Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

写真撮影

2007-02-28 17:17:07 | おいたち様

今日は、カメラマンさんに自宅に来ていただいての、写真撮影

「ピアノと一緒に写っている写真を用意してください。」と言われているのですが、なかなか無いんですよね。

めったに演奏している姿を撮りませんし、自分の演奏している顔なんて、案外、本人的には見たくなかったりします

ということで、ピアノをバックに撮影会です

全然ポーズなんてとれません

カメラマンさんの力でなんとか無事に終了です。

ちょっとだけお披露目・・・と思ったら、ブログ用にアップロードできません。
さすがプロのカメラは、普通のデジカメとは違うんですね。
(↑当たり前ですけど!!)

ということで、我が家の「くんくん」の写真を代わりにお楽しみくださいませ~


会場探し

2007-02-27 23:41:02 | Weblog
今年の8月に、ヴァイオリニストのなつめさんとデュオコンサートもしくはライブをしようということで、会場探しをしています。

・都内でアクセスがよいこと。
・8月の土、日、祝日の昼間に開催できること。
・客席が200程度のお洒落な空間。
・会場を借りるにあたって、抽選のないところ。


なかなか条件的に合うところがありません・・・


でも、やっと、気に入るホールをみつけました。

日程が大幅にずれそうですが、近々、お知らせできるかと思います

みなさま、ぜひ聴きに来て下さいね

ライブの飲食

2007-02-26 23:40:11 | Weblog

時々、気軽な気持ちでコンサートやライブへ出かけます。

コンサートとライブの大きな違いって、演奏中に飲食できるかどうかですよね。

先日のクラシックライブの時、演奏中に飲み物が飲めるのはいいな~と思いましたが(冬場はのどが乾燥するので)、さすがに食べ物はきつかったです

一緒に行った友人がたまたま明太子スパゲティを頼んでいたのですが、運悪く、演奏が始まった直後に出来上がってきました。

さすがに食べられなくて、演奏が終わってからフォークをいれると、すっかり麺が固まって、丸いお好み焼きみたいになっていました



「自由ですからどうぞ」と言われても、なかなか難しいんですよね。


クラシック音楽には、明らかに人の耳をひきつける力があります。
一音ものがすことのできない何かが。

もちろん、そうした聴く意識を持った聴衆の前でこそ、奏者もいい演奏ができると思うのですが、「食べながら聴く」というのは、思った以上に聴衆側にとっては高度なテクニックが必要かもしれません。


ちなみに私は、クラシックに限らず、何か演奏を聴こうと思うと、食べてる暇がなくなってしまいます

続・コントラバスライブ

2007-02-24 02:09:38 | Weblog
さてさて。
昨日のライブですが、とってもよかったです。
すごく上手に組み立てられているな~と思いました。

狭い会場でしたが、そのぶんコントラバスの息づかいというものが直接的に感じられ、演奏と音の両方を堪能できたという感じ。

会場中にコントラバスの豊かな響きが伝わっていました。
チェロみたいな温かい響きと、時にザスザスするようなコントラバスならではの迫力ある響き。
適切な言葉がみつかりませんが、素敵な響きなんです

小寺さんも岡部さんも、とても社交的で、ライブの合間の時間には、各テーブルをまわって会話をしてくれるんです。
アットホームな雰囲気で、ライブならではの交流が心地よかったです


あと、小寺さんの曲解説がかなり面白い!
もっとお話が聞きたくなりました
(↑この手の話なら、一日きいても飽きません!)

曲目は

1stステージ

・コルニドライ M.ブロッホ作曲
・いのり    E.ブロッホ作曲 
・ソナチネ ベートーヴェン作曲
・??


前半2曲がとにかく心に響きました~。
同じブロッホさんですが、別人とのこと。
お二人ともユダヤ人ということで、なんとなく似ている響きも感じられ・・・

一生に一度しか演奏することを許されない曲。

やっぱり曲の持つ重みたるや、すごいものがあります。

小寺さんの熱い演奏にも、ぐっと泣きが入りそうでした

今回のライブの中で、「いのり」に一番感動しました~


2ndステージ

・アダージョ ショスタコーヴィッチ作曲
・マドリガル グラナドス作曲 
・モーゼファンタジー パガニーニ作曲 
・G線上のアリア



ショスタコいいな~~~!
懐かしいロシアの香りがします~~。
ピアノだと、あんまり魅かれる曲がないのですけどね・・・

グラナドスも弾きたい衝動にかられましたが、あの雰囲気を出すのはなかなか大変そうです。
でも、この曲を聴いたとき、小寺さんってすごく音楽的センスのある方だな~って思いました。
こういうちょっとしたクセのある曲を弾くとき、センスって出るんですよね。

モーゼファンタジーに関しては、すごすぎます
いろいろ面白くて、かなり楽しかったです~

「コントラバスの演奏って大変そうだな~」と改めて思っちゃいました。

あの太い弦をおさえるだけでも指が痛そうなのに、ポジション移動がかなり激しい!!
きっとコントラバス奏者さんの悩みは、首痛と肩こりじゃないでしょうか?


