rock_et_nothing

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箱より中身

2015-01-28 23:17:26 | つぶやき&ぼやき
いやはや、昨日から今日への気温の急降下には堪えた。
しかも昨夜の雨が朝に雪へと変わって、あっという間の雪景色。
忙しいことその3時間後には、雪雲が晴れて照り付ける日光で雪の痕跡は跡形もなく消えた。
それでいて時折雪がちらちらと舞ってみたり、夜は満天の星空とあわただしい空模様の一日。

さて、話は変わって。
少子高齢化、過疎が進行しているこの地域では、小学校中学校の統廃合が推し進められている。
新規の土地に明るく広くきれいな校舎を建て、通学バスを運行する。
それには莫大な費用がかかるが、それよりも耐震工事と人件費よりも経費削減になるのだろう。
しかし、それが子供たちのためになると思えないのが残念だ。
百歩譲って、子供が激減している現状において学校の統合はいいだろう。
でも、立派過ぎる校舎は無駄ではないだろうか。
たしかに、学校は災害時の避難場所としての機能を持つ。
快適な環境で勉学に励むもよろしい。
けれど、箱がよければそれで良いわけはないはず。
子供は心を持った生き物、何より指導者の充実が先決だ。
人件費は何よりかかるのは先刻承知だが、これを削っては限られた人数の指導者に過分な責任と労働を押し付け、指導者の余裕を奪い、ひいては子供たちにそのツケが回ってしまう。
教育に効率を求めてはいけない。
どうも最近、すべてに効率化を求め優先させすぎているように見受けられる。
人は工業製品ではないのに、妙なところで管理したがっているらしい。
また、過疎化が進んで税収が上がる見込みなどこれっぽちもないなか、予算は膨らむ一方も解せない。
未来永劫、拡大発展するなどとあまりにも楽天的ではあるまいか。
これは、地方だけに限らないのは誰しもが思い当たること。
ただ、さすがに考え直すときであると思うのである。



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