「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

橋田壽賀子さんの胸中いかに・・・・石井ふく子さんと泉ピン子さんの確執!

2023-04-12 14:59:52 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
 4月9日放送の特別ドラマ『ひとりぼっち―人と人をつなぐ愛の物語―』(TBS系)。主演を相葉雅紀が務め、上戸彩らが脇を固めた。脚本家の故・橋田壽賀子さんへの追悼の意も込められたドラマであった。  このドラマには、「橋田さんの代表作といえるドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に出演していた役者さんたちが総出演したが、泉ピン子は出ていなかった。  ピン子は、『ひとりぼっち』や『渡鬼』のプロデューサーであり . . . 本文を読む
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永井隆著『この子を残して』『長崎の鐘』を読んで--「さあ,俺はどうする」-

2020-08-10 16:24:04 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
 長崎は8月9日,被爆から75年の「長崎原爆の日」を迎えた。長崎市の平和公園では前夜,市民が「私たちが平和のバトンをつなぐ」などと平和への願いを込めたメッセージを書き入れた,手作りのキャンドルno柔らかな光が一帯を包んだという。  私は,永井隆著『長崎の鐘』,『この子を残して』の二冊を読み返し,改めて「原発許すまじ」の思いを強めた。  幼い二人の子どもたちへの父親の遺言書ともいえる『この子を残 . . . 本文を読む
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嘱託殺人事件から,安楽死を考える。--『不可能は,可能になる』古田貴之著から得た教訓-その1

2020-08-06 23:39:25 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
嘱託殺人事件から,安楽死を考える。--『不可能は,可能になる』古田貴之著から得た教訓-その1  ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者に薬物を投与し殺害したとして、嘱託殺人事件で二人の医師が逮捕された。彼らは,犯罪死と疑われずに高齢者を殺害する方法を紹介する電子書籍を出版したり,ツイッター上で安楽死について肯定的な持論を展開するなど,安楽死肯定論者であったという。 なお,報道によると 安楽死を依 . . . 本文を読む
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>認知症患者の安楽死容認 オランダ最高裁が判断

2020-04-23 13:21:25 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
>>>認知症患者の安楽死容認 オランダ最高裁が判断   欧州メディアの報道によると,オランダの最高裁は21日,判断能力を失った認知症患者に対しても,安楽死の意思を明示する書面があるなど所定の条件を満たせば,死に導いた医師は訴追されないとの判決を下した。この判決は安楽死が許容される対象の幅を広げる判断となった。 オランダ検察は,認知症が進んで苦痛が耐えがたくなった際は安楽死を望むとの事前指示書を残 . . . 本文を読む
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相模原殺傷事件を通じて-「安楽死」を考える-1

2020-03-17 13:22:23 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月,入所者19人が殺害され,職員を含む26人が重軽傷を負った事件の裁判員裁判の判決公判で,横浜地裁は16日,殺人罪などに問われた元職員,U被告(30)に求刑通り死刑を言い渡した。 U被告はこれまでの公判で起訴内容を認め,「意思疎通できない重度障害者は安楽死させるべきだ」「事件は社会に役立つ」と差別的な持論を展開し,犯行を正当化し続けた。被 . . . 本文を読む
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「山中静夫氏の尊厳死」-死を通じて生を語る-

2020-02-14 16:04:47 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
 平成30年10月に佐久市で撮影の「山中静夫氏の尊厳死」(村橋明郎(あきお)監督)は,末期がんの患者の人生のエンディングを静かに描く。患者と医師を演じるのは,中村梅雀(64)と津田寛治(54)。 . . . 本文を読む
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『安楽死を遂げた日本人』-7 「よい死とは」-医療者の提言-『1000人の看取りに接した看護師が教える後悔しない死の迎え方』

2019-07-20 17:57:48 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
『1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方』 ダイヤモンド社刊は,1000人以上の患者に関わってきた看護師が,自ら体験した,さまざまな死の迎え方を紹介しつつ,死に際した本人や家族にとって後悔を残さない最期の迎え方の秘訣を具体的に説いている。 . . . 本文を読む
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『安楽死を遂げた日本人』-6 「安楽死」の定義は曖昧

2019-07-15 23:36:44 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
脚本家の橋田寿賀子さんが『文藝春秋』2016年12月号で,〝92歳の私が認知症になって,何もわからず,ベッドに縛り付けられて生きるなどということは考えるだけで恐ろしい。そうなったら,自分は誰にも迷惑をかけないで安らかに逝きたい,として,外国人にも開放されている自殺幇助のためのスイスの市民団体「ディグニタス」に申し込んで安楽死したい”,との「私は安楽死で逝きたい」と題したエッセイは,大きな反響を呼び,「安楽死の是非」を論議するきっかけとなった。 . . . 本文を読む
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『安楽死を遂げた日本人』-5 <救急隊,家族が蘇生断ったら-中止容認広がる>

2019-07-06 00:15:00 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
安らかに死ぬ――。本当に字義通りの逝き方なのか。患者たちはどのような痛みや苦しみを抱え,自ら死を選ぶのか。遺された家族はどう思うか。 自宅や高齢者施設で最期を迎える人が増える中,心肺停止になった際に家族らが119番通報して,駆けつけた救急隊に心臓マッサージなどの蘇生処置を断るケースが相次いでいる。 . . . 本文を読む
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『安楽死を遂げた日本人』-その4 著者宮下洋一氏-安楽死の法制化には反対

2019-06-25 00:01:09 | 安楽死・尊厳死・緩和ケア
今月2日、NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」が放映された。難病「多系統萎縮症」に苦しむ小島ミナさんがスイスで医師による自殺ほう助で,安楽死を遂げる瞬間が映し出され、大きな反響を呼んだ。収録の様子,その背景は放映とほぼ同時発売された重厚なノンフィクション『安楽死を遂げた日本人』宮下 洋一著に詳しい。 . . . 本文を読む
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