3rdステージ

・鳥の歌 カザルス作曲
・コントラバス協奏曲より第二楽章 ヴァンハル作曲
・ヴォカリーズ ラフマーニノフ作曲
・アベマリア

鳥の歌に関しては、本当にそれぞれいろいろな演奏があるのですが、今回はピアノの方にちょっとした驚きが。
和声の感じ方が私と全く違っていたので、「へ~、なるほど~」という箇所がいくつかありました。
他の人の演奏を聴くことによって、あらためて気づくことってあるんです。
あとでもう一度楽譜を見てみよう~と思いました


里奈ちゃん、私達もがんばろうね

コントラバスライブ

2007-02-23 23:54:25 | Weblog
The Brilliant Duo♪ 小寺雅久(コントラバス)・岡部郁子(ピアノ) 

クラシックライブ@赤坂CasaClassica 

http://casa-classica.jp/top/home.html

赤坂にあるクラシック専門のライブハウス カーサクラシカに行ってきました。
前から噂には聞いていたのですが、現場に行くのは初めてです。


うーん、思ったより狭い・・・・・・・かも。
キャパはマックスで34名となっていましたが、飲食のためのテーブルもあるので、実際は20数名でいっぱいになる感じでした。
でも、高級感は予想以上です。


私も、5月19日(土)にフルート奏者 平田恭子さんのライブにピアノで出演します。
皆さん、よかったらぜひ来てくださいね!
(場所が狭いので、先に席の予約をおすすめします)


さて。
今日の演奏、とても楽しみにしていました

私もコントラバス奏者 池上里奈さんの伴奏をしていますが、いつも斜め後ろから里奈さんの背中を見ている状態なので、観客として正面からじっくり演奏を聴くのは初めてです


第一印象は

「(コントラバスが)でかい・・・

ということ。


前に里奈さんに聞いたことがあるのですが、コントラバスには規定のサイズが無いんですって。

ヴァイオリンだと、体に合わせて分数サイズがありますよね。

でも、コントラバスは楽器それぞれなんだそう。

奏者が自分の体に合った楽器を探すらしいです。

それもなかなか大変ですよね、きっと・・・


楽器が変われば、いろいろなところで事情が違っているので、知らないことだらけなのですが、こんなちょっとしたことでも、発見があると面白いんですよね~


小寺さんの演奏はとても音楽的で、曲それぞれにいろんな表情を見せてくれました。

曲目紹介は明日のブログでまた!


deep seeded ~mois cafe~ shimokitazawa

2007-02-22 10:01:28 | Weblog
今日は、高校時代からの親友 Mio Sasanotti の作品を見に、下北沢まで行ってきました

私は音楽、彼女は美術の道を進んでいます。


http://web.mac.com/sasanotti1/iWeb/miosasanotti/miosasanotti.html

高校時代は、とにかく浮いてる二人でした。

私なんて、当時の化学の先生に(一応進学校に行っているにもかかわらず、あまりにも勉強しなかったので)

「もしお前が現役で大学に合格したら、逆立ちで校庭一周してやる!」

と言われたこともあります
(↑和解済み。)


そんな彼女の グループ展が 下北沢にある mois cafe  にて、2月18日~3月3日まで開催されます。


古い一軒家がカフェになっている、お洒落な会場。
お料理も美味しかったです

2階中の壁に、それぞれの作品がレイアウトされています。


Mioの作品は、不思議かわいいハムスターワールド。

(↑ご紹介できないのが残念!ブログの中で、写真をたくさん添付する方法がわからないんですよー。あとで、勉強します



実はいま、Mioに「私のHP用の作品を作って~」とお願いしています。

どうなるのか楽しみですね

小林調律事務所

2007-02-20 22:16:44 | Weblog
私が大変お世話になっている、札幌の調律師 小林雅巳さんのご紹介です


http://www.icho.com/piano/

一緒に写した写真が無くて残念!

