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空想科学ロケット旅行

Let's Go Swanky Street, Singing The Kids Are Alright!

ノート好きにはたまらない!ノートバイキング@トラベラーズファクトリー

2011-11-20 14:20:58 | stationery
先週の11/12(土)、トラベラーズファクトリーで開催された「スパイラルリングノートバイキング」にお邪魔してきました。


※当日の写真アルバムはこちら


店内に入ると1140さん、84booksさんがいらしゃったのでご挨拶。と思ったら「あら、ロンさん」と声をかけられ、見るとchloeさんがいらっしゃってました。というか、やはり来てたか(笑)。

歩きづめで足が疲れてたので、まずはアアルトコーヒー(1140さんが丁寧に淹れてくださいました)をいただいて2階ソファでひと休み。おお、思っていたよりも紙の種類が断然多いぞ!

141さんともご挨拶、並べられた紙についていろいろと説明をしていただきました。和物の便箋が並んでいるのがトラベラーズファクトリー的にはちょっと意外で新鮮でした。よく考えればいろんなノートや紙モノを作っているわけで、これらはこのバイキングのためにスパイラルリングノート用の加工をしたそうです。

並べられた紙を見ながら、どういうノートにしようかとあれこれ考えましたがさっぱりわかりません。旅写真をまとめたり、とも考えたのですが、だとすると普通のラクダノートのほうがしっくりきます。うーん……。

けっきょくよく考えがまとまらないまま1階に降りてチケット(1050円)を購入、表紙を選びます。白い文字のタイポグラフィーが新鮮だったのでそれをチョイス。

2階に戻り再び悩むもよくわからなくなったので、イベントの記念としていろんな紙を少しずつ入れることにしましたよ。まずは青空の紙から……と。

気になる紙を5枚、10枚と数えて重ね、ときどきガイドに通してみて加減を見ます。思ったよりたくさんの紙を入れることができましたね。

紙の並び順を確認してリング担当の方にトレイごとお渡しして、さあ、ここからがメインイベント(笑)。



今年5月に手紙舎さんで開催されたトークイベントのときにこのリングを通す映像を初めて見て「おおお!まさか人の手で!」と思いましたが、直に見れるとは!(笑)
(本当は余計なリングをニッパーで切り落として「はい、完成です」とノートをこちらに向けていただいたところまで撮影したんですが、なぜか動画が途中で切れてしまってました 涙)

横に並べてあるシールをいただき、1階に降りてスタンプでカスタマイズ。うーん、なんかいまいちセンスが光らないなあ……。と思ってたら、あとでこんなのを発見。素晴らしい!

でもこれで世界に1冊のオリジナルノート(中身も)が完成。なかなか楽しいイベントですよこれ。なんといっても迷い始めるときりがないというね(笑)。今後も開催されるかどうかわかりませんが、もし機会があればみなさんもぜひ。



※オマケ 店内のBGMについて

2階でくつろいでいる間に流れてきたBGMがキンクス、スモールフェイセス、スタイルカウンシルなどなど、Mods系のオンパレード。M51パーカーを着ていた僕にまさにピッタリ。1140さんの趣味かな。1140さんとは音楽の趣味が似ているところがあり、この日もブログに書かれていたストーンローゼズについてひとしきり盛り上がりました。

そういえば84booksさんに初めてお会いしたときにも「(twitterで僕が)つぶやいている音楽がけっこうかぶるんですよね~」なんて言っていただいたなあ。

トラベラーズファクトリーが居心地いい理由をまたひとつ発見して嬉しくなりました。




photoblog_008

2011-11-09 12:29:22 | photoblog
空を分割する。

“あゝ、この窓から視える空は、
アンテナや電線どもによって
幾つにも幾つにも細かく分割されているのだ。
(でも それもまた結構素敵なものだ)”


(text 19860802)

涼山彝族 - これまで見たこともない民族衣装に圧倒された

2011-11-05 04:53:09 | Watching

 

先週、ネットでたまたま知った写真展に行ってきた。

現地の写真家たちによる中国少数民族写真展
涼山彝族――千年の歴史を跨がり越えて、知られざる大涼山に生きる太陽の民

(彝族=イ族と読む)

夏にモンゴルにいって以来、中央アジアに対する興味ががぜん湧いてきて、シルクロードの写真集を買ったりネットで関連の情報を眺めたりなどしていた。どちらかというと中央アジアの中のイスラム文化圏のようなものに惹かれ、ウイグルあたりに行ってみたいなあ、などと思っていたのだ。

そのときこの写真展を知り、ページに載っている女性の横顔写真の帽子と衣装の美しさに惹かれ、何の予備知識もないまま写真展に赴いたという次第。

果たしてそこには素晴らしい写真があった。中国と日本の写真家の方々の作品が40点ぐらいであっただろうか、個人的には中国写真家の作品により惹かれた。

何よりも「被写体が持つ力」とでも言えばいいのだろうか、人物にしても風景にしても、もちろんプロの写真家が撮っているからというのもあるのだろうが、とはいえそれだけではない力強さを感じさせられた。

そしてなんといっても民族衣装の美しさ。黒をベースに青と緑を差し入れたクールな色彩、大きな帽子とロングスカート、プリーツをあしらったマント、黄色いパラソルなど、それまで自分の中にあったアジア的民族衣装のイメージとはまったく異なり、どこかヨーロッパ的感覚も感じさせるそのデザインセンスに圧倒され魅了されてしまった。

時間がなく30分程度しか会場にいられなかったのだが、帰宅してから検索してみると写真がけっこう見つかり、それを眺めてはまたため息……。

「彝族」の画像検索結果

写真展で見た衣装とは違い、赤を多く使った衣装が目立つ。彝族は少数民族とはいえ現在約800万人、中国では6番目に大きな民族ということなので、住んでる地域などによっても色彩に違いがあるのかもしれない。

一方で独特の奴隷制度が1950年代まで残るなど、複雑な歴史を持ってもいるようであるが、これをきっかけに少し勉強してみたくなった。

これまで民族衣装に対してそれほど興味を持ったことはなく、そんな自分がここまで強く惹かれたこと自体にやや驚きつつ、まだまだ自分が知らない世界がたくさんあるのだと改めて思い知らされた。

またひとつ、旅をしてみたいところが増えてしまった。