事例「ドラッグコスモス 大和田新田店出店」、これからの流通業発展のカギは？②

　少子高齢化や人口減少というマクロトレンドのもと、コロナの影響に加え、物価高騰、電気代に象徴されるエネルギ－価格の高騰、さらには迫る物流危機と混迷が深まる状況にあって、流通業経営は難しい舵取りを迫られています。
　こうした現状にあって、九州ドラグストア業界の雄・コスモス薬品が進める「ドラッグコスモス大和田新田店」出店を事例に流通のこれからを見通し、企業の存続、発展のカギを探ります。

　┏━┓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　┃★┃　スーパー、ドラッグストア乱立の地にあえて出店　”ご乱心？？”
　┗━╋…──────────────────────────────

“安売り王”の異名を持つコスモス薬品（本社・福岡市）が、我が家から徒歩数分のご近所に店舗面積1,261㎡の新店舗　ドラッグコスモス大和田新田店(仮称・千葉県八千代市）を、7月29日開店予定で建築中です。同店から5キロ圏内には、総合スーパー１店、ディスカウンター1店、食品ディスカウンター1店、食品スーパー7店、ドラッグストア7店、コンビニ10店が競い合っている、まさに乱立激戦地です。
　そこへ、新規出店という訳です。「ご乱心」と言いたいところですが、小商圏型メガドラッグストアを掲げ、破竹の勢いで新店攻勢をかけているコスモス薬品さんのこと、もちろん勝算あっての出店でありましょう。

　　・
　私、この地にドラッグコスモス大和田新田店出店と知り、”我が意を得たり。さすがコスモスさん！！”との思いです。それは、コスモス新店舗と国道14号（成田街道）をはさんで、はす向かいにあるサイクルベースあさひ八千代店の存在と、迫り来る2024年問題です。その心は、明日以降行のブログに書き込みます。

--5キロ圏内の周辺店舗一覧--
○ショッピングセンター
　・イオンモール八千代緑が丘　開業2005年
○ディスカウンター
　・メガセンタートライアル八千代店（24時間営業）
○総合スーパー
　・イオン八千代緑が丘店　開店2005/04/02　
○食品スーパー
　・ロピアゆめまち習志野台モール店　開店2016/04/21
　・スーパータイヨー八千代店　開店2016/01/23
　・生鮮市場てらお八千代店　開店2014/10/10
　・ヤオコー八千代緑が丘店　開店2022年　
　・ヤオコー八千代大和田店
　・コープ八千代店　　
　・ベルク八千代緑が丘店　開店2012/03/21
○食品ディスカウンター
　・オーケー八千代緑が丘店　開店2020/07/15　
○ドラッグストアー
　・サンドラッグ八千代緑ヶ丘店
　・クリエイトエス・ディー八千代大和田新田店　開店2012/05
　・ウエルシア八千代緑が丘店　開店2012/10/04
　・ウエルシア八千代大和田2号店　開店2021/07/08
　・ドラッグストアマツモトキヨシ八千代緑が丘西店　開店2022/04/06
　・ドラッグセイムス八千代緑が丘西店
　・ドラッグセイムス　ゆめまち習志野台モール店
◎コンビニエンスストア
　・セブン-イレブン　　5店舗
　・ローソン　　　   　3店舗
　・ファミリーマート　 2店舗
○自転車
・サイクルベースあさひ八千代店　大和田新田９４７−８

goo

 

月刊激流 2022年 11 月号 [ウエルシア 止まらぬ成長 深化と進化の全貌]   国際商業出版 国際商業出版

 

月刊激流 2023年 01月号 [雑誌]   激流編集部 国際商業出版

 

月刊激流 2023年 03 月号 [今のままでは維持できない　2024年問題 迫る物流危機]   激流編集部 国際商業出版

・