りすぐみ!の新潟日記

2007年4月に三国山脈を越えてきた「りすぐみ一家」が、新潟からアルディージャを応援する日記です。新潟探検の記録も。

お土産にもらった蛙。

2008-07-09 | 新潟味巡り
蛙(かえる)っていっても生体ではありません。



なんかカワイイですよね。

ご近所の方にいただいたのですが、なんでも名古屋土産とのこと。



包み紙もなかなか。写真にあるとおり、「カエルまんじゅう」というおまんじゅうで、中身はこしあん。製造はういろうで有名な「青柳総本家」ですが、そこでも「ユニークなお土産」として売られてます。「幸福・大吉・福カエル」ってのがキャッチコピーのようで。

お味の程は・・・っと、残念ながらこりす共が食い散らし、ワタシの分はありませんでした

まあ9月になったら名古屋に行く用事があるんで、そこでリベンジしますよ。

新川せんべい。

2008-05-15 | 新潟味巡り
久々の新潟味巡り、新潟は内野名物「新川せんべい」の登場です。

内野は新潟駅から越後線に揺られて20分ほどで到着するちょっとした街で、旧内野町の中心地だったそうです。

ここにある大阪屋菓子店さんが製造販売しているのが、新川せんべい。

「新川」とは江戸時代に掘られた街のシンボルとも言える人工川の名前です。新川掘削はたいへんな難工事だったとか。なんと、西川という別の川と立体交差してます。

そんな新川の名前を冠した名物せんべい、立派な箱に入って売られています。


横には万代橋の意匠が。


せんべいとは言っても、米菓ではありません。原材料は卵、小麦粉、砂糖で、これをこねて焼き上げたものです。なんと言っても笠状の形が秀逸。


せんべいそのものにも意匠が施されています。地元の内野小唄と四ツ手網だそうで(参考HP)。


食べてみると、コーヒーにも合う飽きのこない甘さ。

結構大きいので、3時のおやつには一枚で十分でしょう。

今日は新潟郊外まで行かないと手に入らない地場の銘菓の紹介でした。

おなじみの。

2008-01-07 | 新潟味巡り
たぶんサッカーファンならおなじみの「勝ちの種」です。



でもこれは...


去年の春先に買って、そのまま忘れていたシロモノ。
この間、掃除をしていたら出てきました。
なんと賞味期限を10ヶ月も過ぎてます。

おそるおそる開けてみましたが、異臭どころか普通の柿の種のにおい。

思わずぱくつきましたが...特になんともなし。
湿気てもおらず、おいしい柿の種でした。

さすが亀田製菓。完璧な包装ということで。
(ちなみに製造元はアジカルという亀田製菓のグループ会社でした)

来シーズン、アルディージャはいつビックスワンに来るのかな~と、
試合日程の発表が待ち遠しいりすぱぱでした。

ぽっぽ焼。

2008-01-02 | 新潟味巡り
りすまま:『初詣はどうしよう?』
りすぱぱ:『いつもは氷川さんなんだけどねぇ。今年は大宮に帰らないからなぁ』
りすまま:『こっちで大きい神社ってどこ?』
りすぱぱ:『そうだなぁ。去年の5月ごろにいった弥彦神社が越後一の宮だけど、ちょっと遠いし、混む。やっぱり市内の白山神社だな』
りすまま:『じゃあ、そこで』
りすぱぱ:『行きますか』

~~~

りすぱぱ:『着いたよ~。さあ行こう』
こりすC:『どこいくの?』
りすまま:『これから初詣のお参りに行くのよ』
こりすR:『あーっ、お店でいろいろ売ってるよー』
りすまま:『けっこう賑わってるね』
こりすI:『あうあう』
りすぱぱ:『おっ、あれはなんだ?』



りすまま:『「ぽっぽ焼」だって』
りすぱぱ:『「新潟名物」だって』
こりすR:『なに?ぽっぽ焼って?』
りすぱぱ:『聞いたことないなぁ』
りすまま:『私も知らない』
りすぱぱ:『とりあえず、お参りを済ませてから覗いてみよう』

