鹿児島の元気企業 「南九州ファミリーマート」-2

「Mapは南九州ファミリーマートHPより」

　南九州ファミリーマートは、鹿児島の老舗酒卸・本坊商店とファ　ミリーマートの合弁会社。「酒免許の規制綬和で困っていを酒販店を苦境から救いたい」という本坊商店の願いから９３年，ファミリマートのＡＦＣとして鹿児島で創立された。

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　南九州ファミリーマートは，「鹿児島，宮崎は食材の宝庫！」という地域特性を生かし，積極的に「地産地消」に取り組んでいます。


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　南九州ファミリーマートは、店舗数の増加に伴い、鹿児島と宮崎それぞれに米飯・中食工場を設立。０１年にデザート工場のデザートランド鹿児島工場を稼動した頃から、本格的な地産地消の商品開発に乗り出すことになる。今では南九州の独自商品は５割を超えるまでに拡大。その中から　「チキン南蛮弁当」、「霧島の天然水」、「くろいわラーメン」、「ざぽんラーメン」など全国のファミリーマートへ広がった商品も誕生している。

「鹿児島、宮崎は食材の一大宝庫です。鹿児島のうなぎは生産量は日本一ですし、お茶や焼酎、黒豚も有名です。伊佐米もおいしい。宮崎では鶏肉や黒毛和牛などがあります。『宮崎フェア』では多くの地場食材を使った商品が全国に供給されました。０６年９月から全国のファミリーマートで販売している『霧島の天然水』は、ファミリーマートのPBとして確実に認知されています」　（吉田社長）

　出典：「激流」2009-9月号　p58～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本稿，次回に続く）

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