rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

空から目が放せない

2014-09-16 21:56:43 | 空・雲・星・太陽たち

9月13日 17時36分 北西の空


9月16日 17時9分 南東の空

今日の12時30分ごろ、お昼を食べている最中、地鳴りとともに大きな地震があった。
震源地は茨城県南部、震源の深さ46km、M5.6で最大震度5弱、広範囲に亘って揺れがあり、被害も数件ある。
その後、この震源とする有感地震はなく、安心していいのか、でも不気味でもある。

ぐずついた天気が多い中、9時ごろから強い日差しがあったので、布団干しに洗濯掃除と張り切っていた。
そこへこの地震、また夕方近くからは冷たく強い北よりの風が吹き出し、空を見ればもくもくと湧き出る積乱雲、にわか雨。
少しばかり虹を期待したけれど、見ごたえのある雲が空を賑わせているからそれもいい。
あの酷暑が一気に引けてからの空は、なかなかバリエーション豊かな雲が空を飾って目を放せないのである。


カップ麺の違和感

2014-09-15 23:14:27 | 食べ物たち
先日、小腹が空いたという小さい人と一緒にカップ麺を食べた。
小さい人は滅多にカップ麺を口にしないせいか、熱くて濃い味の麺を楽しそうに食べる。
たまには変わったものもいいのだろうと思ってみていた。
ところが、少ししてから小さい人は口の中に妙な味が残っているというのだ。
どのような味かたずねると、プラスチック系のもわっと口の中に薄い膜ができたような妙な感覚で食べ物から得られる自然な感じがしないらしい。
言っては何だが、安価なプラスチック製品の食器に熱いものを入れると、このようなことがしばしばあるそれだ。
しかし、カップ麺でもその種類によってプラスチック臭が強いもの弱いものがあるらしく、概ねうどん系の物はあまり違和感を感じないという。
いかにも発泡スチロールというカップは、とてもじゃないけれど臭いがきつくてできるなら避けたいのだそうだ。
思い起こせば、自分もカップ麺が発売された当初、好奇心で自動販売機で売られていたお湯まで出てくるカップ麺を親にせがんで食べてみたとき、なんともいえない妙な味わいと食感、そして後味の違和感に閉口して、その後大人になるまで口にしたことがなかったのだ。
大人になってから食べた印象は、子供のときよりずいぶんと改良されたらしいと思った。
実は自分の味蕾が鈍くなっただけなのか、そう衝撃を受けた小さい人の反応だった。
たしかに、プラスチック製品などの化学製品に入れられた食品、なおかつ電子レンジで加熱する機会も格段に多く、我々の舌は麻痺してきているのかもしれない。
知らず知らず、簡単便利という甘い面に流されて、大切なものを自ら失っているのだろう。



朝の神宮

2014-09-14 22:25:19 | 旅先から
朝の8時前には、もう鹿島神宮にいた。
久しぶりに、明け方近くに降った雨で洗われて澄んだ青空と強い日差しが照りつける朝だ。
まだ早い時間だろうに、意外なほど多くの参拝者たちの姿が境内にある。
ほとんどは中年以上の夫婦、2組ほどの小さな子供連れの夫婦たち。
楼門をくぐる前に御手洗で清め境内に入り、参拝者の様子を窺っていると、どの参拝者も参拝の作法を心得ているのか実に丁寧だ。
なるほど、朝早くに来る人たちは、ただの物見遊山ではないらしい。
神様に対して敬虔な心持の人が多いようだ。
雨でしっとり濡れた参道を歩き、奥宮そして要石のところへ巡る。
鬱蒼とした木々から零れ落ちる朝の光は、やさしくあたりを照らし、ここを満たす空気はとろりと甘くて懐かしさを伴いまるで胎内回帰をしている錯覚に陥った。
十分に甘い空気を体に取り込んでから駐車場に行くと、そこにあるのはほぼ他県ナンバーの車。
1400年前より信仰を集める神宮は、やはり強い引力を持っているのだと思い知ったのである。

ねこの画家、藤田嗣治

2014-09-11 23:15:38 | アート




エコール・ド・パリの画家の一人である藤田嗣治は、勝手ながら私は「ねこの画家」と思っている。
無類の猫好きである藤田は、猫と暮らさないときはなかったらしい。
だからほら、猫のしぐさ表情が生き生きとしているではないか。
ねこを失ってつらい気持ちがあって、猫を直視できない。
でも、忘れたくもない。
そこで、藤田の猫に登場してもらった。
私にとってのねこの弔いは続いている。

今朝も朝焼け、うろこ雲、穴あき雲

2014-09-10 21:51:54 | 空・雲・星・太陽たち

5時10分 朝焼け


5時30分 うろこ雲、穴あき雲

今朝の空も素敵だった。
またもやはっきりとした朝焼け、それからのうろこ雲と東の空に見えただけでも3つの穴あき雲が見られた。
外へ駆け出して写真を撮りたいのは山々だけれど、朝はとにかく忙しい。
せめても窓からと、寸暇を惜しんでシャッターを切るのだ。