~~~

りすぱぱ:『よし、初詣は済んだぞ。破魔矢も買ったし』
りすまま:『どんと焼き場でイカを焼いてておもしろかったね』
こりすR:『あれ、やりたかったなー』
こりすC:『もぐもぐ』
りすまま:『CちゃんはRちゃんにワタアメ買ってもらってご満悦ね』
りすぱぱ:『途中に「ぽっぽ焼」の屋台が6ヶ所くらいあった』
りすまま:『うん。どこも結構並んでた』
りすぱぱ:『ほんとに名物なんだろうな。よし、買ってくる』

~~~

りすぱぱ:『買ったよ~。30本で¥1,000だった。ホカホカでおいしそうだよ』




こりすR:『たべるー』
りすぱぱ:『ほれ』
こりすC:『Cちゃんもたべるー』
りすまま:『わたしも』
りすぱぱ:『ワシも』
みんな:『もぐもぐ...おいしー』

りすぱぱ:『小麦粉と黒糖かな』
りすまま:『そうねぇ。蒸しパンみたい』
りすぱぱ:『シンプルだけど、クセになるなあ』
りすまま:『ぜったい、あったかいうちに食べた方がおいしいよ』
りすぱぱ:『じゃあもう一つ』
りすまま:『わたしも』
こりすR:『あー、Rちゃんも食べる』
こりすC:『Cも』

といいながら30本を平らげました。

この「ぽっぽ焼」、新潟ではお祭りでは欠かせないものだそうです。常設店舗はあるのかな?

こちらにおいでの際に見かけたら是非食べてみてください。
あっ、是非ハトさんも。

奥野引退と「かきのもと」。

2007-11-17 | 新潟味巡り
奥野引退ですね。

いつか来る日とは言え、「堅守アルディージャ」を支えた中心選手が現役を退くというのは残念で寂しい限りです。

今後チームに残るのかな、というのが気になりますね。確かコーチのライセンス(B級?)を取得してますので、これから指導者を目指すんでしょうねぇ。

さて、新潟味巡りです。



そう、キクです。

こちらで「かきのもと」と呼ぶ食用菊です。秋になるとスーパーの店頭に並ぶ旬の味です。

はじめて見たときは「どうやって食べるの、これ?」って感じで手が出ませんでしたが、先日とうとう買ってみました。

りすぱぱ:『どうやって食べるんですか?』
レジのおばさん:『ちょっと酢を入れて茹でればいいんですよ』
りすぱぱ:『おお、それだけでいいんですか?』
レジのおばさん:『はい』

と、情報収集をした後、ネットでもチェック。ほんとに茹でるだけでいいようです。ただし、ガクの部分は取り除くべし、とのこと。



ガクから花びらをむしったらこんな感じ。

これを塩と酢を入れたお湯でぐらぐらと40~60秒ほど茹でます。

茹で上がった「かきのもと」


色鮮やかです。

このままおひたしとしても食べられるそうですが、大根とホタテの貝柱と混ぜたあとマヨネーズ和えにしてみました。


キクの香りとさっぱりとした食感がなかなかでした。

何でも天ぷらもおいしいとのこと。今度試してみたいです。

八珍。

2007-11-09 | 新潟味巡り
ひさし振りの味巡りです。


こりすIの手前にある柿は新潟特産の「おけさ柿」といいます。もともとは新潟市内に原木がある「八珍柿(はっちんかき)」で、山形経由で佐渡に持ち込まれ、「おけさ」の名がつきました。

さて、八珍柿という名前。越後七不思議の次に珍しいという理由で付いた名前だそうです。

何が珍しいって、「種なし」カキだってこと。ブドウのようなジベレリン処理による種なしではないようです。

で、肝心のお味ですが...甘くておいしいです。

こりすRが大好きで、剥いておくといつの間にか全部食べちゃいます。

