は大事だなあと実感(遅いって)。
(次回はいよいよフィナーレ)