ジョッキーの武豊さんにそっくり(声まで似てらっしゃるんですよ~)で、物腰やわらかな素敵な調律師さんです。


小林さん、とってもピアノがお好きなんです。
ご自身も調律の際、ショパンのノクターンなんかをさらさらっとお弾きになります。

この演奏、お人柄がでていて、とっても柔らかくて上品

ちょっとお付き合いするとわかるのですが、かなり「ピアノ」を愛していらっしゃる感じです

なので、細かい要求にも、とっても丁寧に対応してくれるんです。
人間的にやさしい方なのですが、妥協の無い方でもあります。
演奏者としては、そんな調律師さんの'こだわり’が嬉しかったりします。


小林さん、状態の悪いピアノや、難しい要求に応えるのがお得意なんですって。


最近では、東京・横浜方面にもちょくちょくお仕事でいらっしゃっています。


もし、ピアノでお悩みの方がいらしたら、一度お問い合わせしてみてください。

安心してお願いできますよ



ピアノの違い

2007-02-19 21:56:53 | Weblog
最近、困ったことがあります。

それは、レンタルスタジオなどでピアノをいきなり弾く時、YAMAHAのピアノが弾けないんです・・・・・

YAMAHAを弾くとき、「音」が出た瞬間にびっくりしてしまいます。

壊れちゃった?みたいな・・・

まるでフライパンを叩いたかのようなストレートに鳴り響く音・・・・

あんまり(というか、全く)好きじゃありません




特に、古~~~いピアノはサイアクです。
どうして指をのせただけで音が鳴っちゃうんだろう・・・という感じ。



ですが、私、実家においてあるピアノはYAMAHA C7。

去年から初めてKAWAIを使いはじめたぐらい、もともとはYAMAHA育ちなんです。

(もちろん、スタインウェイやベーゼンドルファーがあったら一番うれしいんですけど、なにしろ高級すぎて、いまだ野望にすぎず、所有はかないません



きちんと調整されているピアノならともかく、そこらへんのレンタルピアノのようなYAMAHAになると、状態がけっこうひどい・・・・。


でも、悲しいかな。
それで何とか演奏できないといけないんですよね!
ピアニストなんですから。

友人いわく、YAMAHAを使い慣れている人はそのピアノできちんと演奏ができるんだという話。



今の私は、30分から1時間ほど触らせてもらえないと、YAMAHAのピアノでまともな演奏ができないんです
全然ピアノをコントロールできません。

世の中、まだまだYAMAHAが主流。

どんなピアノにあたっても、すぐに対応できるようにならないと、使い物になりませんよね。

それに、楽器のせいにするのはなんとも悔しい。

う~ん、これからは時々、YAMAHAを触りにいくようにしよう
あんまり好きじゃないけど・・・。

室内楽を通じて

2007-02-18 21:36:50 | Weblog

今日は久しぶりにピアノソロで演奏してきました。

出番待ちの時はいつも以上に緊張しますが、いざ演奏が始まると、けっこう気持ちがよかったりします

「ソロが聴きたいわ~」と声をかけてくれる方がいますが、もちろんソロも大好き、演奏しますよ~。


ただ、今年は、室内楽をメインにやろうと計画してます。



一般の方は、他の楽器と演奏するとなると、楽譜をおいていることもあり、「ピアノソロより簡単なもの」と思われる方が多いようです。

ですが、そんなことはないんですよ。

ちゃんとした室内楽は、はっきり言ってソロより難しいです。

譜面を弾くだけでも、ソロと同等のテクニック、練習時間を必要としますし、ソロで弾くよりもずっと多様な音色、ボリュームが求められます。


それらをコントロールできる技術と、冷静な耳、判断力が必要なんです。


私が思うに、ソロには暗譜のための時間が必要ですが、室内楽においては、暗譜しなくていいから、その時間を使って音色を探求してくださいと言われているような気がします。


そのくらい、楽器によって、いろいろとピアノを扱えないとダメなんです。


とてもじゃないけど、ソロで弾くようなつもりでは演奏できません。
他の楽器の音色を、全て殺してしまうくらいのパワーをピアノは持っています。
だって、ピアノはオーケストラと対等にわたりあえる楽器なんですもんね


こういう経験をたくさんしていったら、私のピアノソロも、絶対に今までと違う演奏になると思うんです。


私は「ピアノ」という楽器が大好き

この楽器の可能性をもっともっと追求したいんです

原稿依頼

2007-02-16 02:35:19 | Weblog
北海道新聞の記者をしている高校時代の友人から連絡が入りました。

私の記事を特集に載せてくれるとのこと

なんだか恐縮しちゃいますけど、私のことを思い出してくれたのはうれしいですね

ということで、急遽1000字程度の原稿を書くこととなりました

たかが1000字、されど1000字。

なかなか大変です!

3月14日付の紙面に掲載予定となっていますので、HPの方でも記事のご紹介ができればと思っています。

そんなこんなで、ブログの方、更新がままならなくなってます
ごめんなさい

時間をみて、いろいろUPしていきますね~