ところが調べてみると、八珍柿は渋柿。で、どうしているかと言うと、炭酸ガス(昔は焼酎)で渋を抜く処理をしてから販売しているんだとか。へー。

ちなみに越後七不思議とは...

一 山田の焼き鮒 田代家
二 鳥屋野の逆竹 西方寺
三 田上の繋ぎ榧 了玄寺
四 小島の八房の梅 梅護寺
五 小島の珠数掛け桜 梅護寺
六 保田の三度栗 孝順寺
七 国府の片葉の葦 国府別院

だそうで。う~ん、一度回ってみたいものです。

≪追記≫
日曜日は「杮落とし」ですね。

納豆。

2007-07-23 | 新潟味巡り
デニス・マルケスが入団してくれましたね~。
超期待してます。

もう一枠について。最近「アロイージ」なんて報道がありましたねぇ。「イベルセン」はどこにいったのやら...

アロイージはごく最近アジア杯で代表が戦った豪州の選手ですから、話題性はありますわな。まあ、飛ばし記事の可能性大ですから、期待しません。(デモヒョットシテ)

で、今日は納豆。

納豆と言えば、茨城県ですよね~。オカメとかクメとか。あちらに住んでいたときには、かなりお世話になりました。

でも、新潟にもおいしい地場の納豆があったんですよ~。

その名は「山ノ下なっとう」。

上からの図。


横からの図。


パッケージに描かれているのは新潟市のシンボル・萬代橋です。「山ノ下」は信濃川河口東側一帯の地名に由来すると思いますが、どうでしょうか?

で、これが大粒でウマイんです。値段は普通なんですけど(3パック¥100位で、安売り時は¥88とか)。

こちらに来て早々、ファンになりました。納豆ギライも多いので、中身の写真は載せませんがね。

納豆と言えば小学生の頃、「なっとー、なっとーぅぃ」と納豆売りのおじさんが自転車で近所を回っていたことを思い出します。ちなみに、「ぅぃ」の部分は語尾が上がる感じ。

1970年代のことで、思い出す景色も友達もセピア色です。ああ、懐かしい。

カツ丼。

2007-05-25 | 新潟味巡り
「カツ丼」と言えば、カツフライに玉ねぎを乗せ、甘辛い汁をかけて煮た後に卵でとじる...ものだと思っていました。

でも、新潟は違います。

ゴールデンウィーク中に、弥彦神社近くの「松の屋」さんでいただいたカツ丼には玉ねぎも卵もなし。

↓雰囲気のある松の屋さん。日章旗があるのは、祝日だったため。


↓問題のカツ丼。卵はぁ~?


カツフライに甘辛いタレをかけて、おしまい。ししとうとかまぼこが色を添えていますが...

知らなかったんですけど、玉ねぎも卵もないこの「カツ丼」、これこそ新潟名物だったんですねぇ。う~ん、深いぜ新潟。

食べてから随分時間が経ってますんで、効果は?ですが、「勝つ丼」ってことで、いちおう日曜日の試合のゲン担ぎの記事にしてみました。

えご。

2007-04-23 | 新潟味巡り
新潟にもいろいろと独特の食材があるようです。そんな中で、スーパーで見つけた地場の食べ物、第一弾「えご」:



一見、コンニャクのように見えますが、「えご草」と言う海草です。1パック¥300~400。

生まれて初めて見た食べ物ですが、地元の人に聞いたら「普通に食べてる」とのこと。それどころか、私が「えご」を知らなかったことに驚かれてしまいました。

スライスして添付の酢味噌でいただきましたが、食感はコンニャクよりも滑らか。磯の香りが楽しめます。ちなみに、りすままは磯の香りが鼻についてイヤ、と言っていました。この辺は好みですね。

ご飯の友と言うよりは、酒の肴にぴったり。中でもやはり日本酒向きと思いますよ。

楽天でも買えるようですので、気になる方は調べてみてくださいな。